会社や部署、友人グループなど、複数人で香典を包むときは、参加者の情報をまとめた別紙を添えることがあります。
しかし、実際に作成しようとすると、
「氏名だけでよいのか」
「住所や個人ごとの金額も必要なのか」
「全員同額の場合は、どう書けばよいのか」
「会社の住所を共通で記載してもよいのか」
と迷うことも多いでしょう。
この記事では、連名の香典に添える別紙の完成例を、ケース別に紹介します。
次のような場面に対応しています。
・参加者全員が同額の場合
・参加者ごとに金額が異なる場合
・会社住所を共通で記載する場合
・個人住所を記載する場合
・複数部署合同で包む場合
・代表者名で香典を出す場合
・友人や同期で包む場合
・参加者が10人以上の場合
・香典返しを辞退する場合
・手書きで簡潔に作成する場合
各テンプレートは、そのままコピーして使えます。
故人名、会社名、部署名、氏名、住所、金額、日付などを実際の内容に書き換えてください。
香典の別紙に記載する基本項目
香典の別紙は、ご遺族が誰から香典を受け取ったのか確認できるように作成します。
会社や部署で取りまとめる場合は、代表者や連絡先も記載しておくと分かりやすくなります。
基本的に記載する項目
香典の別紙には、次の項目を記載します。
・表題
・日付
・故人名
・会社名、部署名または団体名
・代表者の氏名
・代表者の連絡先
・参加者全員の氏名
・参加者の住所
・参加者ごとの金額
・参加人数
・香典の合計金額
表題は、次のような分かりやすい名称で構いません。
・御香典参加者名簿
・御香典有志名簿
・香典連名者一覧
・御香典芳名録
形式に厳密な決まりがあるわけではありません。
参加者と金額の内訳が分かり、ご遺族が確認しやすいことを優先します。
別紙の基本形
御香典参加者名簿
令和〇年〇月〇日
故 〇〇〇〇様
株式会社〇〇
営業部有志
代表者:〇〇 〇〇
連絡先:000-0000-0000
参加者
1.〇〇 〇〇
住所:〒000-0000 〇〇県〇〇市〇〇町0-0-0
金額:金〇,〇〇〇円
2.〇〇 〇〇
住所:〒000-0000 〇〇県〇〇市〇〇町0-0-0
金額:金〇,〇〇〇円
参加人数:〇名
香典総額:金〇〇,〇〇〇円
以上
テンプレート1|参加者全員が同額の場合
会社や部署で一口あたりの金額を決め、参加者全員から同額を集めた場合のテンプレートです。
全員同額でも、参加者ごとの氏名と金額を記載すると内訳が明確になります。
5人から各3,000円を集めた記入例
御香典参加者名簿
令和〇年〇月〇日
故 佐藤一郎様
株式会社山田商事
営業部有志
代表者:山田太郎
連絡先:03-0000-0000
参加者
1.青木花子
住所:〒100-0001 東京都〇〇区〇〇1-1-1
金額:金3,000円
2.石川健一
住所:〒100-0002 東京都〇〇区〇〇2-2-2
金額:金3,000円
3.上田美咲
住所:〒100-0003 東京都〇〇区〇〇3-3-3
金額:金3,000円
4.大野一郎
住所:〒100-0004 東京都〇〇区〇〇4-4-4
金額:金3,000円
5.山田太郎
住所:〒100-0005 東京都〇〇区〇〇5-5-5
金額:金3,000円
参加人数:5名
香典総額:金15,000円
以上
金額をまとめて記載する簡易例
御香典参加者名簿
故 〇〇〇〇様
株式会社〇〇
営業部有志
参加者
青木一郎
石川花子
上田健一
大野美咲
山田太郎
参加人数:5名
参加者一人あたり:金3,000円
香典総額:金15,000円
代表者:山田太郎
連絡先:03-0000-0000
以上
簡易例を使用する場合も、参加者全員が同額であることが明確に分かるように記載します。
テンプレート2|参加者ごとに金額が異なる場合
