ビジネスシーンでの暑中見舞いは、取引先や顧客との関係強化において重要な役割を果たします。
相手やシーンに応じて選べる豊富な15の文例で、あなたのビジネスコミュニケーションを格上げします。
この記事でわかること
- 15種類の実用的なビジネス暑中見舞い文例（そのまま使用可能）
- 相手別・シーン別の適切な文例選択方法
- ビジネス暑中見舞いの基本マナーと書き方
- 印象に残る暑中見舞いを作成するポイント
- 送付時期と注意すべきマナー
💡 すぐに使える15選で、他社との差別化を実現 当記事では圧倒的なボリュームの15選をご提供。あらゆるビジネスシーンに対応した文例で、相手に好印象を与える暑中見舞いが簡単に作成できます。
基本的なビジネス暑中見舞い文例【第1弾】
まずは、どんなビジネス相手にも使える基本的な暑中見舞い文例をご紹介します。
例文1：取引先向け基本文例
暑中お見舞い申し上げます
厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか
貴社におかれましては益々ご隆盛のこととお慶び申し上げます
平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます
今後とも一層のご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます
酷暑の折、皆様のご健康とご自愛をお祈り申し上げます
令和7年 盛夏
例文2：丁寧な感謝を込めた文例
暑中お見舞い申し上げます
連日の猛暑ですが、貴社の皆様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます
日頃はひとかたならぬお引き立てにあずかり、厚く御礼申し上げます
おかげさまで弊社も順調に業務を進めさせていただいております
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます
暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください
令和7年 盛夏
例文3：シンプルで上品な文例
暑中お見舞い申し上げます
毎日厳しい暑さが続いておりますが、皆様にはご健勝のこととお慶び申し上げます
平素は格別のご厚情を賜り、心より感謝申し上げます
今夏も社員一同、より一層の努力を重ねてまいります
時節柄、どうぞお身体おいといください
令和7年 盛夏
例文4：関係継続を重視した文例
暑中お見舞い申し上げます
暑さことのほか厳しき折柄、いかがお過ごしでしょうか
いつも格別のお引き立てにあずかり、誠にありがとうございます
これからも末永くお付き合いいただけますよう、心よりお願い申し上げます
炎暑の折、ご自愛のほどお祈り申し上げます
令和7年 盛夏
例文5：業績報告を含む文例
暑中お見舞い申し上げます
厳しい暑さが続いておりますが、貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます
おかげさまで上半期も良好な業績を収めることができました
これもひとえに皆様のご支援の賜物と深く感謝いたしております
下半期もより一層精進してまいりますので、変わらぬご愛顧をお願い申し上げます
酷暑の折、皆様のご健康をお祈りいたします
令和7年 盛夏
シーン別ビジネス暑中見舞い文例【第2弾】
特定のシーンや目的に応じた暑中見舞い文例をご紹介します。
例文6：新規開拓・営業向け文例
暑中お見舞い申し上げます
連日の酷暑ですが、皆様にはご健勝のこととお慶び申し上げます
この度は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました
弊社サービスが貴社のお役に立てるよう、全力で取り組んでまいります
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます
暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください
令和7年 盛夏
例文7：夏季休業のお知らせ付き文例
暑中お見舞い申し上げます
猛暑の候、貴社におかれましては益々ご発展のこととお慶び申し上げます
平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます
誠に勝手ながら、弊社では8月13日～16日まで夏季休業とさせていただきます
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承ください
炎暑の折、皆様のご健康をお祈り申し上げます
令和7年 盛夏
例文8：お中元のお礼を兼ねた文例
暑中お見舞い申し上げます
厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか
この度は心のこもったお中元をお送りいただき、誠にありがとうございました
社員一同で美味しくいただかせていただきます
いつもお心遣いをいただき、深く感謝申し上げます
暑さ厳しき折、どうぞご自愛ください
令和7年 盛夏
例文9：プロジェクト協力への感謝文例
暑中お見舞い申し上げます
連日の猛暑ですが、貴社の皆様におかれましてはますますご活躍のこととお慶び申し上げます
○○プロジェクトでは多大なるご協力をいただき、心より感謝申し上げます
おかげさまで順調に進行しており、良い成果を上げることができそうです
引き続きご指導のほど、よろしくお願い申し上げます
酷暑の折、皆様のご健康をお祈りいたします
令和7年 盛夏
例文10：イベント・セミナー開催のお知らせ文例
暑中お見舞い申し上げます
暑さことのほか厳しき折柄、いかがお過ごしでしょうか
