12月上旬のビジネス時候の挨拶|1〜10日の書き出し例文と季節のポイント

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12月上旬(1〜10日)は、師走に入り、寒さが深まり始める季節です。

社外向けメールや案内状では、この時期ならではの

  • 寒さへの気遣い
  • 年末進行への配慮
  • 業務の区切りを意識した一言

を添えることで、丁寧で信頼感のある文面に仕上がります。

本記事では、ビジネスで安心して使える12月上旬の時候の挨拶を「季語の使い分け」「注意点」「よくある誤用」「用途別例文」までわかりやすくまとめました。

そのままコピーして使える文例も多数掲載しています。

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12月上旬(1〜10日)の季節感とビジネスでのポイント

師走入り

12月1日から「師走」となり、挨拶文の雰囲気も少し引き締まります。

気候:初冬・寒さの本格化

  • 朝夕の冷え込みが強まる
  • 北風が吹き始める
  • 地域差が大きく表現に配慮が必要

ビジネスの状況

  • 年末の挨拶準備が始まる
  • 年内納期・スケジュール調整が動き始める
  • イベント・キャンペーンの締めが続く

書き出しのコツ

  • 寒さへの気遣い
  • 年末の多忙への配慮
  • 過度に慌ただしさを強調しない
  • 相手の地域差に配慮した表現を使う
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12月上旬に使える時候語(ビジネス向け)

12月上旬に自然と使える安全な表現は以下。

時候語使用できる時期ニュアンス注意点
師走の候12/1〜31年末の気忙しさ最も無難で汎用性高い
初冬の候12/1〜15冬に入り始めた頃上旬〜中旬向け
冬の訪れの候12/1〜10寒さが深まり始める地域差に注意
寒冷の候12/5〜寒さ増す頃上旬終わり〜中旬向け

【誤用注意】「小春日和」について

“小春日和=春のように暖かい晴れの日”

実は 11月〜12月初旬に使える が、ビジネス文では誤解されやすいため、上旬の時候語としては避けるのがベター。

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12月上旬のよくあるビジネス注意点

① 「忙しい」「慌ただしい」を強調しすぎない

社外向けメールでは控えめが鉄則。

② 冬至の話題はまだ早い

冬至は12/22前後 → 中旬で使う表現。

③ 「寒さ」表現は地域差に注意

北海道・東北 → すでに真冬
関西・九州 → 初冬レベル
※無難なのは「朝夕の冷え込み」「寒さが深まる」

④ 感謝を一行添えると好印象

この季節は「本年も〜」の一言が自然。

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用途別(シーン別)12月上旬の書き出し文例

① 見積り依頼メールの冒頭に添える挨拶

  • 師走の候、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
  • 初冬の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

② 年末スケジュール確認メールの冒頭

  • 朝夕の冷え込みが厳しくなってまいりましたが、お変わりございませんでしょうか。
  • 師走に入り、何かとご多忙のことと存じますが、引き続きよろしくお願いいたします。

③ 年末業務の調整(納期・打ち合わせ)メール

  • 初冬の候、年末に向けてのご調整にご協力いただき、誠にありがとうございます。
  • 寒さ深まる折、年内の進行につきまして引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

④ お礼メールの冒頭文

  • 師走の候、先日はご多忙のところお時間を頂戴し、誠にありがとうございました。
  • 初冬の候、平素より格別のご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。
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12月上旬の時候の挨拶【文例10選(一般/格式高め)】

一般ビジネス向け(5例)

  1. 師走の候、貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
  2. 初冬の候、皆様におかれましてはお変わりなくお過ごしでしょうか。
  3. 朝夕の冷え込みが厳しくなってまいりました。平素より格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。
  4. 師走に入り、何かと気ぜわしい時期となりました。今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
  5. 寒さ深まるこの折、貴社のさらなるご発展を心よりお祈り申し上げます。

やや格式高い場面向け(5例)

  1. 初冬の候、貴社におかれましてはいよいよご隆盛のことと拝察申し上げます。
  2. 師走の候、平素より格別のご厚情にあずかり厚く御礼申し上げます。
  3. 寒冷の候、皆様にはいよいよご清祥のこととお喜び申し上げます。
  4. 冷気加わる折、変わらぬご厚誼に篤く御礼申し上げます。
  5. 年末に向けご多忙のことと存じますが、皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。
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メールとハガキの使い分け(12月上旬版)

📧 メール向け(簡潔・実務寄り)

  • 師走に入り、何かとお忙しいことと存じますが、引き続きよろしくお願いいたします。
  • 朝夕の冷え込みが強まる季節となりました。いつもお力添えいただきありがとうございます。

📮 はがき向け(格式高め)

  • 初冬の候、貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
  • 寒冷の候、平素は格別のご厚情を賜り厚く御礼申し上げます。
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まとめ

12月上旬は年末の繁忙期の入口であり、ビジネスの動きも大きく変わる季節です。

季節感・寒さへの配慮・感謝の一言を丁寧に添えれば、どんなメールや文書でも好印象の挨拶文になります。

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