参加者との関係や社内での取り決めにより、個人ごとの金額が異なる場合のテンプレートです。
それぞれの氏名の横に、実際に預かった金額を記載します。
個人別金額が異なる場合の記入例
御香典参加者名簿
令和〇年〇月〇日
故 〇〇〇〇様
株式会社〇〇
総務部有志
代表者:山田太郎
連絡先:000-0000-0000
参加者
1.山田太郎
住所:〒000-0000 東京都〇〇区〇〇0-0-0
金額:金5,000円
2.青木花子
住所:〒000-0000 東京都〇〇市〇〇0-0-0
金額:金3,000円
3.石川健一
住所:〒000-0000 神奈川県〇〇市〇〇0-0-0
金額:金3,000円
4.上田美咲
住所:〒000-0000 千葉県〇〇市〇〇0-0-0
金額:金2,000円
参加人数:4名
香典総額:金13,000円
以上
表形式でまとめる場合
御香典参加者名簿
故人名:故 〇〇〇〇様
日付:令和〇年〇月〇日
団体名:株式会社〇〇 総務部有志
代表者:山田太郎
連絡先:000-0000-0000
No. 氏名 住所 金額
1 山田太郎 東京都〇〇区〇〇0-0-0 金5,000円
2 青木花子 東京都〇〇市〇〇0-0-0 金3,000円
3 石川健一 神奈川県〇〇市〇〇0-0-0 金3,000円
4 上田美咲 千葉県〇〇市〇〇0-0-0 金2,000円
参加人数:4名
香典総額:金13,000円
以上
テンプレート3|会社住所を参加者共通にする場合
参加者の自宅住所を記載せず、勤務先の住所を共通連絡先とする場合のテンプレートです。
社内で自宅住所を収集できない場合や、会社を窓口にする場合に使用できます。
会社住所を共通で記載する例
御香典参加者名簿
令和〇年〇月〇日
故 〇〇〇〇様
株式会社〇〇
営業部有志一同
代表者:山田太郎
参加者共通連絡先
〒100-0000
東京都〇〇区〇〇町0-0-0
株式会社〇〇 営業部
電話番号:03-0000-0000
参加者氏名・金額
1.山田太郎 金5,000円
2.青木花子 金3,000円
3.石川健一 金3,000円
4.上田美咲 金3,000円
5.大野一郎 金3,000円
参加人数:5名
香典総額:金17,000円
以上
代表者を問い合わせ先にする例
御香典参加者名簿
故 〇〇〇〇様
株式会社〇〇
営業部有志
参加者
山田太郎 金5,000円
青木花子 金3,000円
石川健一 金3,000円
上田美咲 金3,000円
参加人数:4名
香典総額:金14,000円
本件に関するお問い合わせ先
株式会社〇〇 営業部
代表者:山田太郎
住所:〒000-0000 〇〇県〇〇市〇〇町0-0-0
電話番号:000-0000-0000
メールアドレス:yamada@example.com
以上
会社住所を共通連絡先にする場合は、代表者の氏名・部署・電話番号を明記します。
テンプレート4|個人の住所をそれぞれ記載する場合
参加者それぞれの住所を記載する、標準的なテンプレートです。
香典返しや礼状を個別に受け取る可能性がある場合に使用します。
氏名・住所・金額を個別に記載する例
御香典有志名簿
令和〇年〇月〇日
故 〇〇〇〇様
株式会社〇〇
企画部有志
代表者:〇〇 〇〇
電話番号:000-0000-0000
1.〇〇 〇〇
〒000-0000
〇〇県〇〇市〇〇町0-0-0
金3,000円
2.〇〇 〇〇
〒000-0000
〇〇県〇〇市〇〇町0-0-0
金3,000円
3.〇〇 〇〇
〒000-0000
〇〇県〇〇市〇〇町0-0-0
金5,000円
参加人数:3名
香典総額:金11,000円
以上
Wordに貼り付けやすい記入欄形式
御香典参加者名簿
日付:令和 年 月 日
故人名:故 様
会社・団体名:
代表者氏名:
代表者連絡先:
参加者1
