取引先から資料や商品、見積書、契約書などを受け取ったとき、
受け取りました。
だけでも意味は伝わります。
しかし、ビジネスメールでは、
何を受け取ったのか
受領しただけなのか
内容まで確認したのか
今後返信が必要なのか
を明確にすると、相手にも状況が伝わりやすくなります。
基本形は次のとおりです。
件名:Re: 〇〇資料送付について
株式会社〇〇
〇〇様いつもお世話になっております。
株式会社△△の△△です。〇〇資料を確かに受領いたしました。
ご送付いただき、ありがとうございます。内容を確認のうえ、〇月〇日までに改めてご連絡いたします。
まずは受領のご連絡まで。
引き続きよろしくお願いいたします。
ポイントは、「届いた」と「内容を確認した」を混同しないことです。
- 受領確認メールとは?
- 「受領しました」はビジネスで使える?
- 「受け取りました」は失礼?
- 「拝受しました」は使える?
- 受領確認メールの基本例文
- 内容確認前に受領だけ先に伝える場合
- 内容まで確認した場合
- 見積書を受け取った場合
- 契約書を受領した場合
- 注文書を受け取った場合
- 納品物を受け取った場合
- 「受領しました」と「確認しました」の違い
- 「受領いたしました。ありがとうございます」は自然?
- 「確かに受領いたしました」は使える?
- 「無事に受け取りました」はビジネスで使える?
- メール添付ファイルを受け取った場合
- 大容量ファイルをダウンロードした場合
- 郵送物を受け取った場合
- 商品を受け取った場合
- 「まずは受領のご連絡まで」は使える?
- 受領したが内容に不備があった場合
- 添付ファイルが開けない場合
- ファイルが不足している場合
- 内容に問題がない場合
- 内容に問題があり、修正をお願いする場合
- 受領確認だけなら返信は短くていい
- 受領確認メールの件名
- 「受領のご連絡」と「受領確認」はどう違う?
- 送った側が受領確認をしたい場合
- 入金を受領した場合
- 「受領」と「拝受」はどちらが丁寧?
- 受領確認メールの短いテンプレート
- 受領確認メールで避けたい書き方
- よくある質問
- まとめ|受領確認メールは「届いた」と「確認した」を分ける
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受領確認メールとは?
受領確認メールは、相手から送られてきた書類・資料・商品・データなどを、
確かに受け取りました。
と知らせるメールです。
特に、
- 重要書類
- 契約書
- 見積書
- 注文書
- 納品データ
- 大容量ファイル
- 郵送物
などでは、相手側も「無事に届いたか」が気になります。
短いメールでも、受領を伝えておくとやり取りがスムーズになります。
「受領しました」はビジネスで使える?
使えます。
基本
資料を受領しました。
丁寧
資料を受領いたしました。
さらに具体的
本日、〇〇資料を確かに受領いたしました。
取引先へのメールなら、
受領いたしました。
が使いやすいでしょう。
「受け取りました」は失礼?
失礼な表現ではありません。
資料を受け取りました。
でも意味は十分に伝わります。
ただし、社外メールでは、
資料を受領いたしました。
確かに受け取りました。
などの方が、やや業務的で整った印象になります。
「拝受しました」は使える?
使えます。
「拝受」は「受け取る」の謙譲的な表現として使われます。
例
資料を拝受しました。
ご送付いただいた書類を拝受いたしました。
ただし、日常的なビジネスメールなら、
受領いたしました。
でも十分です。
「拝受」を使わないと失礼になるわけではありません。
受領確認メールの基本例文
資料を受け取った場合
件名:Re: 〇〇資料送付について
株式会社〇〇
〇〇様いつもお世話になっております。
〇〇資料を確かに受領いたしました。
ご送付いただき、ありがとうございます。
内容を確認のうえ、必要がございましたら改めてご連絡いたします。
引き続きよろしくお願いいたします。
内容確認前に受領だけ先に伝える場合
すぐに内容を確認できないときでも、受け取ったことだけ先に伝えられます。
例文
〇〇資料を受領いたしました。
ご送付いただきありがとうございます。
内容につきましては、これから確認いたします。
〇月〇日までに改めてご連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。
これは非常に重要です。
「受領=内容に問題がない」ではありません。
内容まで確認した場合
例文
ご送付いただいた〇〇資料を受領し、内容も確認いたしました。
現時点では問題ございません。
ご対応いただき、ありがとうございました。
「受領」と「確認」を分けて書くと明確です。
見積書を受け取った場合
例文
件名:Re: 〇〇お見積書について
株式会社〇〇
〇〇様いつもお世話になっております。
お見積書を確かに受領いたしました。
ご送付いただきありがとうございます。社内にて内容を確認し、〇月〇日頃までに改めてご連絡いたします。
引き続きよろしくお願いいたします。
すぐに発注可否を答えられない場合は、回答予定日を書いておくと親切です。
契約書を受領した場合
例文
契約書を受領いたしました。
ご送付いただきありがとうございます。
内容を確認のうえ、必要な手続きを進めます。
確認が完了しましたら、改めてご連絡いたします。
契約書は重要書類なので、受領しただけなのか内容確認まで終わったのかを分けて伝えます。
注文書を受け取った場合
例文
ご注文書を確かに受領いたしました。
ご発注いただきありがとうございます。
内容を確認のうえ、納期について改めてご連絡いたします。
これは新規作成中の「発注メール」と非常に相性がよい記事です。
納品物を受け取った場合
例文
納品データを受領いたしました。
ご対応いただきありがとうございます。
内容につきましては、これから確認いたします。
確認完了後、改めてご連絡いたします。
ここでも、
受け取った
検収した
は別です。
「受領しました」と「確認しました」の違い
受領しました
物・書類・データが届いたことを示します。
お見積書を受領しました。
確認しました
内容を見た・チェックしたことを示します。
お見積書の内容を確認しました。
つまり、
受領しましたが、まだ内容は確認していません。
という状態もあります。
この違いを明確にすると、相手との認識違いを防げます。
「確認しました。」「確認しました」「確認しました!」印象が変わるビジネスメール術も参考になります。
「受領いたしました。ありがとうございます」は自然?