平素は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます
9月に新製品発表会を開催予定でございます
詳細は別途ご案内申し上げますので、ぜひご参加ください
時節柄、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます
令和7年 盛夏
相手別・目的別暑中見舞い文例【第3弾】
相手の立場や関係性に応じた、より細やかな配慮を示す文例です。
例文11：上司・目上の方向け文例
暑中お見舞い申し上げます
厳しい暑さが続いておりますが、○○様におかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます
日頃は何かとご指導いただき、心より感謝申し上げております
今後ともご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます
炎暑の折、どうぞお身体おいといください
令和7年 盛夏
例文12：同僚・チーム向け文例
暑中お見舞い申し上げます
連日の猛暑ですが、お元気でお過ごしでしょうか
いつもチーム一丸となって頑張っていただき、ありがとうございます
下半期もよろしくお願いいたします
暑さに負けず、お互い頑張りましょう
酷暑の折、ご自愛ください
令和7年 盛夏
例文13：長期間お世話になっている取引先向け文例
暑中お見舞い申し上げます
毎日厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか
長年にわたり格別のお引き立てを賜り、深く感謝申し上げます
これまでのご恩に報いるべく、さらなるサービス向上に努めてまいります
末永くお付き合いいただけますよう、お願い申し上げます
時節柄、皆様のご健康をお祈り申し上げます
令和7年 盛夏
例文14：新規パートナー・協力会社向け文例
暑中お見舞い申し上げます
厳しい暑さが続いておりますが、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます
この度はパートナーシップを結ばせていただき、誠にありがとうございます
共に素晴らしい成果を上げられるよう、全力で取り組んでまいります
今後ともよろしくお願い申し上げます
暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください
令和7年 盛夏
例文15：顧客・お客様向け文例
暑中お見舞い申し上げます
連日の酷暑ですが、いかがお過ごしでしょうか
いつもご愛顧いただき、心より感謝申し上げます
お客様にご満足いただけるサービスを提供できるよう、スタッフ一同努力してまいります
何かご不明な点がございましたら、お気軽にお声かけください
炎暑の折、どうぞお身体おいといください
令和7年 盛夏
ビジネス暑中見舞いの基本構成とマナー
必須要素4つ
- お見舞いの挨拶：「暑中お見舞い申し上げます」
- 時候の挨拶と相手への気遣い：暑さを気遣う言葉
- 主文：感謝、近況報告、今後の関係継続への言葉
- 結びの挨拶と日付：健康を祈る言葉と「令和○年 盛夏」
送付時期
暑中見舞い：7月中旬（梅雨明け後）～8月7日頃（立秋前）まで
残暑見舞い：8月7日頃（立秋）～8月末まで
書き方のポイント
- 縦書きが基本（はがきの場合）
- 句点「。」は使わない
- 頭語・結語（拝啓・敬具）は不要
- 手書きで一言添えると好印象
印象に残る暑中見舞いを作成するコツ
相手に応じた文例選択
新規取引先→例文1、6を活用
長期パートナー→例文13を基本に調整
上司・目上の方→例文11を参考
チーム・同僚→例文12でカジュアルに
個性を加える方法
- 具体的な協力内容への感謝を追加
- 業界の話題を軽く盛り込む
- 次回の提案機会への言及
- 手書きメッセージで温かみを演出
さらに信頼される暑中見舞いを作るために
正確な敬語表現は、あなたの専門性を印象づけます。
📚 基礎をしっかり固めたい方へ 「いたします」「させていただきます」の正しい使い分け｜ことばノート
まとめ
ビジネス暑中見舞いは、相手との関係を深める重要なコミュニケーションツールです。今回紹介した15選の文例から、相手やシーンに最適なものを選んで活用してください。
成功のポイント
- 相手に応じた適切な文例選択
- 送付時期の厳守（立秋前まで）
- 手書き一言の追加で差別化
- 継続的な関係構築への意識
暑中見舞いを通じて、ビジネス関係のさらなる発展を実現しましょう。
よくある質問（FAQ）
Q1：暑中見舞いはメールで送っても良いですか？
A：はがきが一般的ですが、最近はメールでも問題ありません。
ただし、重要な取引先や目上の方にははがきが無難です。
Q2：返事をもらった暑中見舞いにはどう対応すべきですか？
A：立秋前なら暑中見舞い、立秋後なら残暑見舞いとして返信します。
暑中見舞いをいただいたお礼を必ず含めてください。
Q3：喪中の相手に暑中見舞いを送っても良いですか？
A：暑中見舞いはお祝い事ではないため、四十九日を過ぎていれば送付可能です。
派手なデザインは避け、シンプルなものを選びましょう。
Q4：会社名義で送る場合の注意点は？
A：代表者名を明記し、会社の連絡先を記載します。
複数の担当者がいる場合は、主担当者の名前を表記するのが一般的です。
Q5：暑中見舞いを送り忘れた場合はどうすれば良いですか？
A：立秋を過ぎた場合は残暑見舞いとして送付します。
8月末を過ぎた場合は、通常の季節の挨拶状として送るか、次の機会まで待つのが適切です。
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