氏名:
住所:〒
金額:金 円
参加者2
氏名:
住所:〒
金額:金 円
参加者3
氏名:
住所:〒
金額:金 円
参加人数: 名
香典総額:金 円
以上
テンプレート5|複数部署が合同で香典を出す場合
営業部と総務部など、複数の部署から参加者を募った場合のテンプレートです。
部署ごとに見出しを分けると、所属が分かりやすくなります。
部署別に参加者を記載する例
御香典参加者名簿
令和〇年〇月〇日
故 〇〇〇〇様
株式会社〇〇
社員有志一同
代表者:総務部 山田太郎
連絡先:03-0000-0000
営業部
1.営業部長 青木一郎
住所:東京都〇〇区〇〇0-0-0
金額:金5,000円
2.営業課 石川花子
住所:東京都〇〇市〇〇0-0-0
金額:金3,000円
総務部
3.総務部長 上田健一
住所:神奈川県〇〇市〇〇0-0-0
金額:金5,000円
4.総務課 大野美咲
住所:千葉県〇〇市〇〇0-0-0
金額:金3,000円
企画部
5.企画課 山田太郎
住所:埼玉県〇〇市〇〇0-0-0
金額:金3,000円
参加人数:5名
香典総額:金19,000円
以上
部署名と氏名だけを一覧にする簡易例
御香典参加者名簿
故 〇〇〇〇様
株式会社〇〇
社員有志一同
営業部
青木一郎 金5,000円
石川花子 金3,000円
総務部
上田健一 金5,000円
大野美咲 金3,000円
企画部
山田太郎 金3,000円
共通連絡先:
〒000-0000
〇〇県〇〇市〇〇町0-0-0
株式会社〇〇 総務部
代表者:山田太郎
電話番号:000-0000-0000
参加人数:5名
香典総額:金19,000円
以上
テンプレート6|代表者名と「外一同」で出す場合
香典袋の表面に「代表者名 外一同」または「代表者名 外〇名」と記載した場合の別紙です。
別紙には代表者を含む参加者全員を記載します。
「代表者名 外5名」の別紙記入例
御香典参加者名簿
令和〇年〇月〇日
故 〇〇〇〇様
株式会社〇〇
営業部
香典袋表書き:
山田太郎 外5名
参加者
1.山田太郎
住所:東京都〇〇区〇〇0-0-0
金額:金5,000円
2.青木花子
住所:東京都〇〇市〇〇0-0-0
金額:金3,000円
3.石川健一
住所:神奈川県〇〇市〇〇0-0-0
金額:金3,000円
4.上田美咲
住所:千葉県〇〇市〇〇0-0-0
金額:金3,000円
5.大野一郎
住所:埼玉県〇〇市〇〇0-0-0
金額:金3,000円
6.加藤陽子
住所:東京都〇〇市〇〇0-0-0
金額:金3,000円
参加人数:6名
香典総額:金20,000円
代表者連絡先:03-0000-0000
以上
関連記事:香典を代表者名で出す書き方例|受付・記帳・社内報告の文例(準備中)
→ 代表者が香典を持参する場合の表書きや、受付での伝え方を紹介しています。
人数を間違えないための確認欄
香典袋の表書き:山田太郎 外5名
代表者:1名
代表者以外:5名
参加者合計:6名
香典総額:金 円
確認者:
「外5名」は、代表者を含めて5名という意味ではありません。
代表者以外に5名いるため、参加者は合計6名です。
テンプレート7|友人・同期・同窓会で出す場合
会社関係ではなく、友人や学校の同期、サークル仲間などで香典を包む場合のテンプレートです。
故人との関係が分かるよう、学校名、卒業年度、サークル名などを記載します。
大学の友人有志で出す場合
御香典参加者名簿
令和〇年〇月〇日
故 〇〇〇〇様
〇〇大学〇年度卒業
友人有志一同
代表者:山田太郎
連絡先:000-0000-0000
参加者
1.山田太郎
住所:東京都〇〇区〇〇0-0-0
金額:金5,000円
2.青木花子
住所:東京都〇〇市〇〇0-0-0
金額:金5,000円
3.石川健一