自然に使えます。
例
資料を受領いたしました。
ご送付いただきありがとうございます。
一文にするなら、
資料を確かに受領いたしました。ご送付いただきありがとうございます。
でも問題ありません。
「確かに受領いたしました」は使える?
使えます。
相手が「届いたか確認してほしい」という状況では特に分かりやすい表現です。
例
ご送付いただいた〇〇を確かに受領いたしました。
本日、契約書を確かに受領いたしました。
「無事に受け取りました」はビジネスで使える?
使えます。
やや柔らかい表現です。
例
資料を無事に受け取りました。
ご送付いただきありがとうございました。
社外でも使えますが、少し業務的にするなら、
確かに受領いたしました。
が使いやすいでしょう。
メール添付ファイルを受け取った場合
例文
添付いただきました〇〇資料を受領いたしました。
ご送付ありがとうございます。
内容を確認のうえ、改めてご連絡いたします。
大容量ファイルをダウンロードした場合
例文
ご共有いただきましたURLより、ファイルを問題なくダウンロードできました。
ご対応ありがとうございます。
内容を確認のうえ、改めてご連絡いたします。
単に「受領」ではなく、「ダウンロード完了」と書く方が分かりやすいケースです。
郵送物を受け取った場合
例文
本日、〇〇書類一式を受領いたしました。
ご手配いただきありがとうございます。
内容を確認のうえ、手続きを進めます。
商品を受け取った場合
例文
本日、注文しておりました〇〇を受領いたしました。
ご手配いただきありがとうございます。
数量・外観を確認し、問題ございませんでした。
引き続きよろしくお願いいたします。
まだ検品していないなら、
まずは受領のご連絡まで。
としてもよいでしょう。
「まずは受領のご連絡まで」は使える?
使えます。
すぐに内容確認できない場合に便利です。
例
まずは受領のご連絡まで申し上げます。
やや硬めです。
一般的なメールなら、
まずは受領のご連絡まで。
内容は改めて確認いたします。
でも十分です。
受領したが内容に不備があった場合
例文
〇〇資料を受領いたしました。
ご送付いただきありがとうございます。
内容を確認しましたところ、〇〇のページが含まれていないようです。
恐れ入りますが、ご確認のうえ再送いただけますでしょうか。
受け取ったことへの感謝と、不備の指摘を分けます。
添付ファイルが開けない場合
例文
ご送付いただいたファイルを受領いたしました。
ただ、こちらの環境ではファイルを開くことができませんでした。
お手数ですが、PDF形式など別の形式で再送いただけますでしょうか。
ファイルが不足している場合
例文
ご送付いただきありがとうございます。
〇〇.pdfは受領しておりますが、メール本文に記載の△△.xlsxが確認できませんでした。
恐れ入りますが、ご確認いただけますでしょうか。
「届いていません」と断定せず、こちらで確認できていないという書き方にすると柔らかくなります。
内容に問題がない場合
例文
ご送付いただきました〇〇を確認いたしました。
内容に問題ございません。
ご対応いただきありがとうございました。
内容に問題があり、修正をお願いする場合
例文
〇〇を受領し、内容を確認いたしました。
恐れ入りますが、〇〇の箇所について修正をお願いできますでしょうか。
詳細は以下のとおりです。
・〇ページ:〇〇
・〇ページ:〇〇ご確認のほどよろしくお願いいたします。
受領確認だけなら返信は短くていい
相手が、
受領確認だけお願いします。
としている場合は、長文にする必要はありません。
最短
〇〇を受領いたしました。
ご送付ありがとうございます。
少し丁寧
〇〇を確かに受領いたしました。
ご送付いただきありがとうございます。
引き続きよろしくお願いいたします。
受領確認メールの件名
返信メールなら、元の件名をそのまま残して構いません。
例
Re: 〇〇資料送付について
Re: 〇〇見積書の送付
新規メールなら、
〇〇受領のご連絡
〇〇資料受領のご連絡
などが使えます。
「受領のご連絡」と「受領確認」はどう違う?
