上司へ送る年賀状では、
「丁寧すぎると堅いかもしれない」
「カジュアルすぎて失礼にならないか不安」
と、言葉選びに悩む方が多いものです。
特にビジネスシーンでは、礼儀正しさ・簡潔さ・敬意のバランスが重要になります。
この記事では、上司への年賀状に安心して使えるビジネス敬語の一言文例を、シーン別に厳選してご紹介します。
上司に年賀状を送る際の基本マナー
まずは押さえておきたいポイントです。
- 敬語は「丁寧語+謙譲表現」を基本にする
- 砕けた表現や内輪ノリは避ける
- 感謝・健康・今後の指導を軸にする
迷った場合は「昨年のお礼+本年もよろしくお願いします」を入れると失敗しません。
【定番】どの上司にも使える丁寧な一言文例
- 謹んで新年のお慶びを申し上げます。
- 旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
- 本年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
- 新しい年が実り多き一年となりますようお祈りいたします。
- 本年も変わらぬご指導のほど、お願い申し上げます。
【感謝】指導へのお礼を伝える一言文例
- 日頃より温かいご指導を賜り、心より感謝申し上げます。
- 昨年は多くのご助言をいただき、誠にありがとうございました。
- ご指導のおかげで、充実した一年を過ごすことができました。
- 平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
- 先生のご指導に深く感謝申し上げます。
【気遣い】健康や近況を気遣う一言文例
- 寒さ厳しき折、どうかご自愛ください。
- 本年もお健やかにお過ごしになられますようお祈りいたします。
- ご健康とますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
- 穏やかで実りある一年となりますよう願っております。
- 本年も変わらずお元気でご活躍されますことをお祈りいたします。
【控えめ】あまり親しくない上司向けの一言文例
- 新年のご挨拶を申し上げます。
- 本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
- 新しい年が素晴らしい一年となりますようお祈りいたします。
- 本年もご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
- 旧年中はお世話になり、誠にありがとうございました。
【柔らかすぎない】距離感を保った丁寧表現
- 本年も多くのことを学ばせていただければ幸いです。
- 引き続きご指導を賜りますよう、お願い申し上げます。
- 本年も誠心誠意努めてまいります。
- 今年もご指導いただけますことを心より願っております。
- 変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げます。
上司への年賀状で避けたい表現
以下のような表現は控えましょう。
- フランクすぎる言い回し
- 自慢話・私的な近況報告
- 上司を評価するような表現
年賀状は「感謝と敬意を簡潔に伝える挨拶状」という位置づけが基本です。
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※ 本記事は、上記まとめ記事の「上司向け文例」を詳しく解説した個別記事です。
まとめ
上司への年賀状は、丁寧さ・簡潔さ・敬意の3点が揃っていれば安心です。
言葉選びに迷ったときは、
この記事の文例をベースに一言添えてみてください。
一年の始まりに、良好な上司との関係づくりにつながるはずです。