住所:神奈川県〇〇市〇〇0-0-0
金額:金5,000円
参加人数:3名
香典総額:金15,000円
以上
会社の同期で出す場合
御香典参加者名簿
故 〇〇〇〇様
株式会社〇〇
令和〇年度入社同期有志
代表者:〇〇 〇〇
連絡先:000-0000-0000
参加者氏名・金額
1.〇〇 〇〇 金3,000円
2.〇〇 〇〇 金3,000円
3.〇〇 〇〇 金3,000円
4.〇〇 〇〇 金3,000円
5.〇〇 〇〇 金3,000円
参加者共通連絡先:
〒000-0000
〇〇県〇〇市〇〇町0-0-0
株式会社〇〇
参加人数:5名
香典総額:金15,000円
以上
テンプレート8|参加者が10人以上いる場合
参加者が多い場合は、氏名・住所・金額を表形式にすると整理しやすくなります。
複数ページになる場合は、各ページにページ番号を付けます。
10人以上の表形式テンプレート
御香典参加者名簿
故人名:故 〇〇〇〇様
日付:令和〇年〇月〇日
団体名:株式会社〇〇 営業部有志
代表者:山田太郎
連絡先:03-0000-0000
1ページ目/全2ページ
No. 氏名 住所 金額
1 〇〇 〇〇 〇〇県〇〇市〇〇0-0-0 金3,000円
2 〇〇 〇〇 〇〇県〇〇市〇〇0-0-0 金3,000円
3 〇〇 〇〇 〇〇県〇〇市〇〇0-0-0 金3,000円
4 〇〇 〇〇 〇〇県〇〇市〇〇0-0-0 金3,000円
5 〇〇 〇〇 〇〇県〇〇市〇〇0-0-0 金3,000円
6 〇〇 〇〇 〇〇県〇〇市〇〇0-0-0 金3,000円
2ページ目/全2ページ
7 〇〇 〇〇 〇〇県〇〇市〇〇0-0-0 金3,000円
8 〇〇 〇〇 〇〇県〇〇市〇〇0-0-0 金3,000円
9 〇〇 〇〇 〇〇県〇〇市〇〇0-0-0 金3,000円
10 〇〇 〇〇 〇〇県〇〇市〇〇0-0-0 金3,000円
11 〇〇 〇〇 〇〇県〇〇市〇〇0-0-0 金3,000円
12 〇〇 〇〇 〇〇県〇〇市〇〇0-0-0 金3,000円
参加人数:12名
香典総額:金36,000円
以上
ページ末尾の記載例
各ページの末尾に、次のように記載します。
1ページ目末尾:
次ページへ続く
1ページ目/全2ページ
最終ページ末尾:
参加人数:12名
香典総額:金36,000円
2ページ目/全2ページ
以上
複数ページを印刷した場合は、順番が入れ替わらないようにまとめます。
テンプレート9|香典返しを辞退する場合
参加者全員で香典返しを辞退する場合は、名簿の末尾に短い一文を添える方法があります。
辞退の意思は、強い命令調ではなく、ご遺族への配慮が伝わる表現にします。
香典返し辞退の一文を添えた例
御香典参加者名簿
令和〇年〇月〇日
故 〇〇〇〇様
株式会社〇〇
営業部有志一同
代表者:山田太郎
連絡先:03-0000-0000
参加者
1.山田太郎
住所:東京都〇〇区〇〇0-0-0
金額:金5,000円
2.青木花子
住所:東京都〇〇市〇〇0-0-0
金額:金3,000円
3.石川健一
住所:神奈川県〇〇市〇〇0-0-0
金額:金3,000円
参加人数:3名
香典総額:金11,000円
誠に勝手ながら、香典返しにつきましては辞退申し上げます。
故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
以上
柔らかく辞退する文例
香典返しについて、どうぞお気遣いなさいませんようお願い申し上げます。
皆さまのお役に立てていただければ幸いです。
会社の規程により辞退する文例
誠に恐れ入りますが、弊社規程により香典返しは受領いたしかねます。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
