担当変更の連絡をしたあと、次に大事なのが 「後任紹介メール」 です。
顧客側は「これから誰に連絡すればいいのか」「対応の質は変わらないか」を気にしています。
だからこそ、後任紹介メールは 安心感を作るメール。
ポイントを押さえるだけで、引き継ぎのストレスを大きく減らせます。
後任紹介メールに必ず入れる6項目
後任紹介メールは、次の6項目を入れると整います。
- 担当変更の事実(いつから)
- 前任への一言(簡単なお礼・補足)
- 後任者の氏名・所属
- 今後の窓口(連絡先)
- 引き続き対応する姿勢
- 結び(変わらぬお付き合いのお願い)
「お知らせ」と「ご案内」の使い分けで件名が迷う場合は、こちらへ。
→ 「お知らせ」「ご案内」の違いと使い分け方【ビジネス文書での実例付き】
件名例(そのまま使える)
- 【ご案内】後任担当者のご紹介(担当変更)
- 担当変更のご挨拶/後任のご紹介
- 後任担当のご連絡(〇月〇日付)
「〇月〇日付/〇月〇日付き」の表記ゆれが出やすいので、こちらを参考に。
→ 「付き」「付」の違いと正しい使い分け|例文62選で徹底解説
→ 「3月31日付」「3月31日付き」の違い|退職日・契約終了日の正しい書き方
→ 「4月1日付」「4月1日付き」の違い|辞令・契約書での正しい使い分け
【基本】前任→顧客へ:後任紹介(丁寧テンプレ)
件名: 担当変更および後任担当者のご紹介
株式会社〇〇
〇〇様いつも大変お世話になっております。株式会社△△の□□でございます。
このたび、〇月〇日付で担当者が変更となり、私□□は貴社担当を離れることとなりました。
在任中は格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。後任は、同じく弊社の◇◇が担当いたします。
以後のご連絡は、下記◇◇宛にいただけますと幸いです。今後とも変わらぬお引き立てのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
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株式会社△△ ◇◇
TEL:xxx-xxxx-xxxx
MAIL:xxxxx@xxxxx
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「ご高配」「ご厚情」をどちらで書くか迷う方はこちらも参考になります。
→ 【例文45選】「ご高配」「ご厚情」の違い|意味・使い分け・NG修正まで完全ガイド
【後任→顧客へ】新担当者の初回メール(自己紹介つき)
件名: 【ご挨拶】担当変更のご連絡(株式会社△△ ◇◇)
株式会社〇〇
〇〇様いつも大変お世話になっております。株式会社△△の◇◇と申します。
このたび、□□の後任として〇月〇日より貴社を担当させていただくことになりました。
前任者同様、迅速かつ丁寧に対応してまいりますので、何かございましたらお気軽にお申し付けください。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
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株式会社△△ ◇◇(所属)
署名(TEL/MAIL)
「何卒/どうぞ/よろしく」の強さの違いはこちらが参考になります。
→ 「何卒」「どうぞ」「よろしく」の違いと使い分け【依頼の強さによる表現選択】
結びの言い換えを増やしたい人は、こちらへ。
→ 「よろしくお願いします」の言い換え表現44選【シーン別の使い分けがわかる】
【年度末】忙しい時期に“角を立てない”クッションを入れる
年度末(2〜3月)は、メール冒頭の一言が効きます。
- 「ご多忙の折恐れ入りますが、担当変更および後任のご紹介のためご連絡いたします。」
- 「お忙しいところ恐縮ですが、後任担当者をご紹介申し上げます。」
→ 「ご多忙の折」「お忙しいところ」の違いと使い方【状況別ビジネス敬語フレーズ集】
→ 「お忙しいところ恐縮ですが」「お手数をおかけしますが」の違いと使い分け【ビジネスメール定番フレーズ解説】
さらに言い換えを増やしたい場合はこちらへ。
→ 「恐れ入ります」「恐縮ですが」の違い|意味・丁寧度・使い分けと例文【ビジネス完全版】
「させていただきます」を使いすぎないコツ(くどさ回避)
後任紹介メールは、つい「させていただきます」を連発しがちです。
例:
- 「担当させていただきます」
- 「ご連絡させていただきます」
- 「対応させていただきます」
必要な場面でだけ使い、他は「いたします」「承ります」にすると読みやすくなります。
→ 「いたします」「させていただきます」の違いと使い分け【敬語レベルと適切な使用場面】
→「します」「いたします」の違い|敬語として正しい使い分け
よくあるNG例(信頼を落としやすい)
- 後任の連絡先がない(顧客が困る)
- 後任の名前だけで、所属や役割が不明
- 前任への感謝がなく事務的すぎる
- CC/BCC設定ミス
- 「ご確認お願いします」など、相手によっては雑に見える表現
確認依頼の表現で迷う方はこちらが参考になります。
→ 「ご確認お願いします」は失礼?上司・取引先で使ってよいかの判断基準
柔らかい確認表現に寄せるならこちら。
→ 「ご確認いただけますと幸いです」の正しい使い方|丁寧で柔らかい確認表現
まとめ|後任紹介メールは「安心材料を揃える」だけで強くなる
後任紹介メールは、難しい文章にする必要はありません。
顧客が知りたいのは、結局この2つです。
- 窓口が誰になるか
- 対応が変わらないか