受領のご連絡
受け取った側が、
届きました。
と知らせること。
受領確認
文脈によっては、
相手が受け取ったか確認する
意味にも、
自分が受け取ったことを確認する
意味にも使われます。
検索者が「受領確認メール」を探している場合は、両方の意味が考えられるため、記事では主に「受け取った側からの返信」として扱い、最後に送付側の確認も説明します。
送った側が受領確認をしたい場合
自分が送った資料について、
届いていますか?
と確認したいケースです。
例文
先日お送りしました〇〇資料について、念のため受領状況を確認したくご連絡いたしました。
行き違いでしたら申し訳ございません。
お手数ですが、ご確認いただけますと幸いです。
これは「受け取った側の受領連絡」とは逆方向なので、記事内で区別します。
入金を受領した場合
お金の場合は、
入金を確認しました。
という表現が一般的です。
例文
ご入金を確認いたしました。
ご対応いただきありがとうございます。
入金については入金確認後のお礼メール例文15選|取引先への丁寧な受領連絡も参考になります。
「受領」と「拝受」はどちらが丁寧?
「拝受」は謙譲的な表現なので、形式上は改まった印象があります。
ただし、
拝受いたしました。
を使わないと失礼ということではありません。
通常のビジネスメールなら、
受領いたしました。
で十分丁寧です。
受領確認メールの短いテンプレート
資料
〇〇資料を確かに受領いたしました。
ご送付いただきありがとうございます。
内容を確認のうえ、改めてご連絡いたします。
見積書
お見積書を受領いたしました。
ご対応ありがとうございます。
社内にて確認し、〇月〇日までにご連絡いたします。
契約書
契約書を確かに受領いたしました。
内容を確認のうえ、手続きを進めます。
データ
納品データを受領いたしました。
内容はこれから確認し、問題がございましたらご連絡いたします。
商品
本日、〇〇を受領いたしました。
ご手配いただきありがとうございました。
受領確認メールで避けたい書き方
「確認しました」だけ
届いたのか、内容を確認したのか分かりません。
資料を受領し、内容も確認しました。
などと区別します。
未確認なのに「問題ありません」と書く
まだ内容を見ていないなら、
内容はこれから確認いたします。
とします。
「届きました!」だけ
社内や親しい相手なら構いませんが、社外なら、
確かに受領いたしました。
などが使いやすいでしょう。
受領した資料名を書かない
複数案件が進んでいる相手には、
〇〇資料
と明示します。
返信予定を書かない
確認に数日かかる場合は、
〇月〇日までにご連絡いたします。
と書くと親切です。
よくある質問
Q1.「受領しました」はビジネスで使えますか?
使えます。
社外なら「受領いたしました」とすると丁寧です。
Q2.「受け取りました」は失礼ですか?
失礼ではありません。
ただし、書類やデータでは「受領いたしました」もよく使われます。
Q3.「拝受しました」と「受領しました」はどっちがいい?
どちらも使えます。
通常のビジネスメールなら「受領いたしました」で十分です。
Q4.受領したら必ず返信するべき?
すべての送付物で必須ではありません。
ただし、重要書類や相手が受領確認を求めている場合は返信するとよいでしょう。
Q5.まだ内容を確認していない場合は?
受領いたしました。内容はこれから確認いたします。
と明確に書きます。
Q6.「受領=確認完了」ですか?
違います。
受領は届いたこと、確認は中身をチェックしたことです。
Q7.受領確認メールは短くてもいい?
問題ありません。
受領を伝えるだけなら2〜3文でも十分です。
Q8.「まずは受領のご連絡まで」は使えますか?
使えます。
内容確認に時間がかかる場合に便利です。
Q9.ファイルに不備があった場合は?
受領したことを伝えたうえで、不足・破損・開けないなどの具体的な問題を説明します。
Q10.入金の受領確認も同じ書き方?
入金は「受領」より、
ご入金を確認いたしました。
が自然なことが多いため、入金確認の専用記事へ分けるのがおすすめです。
まとめ|受領確認メールは「届いた」と「確認した」を分ける
受領確認メールでは、
何を受け取ったのか
受領だけなのか
内容まで確認したのか
次の返信はいつか
を明確にします。
基本形は、
〇〇資料を確かに受領いたしました。
ご送付いただきありがとうございます。
内容を確認のうえ、改めてご連絡いたします。
です。
特に重要なのは、
受領=到着確認
確認=内容チェック
検収=正式な受け入れ確認
を混同しないことです。
短いメールでも、この区別ができていれば、相手に現在の状況が正確に伝わります。
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