株式会社〇〇
営業部有志一同
香典返しの辞退は、名簿とは別の小さな用紙に記載して同封しても構いません。
テンプレート10|手書きで簡潔に作成する場合
パソコンを使用せず、白い便箋などへ手書きする場合の簡易テンプレートです。
住所や金額を省略せず、読みやすい文字で記載します。
手書き用の簡易テンプレート
御香典参加者名簿
令和〇年〇月〇日
故 〇〇〇〇様
株式会社〇〇
〇〇部有志
代表者 〇〇 〇〇
連絡先 000-0000-0000
参加者
〇〇 〇〇
住所 〇〇県〇〇市〇〇町0-0-0
金額 金〇,〇〇〇円
〇〇 〇〇
住所 〇〇県〇〇市〇〇町0-0-0
金額 金〇,〇〇〇円
〇〇 〇〇
住所 〇〇県〇〇市〇〇町0-0-0
金額 金〇,〇〇〇円
参加人数 〇名
香典総額 金〇〇,〇〇〇円
以上
最小限の情報で作る場合
御香典参加者名簿
故 〇〇〇〇様
株式会社〇〇
営業部有志
〇〇 〇〇 金3,000円
〇〇 〇〇 金3,000円
〇〇 〇〇 金3,000円
共通住所
〒000-0000
〇〇県〇〇市〇〇町0-0-0
株式会社〇〇 営業部
代表者 〇〇 〇〇
電話番号 000-0000-0000
参加人数 3名
香典総額 金9,000円
以上
関連記事:香典の有志一同リスト無料テンプレート|別紙名簿の基本的な書き方
→ 有志一同リストに必要な項目や、別紙を香典袋へ入れる方法を詳しく解説しています。
香典の別紙をWord・Excelで作る方法
参加者が多い場合は、WordやExcelで作成すると、氏名・住所・金額を整理しやすくなります。
特にExcelは、個人別金額の合計を計算するときに便利です。
Wordで作る場合の構成
Wordでは、次の順番で作成します。
1.中央に「御香典参加者名簿」と入力する
2.日付と故人名を入力する
3.会社名・部署名を入力する
4.代表者名と連絡先を入力する
5.参加者ごとの氏名・住所・金額を入力する
6.参加人数と合計金額を入力する
7.誤字と金額を確認して印刷する
参加者が少ない場合は、文章形式でも問題ありません。
参加者が多い場合は、Wordの表機能を使用すると整えやすくなります。
Excelで作る場合の項目
Excelでは、次の列を作成します。
A列:番号
B列:部署名
C列:役職
D列:氏名
E列:郵便番号
F列:住所
G列:金額
最終行に次の項目を設けます。
参加人数:〇名
香典総額:〇〇円
社内管理用として「支払確認」「受領日」などの列を追加する場合は、ご遺族へ渡す印刷用シートには表示しないようにします。
香典の別紙を作るときの注意点
別紙は、形式の美しさよりも、情報が正確で読みやすいことが重要です。
特に氏名の漢字、住所、個人別金額、合計金額を慎重に確認します。
氏名はフルネームで統一する
氏名は、苗字だけではなくフルネームで記載します。
避けたい例:
山田
鈴木さん
佐藤部長
田中君
統一した例:
山田太郎
鈴木一郎
佐藤花子
田中健一
敬称は付けず、役職を記載する場合は全員の書式をそろえます。
旧字体や異体字を使用する氏名は、参加者本人に正しい表記を確認してください。
名簿と実際の金額を一致させる
参加者ごとの金額を合計し、実際に香典袋へ入れた金額と一致するか確認します。
確認例:
山田太郎 5,000円
青木花子 3,000円
石川健一 3,000円
上田美咲 3,000円
参加人数:4名
香典総額:14,000円
担当者とは別の人が再計算すると、集計間違いを防ぎやすくなります。
関連記事:会社・部署で香典を集める案内文例|有志募集・集金メールテンプレ
→ 参加者募集、集金案内、締切連絡、集金完了報告などの社内文例を掲載しています。
よくある質問
Q1.香典の別紙には氏名だけを書けばよいですか?
