年始の初回連絡メールは、「挨拶」+「業務開始の連絡」+「本題」 をバランスよくまとめる必要があります。
1月は通常とは違い、“新年の挨拶を入れる必要がある唯一の時期”。
しかし、
- どこまで丁寧に書けばいい?
- 年始は何日まで「新年の挨拶」を使える?
- 社外・社内で表現は変えるの?
など、意外と迷いやすい部分でもあります。
この記事では、社外・社内・営業・返信など、あらゆる場面で使える文例25選 をまとめました。
年始の初回連絡メールの基本構成
年始は通常時と違い「挨拶」と「業務通知」をセットにするのが基本です。
✔ ① 年始の挨拶
✔ ② 本年のお願い・抱負(任意)
✔ ③ 本題(依頼・報告など)
✔ ④ 年始の営業案内(必要に応じて)
✔ ⑤ 結びの挨拶
1月1日〜7日までは「謹賀新年」「謹んで新年のお慶び申し上げます」などを使って問題ありません。
年始に使える挨拶の書き出し
丁寧・正式(社外向け)
- 謹んで新年のお慶びを申し上げます。
- 謹賀新年。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
- 旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
少し柔らかい(社内向け)
- 明けましておめでとうございます。
- 本年もよろしくお願いいたします。
- 新年のご挨拶が遅れましたが、今年もどうぞよろしくお願いします。
社外向け:年始の初回連絡メール文例
(1)最も丁寧な年始挨拶+業務開始連絡
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
本日より通常営業を開始いたしましたので、
ご連絡申し上げました。
早速ではございますが、以下の件につきまして
ご確認をお願いできますと幸いです。
(2)取引先への連絡+軽い挨拶
謹賀新年。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
早速ですが、**の件につきご共有申し上げます。
(3)新規プロジェクトの開始時に
明けましておめでとうございます。
本年も引き続きよろしくお願いいたします。
新年より開始予定の**プロジェクトにつき、
初回のスケジュールをご案内いたします。
営業再開・年始営業案内メール
(1)営業再開のお知らせ(正式)
新年あけましておめでとうございます。
弊社は本日より営業を開始いたしました。
休業中にいただいたお問い合わせにつきましては、
順次対応してまいります。
(2)休業明けの謝意を含めて
新年のご挨拶を申し上げます。
休業期間中はご不便をおかけいたしました。
本日より通常対応に戻りましたので、
何卒よろしくお願い申し上げます。
社内向け:年始の初回連絡メール文例
(1)上司への丁寧な年始挨拶
明けましておめでとうございます。
本年もご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
早速ですが、**の件につきご報告申し上げます。
(2)同僚・チームへの連絡
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
本日の業務共有をお送りします。
(3)部署宛の一斉連絡
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
以下、本日の業務連絡となります。
返信メールの基本と文例
(1)社外からの年始挨拶への返信
ご丁寧なご挨拶をいただき、誠にありがとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
早速ですが、以下の件につきご返信申し上げます。
(2)社内からの挨拶への返信
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!
ご共有の件、承知しました。
年始に避けるべきNG表現
❌ 「よいお年を」
→ 年末表現。1月には使わない。
❌ 過度に長い挨拶
→ ビジネスでは 簡潔+丁寧 が最適。
❌ 「去年は〜」
→ 年始は 「旧年中」 が正しい。