氏名だけでなく、住所と個人ごとの金額も記載すると、ご遺族が香典の内訳や連絡先を確認しやすくなります。
会社住所を共通連絡先にする場合は、代表者の氏名・部署・電話番号も記載してください。
Q2.参加者全員が同額でも一人ずつ金額を書きますか?
参加者ごとに「金3,000円」と記載すると、内訳が最も明確になります。
簡潔に作成する場合は、全員の氏名を記載したうえで、
「参加者一人あたり:金3,000円」
とまとめる方法もあります。
Q3.別紙は縦書きと横書きのどちらがよいですか?
どちらでも構いません。
手書きでは縦書き、WordやExcelで作成する場合は横書きが使いやすいでしょう。
氏名・住所・金額が読みやすく整理されていることを優先してください。
Q4.別紙はどのような紙に印刷しますか?
白い無地の用紙を使用します。
参加者が少ない場合は白い便箋、人数が多い場合は白いA4用紙が使いやすいでしょう。
派手な色、柄、会社の広告が大きく入った用紙などは避けます。
Q5.別紙は香典袋のどこに入れますか?
中袋がある場合は、お札と一緒に別紙を中袋へ入れます。
中袋がない場合は、香典袋の外袋へお札と別紙を入れます。
別紙が大きい場合は、袋へ収まる大きさに折ってください。
関連記事:香典を連名で出すときの書き方例|2人・3人・4人以上の表書きテンプレ
→ 香典袋の表面に書く会社名・部署名・代表者名・外一同の記入例を紹介しています。
Q6.会社住所だけでもよいですか?
会社を共通の連絡先とし、代表者が問い合わせ窓口になる場合は、会社住所を記載する方法があります。
ただし、個人宛てに香典返しや礼状を送る可能性もあるため、参加者の了承が得られる場合は個人住所を記載すると分かりやすくなります。
Q7.別紙に役職は必要ですか?
必須ではありません。
会社関係で参加者の順番を明確にしたい場合や、同姓同名の人を区別する必要がある場合は、部署名や役職を記載できます。
役職を記載する場合は、表記方法を統一してください。
まとめ
香典の別紙には、次の項目を記載します。
・表題
・日付
・故人名
・会社名、部署名または団体名
・代表者名と連絡先
・参加者全員の氏名
・参加者の住所
・参加者ごとの金額
・参加人数
・香典総額
参加状況によって、適したテンプレートは異なります。
・全員同額
・個人別金額が異なる
・会社住所を共通で使う
・個人住所を書く
・複数部署合同
・代表者名+外一同
・友人や同期
・10人以上
・香典返しを辞退
・手書きで作成
別紙を作成したあとは、氏名の漢字、参加人数、個人別金額、香典総額を確認してください。
書き方に迷った場合は、この記事の中から状況に近いテンプレートを選び、会社名・氏名・住所・金額を書き換えてお使いください。
関連記事
・香典の有志一同リスト無料テンプレート|別紙名簿の基本的な書き方
→ 有志一同リストに必要な項目や、別紙を香典袋へ入れる方法を詳しく解説しています。
・香典を連名で出すときの書き方例|2人・3人・4人以上の表書きテンプレ
→ 香典袋の表面に書く会社名・部署名・代表者名・外一同の記入例を紹介しています。
・会社・部署で香典を集める案内文例|有志募集・集金メールテンプレ
→ 参加者募集、集金案内、締切連絡、集金完了報告などの社内文例を掲載しています。
・香典を代表者名で出す書き方例|受付・記帳・社内報告の文例(準備中)
→ 代表者が香典を持参する場合の表書きや、受付での伝え方を紹介しています。

