「ご返信には及びません」の意味と使い方|取引先・上司へのメール例文

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マナー・書き方

ビジネスメールで、相手に返信の手間をかけたくないときに使われるのが、「ご返信には及びません」という表現です。

資料送付、情報共有、簡単なお礼、手続き完了の報告など、相手からの返事がなくても用件が完了するメールで使えます。

一方で、

「ご返信には及びませんは失礼ではない?」
「取引先や上司にも使える?」
「返信不要ですとの違いは?」
「ご返信はお気遣いなくの方が柔らかい?」
「返事が必要なメールでも使ってよい?」

と迷う方も多いでしょう。

「ご返信には及びません」は丁寧な表現ですが、使う場面を間違えると、相手が返信すべきか迷ったり、上から目線に感じられたりする場合があります。

この記事では、「ご返信には及びません」の意味、正しい使い方、使える相手、言い換え表現、場面別のメール例文を紹介します。

この記事でわかること

・「ご返信には及びません」の意味
・取引先や上司に使えるか
・「返信不要です」との違い
・柔らかく伝える言い換え表現
・資料送付、お礼、報告、案内での使い方
・不自然・失礼に見える使い方
・返信不要と書かれたメールへの対応

返信不要の表現を幅広く確認したい方はこちらをご覧ください。

→「返信不要の丁寧な言い方とメール例文|取引先・上司・顧客への伝え方

災害時に相手へ返信の負担をかけたくない場合はこちらです。

→「災害時に「返信不要」と伝えるメール例文25選

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  1. 「ご返信には及びません」の意味
    1. 言葉を分けて考える
    2. 読み方
  2. 「ご返信には及びません」は敬語として正しい?
    1. 取引先や顧客にも使える
    2. 上司や目上の人にも使える
  3. 「ご返信には及びません」は失礼ではない?
    1. 理由を添えると丁寧
    2. 相手への気遣いを添える
  4. 「返信不要です」との違い
  5. 「ご返信には及びません」と「お急ぎの返信は不要です」の違い
    1. ご返信には及びません
    2. お急ぎのご返信は不要です
  6. 「ご返信には及びません」が使える場面
    1. 資料・書類を送付する場合
    2. 情報共有だけを行う場合
    3. 手続き完了を報告する場合
    4. お礼だけを伝える場合
    5. 日程や予約が確定した場合
    6. 一斉案内を送る場合
  7. 「ご返信には及びません」を使わない方がよい場面
    1. 日程調整が必要な場合
    2. 契約内容の承認が必要な場合
    3. 注文や予約の変更確認
    4. 添付ファイルの受領確認が必要な場合
    5. 重要な報告や事故対応
  8. 資料送付で使うメール例文
    1. 例文1:依頼された資料を送る
    2. 例文2:会議資料を共有する
    3. 例文3:参考資料を送る
  9. お礼メールで使う例文
    1. 例文4:打ち合わせのお礼
    2. 例文5:資料送付へのお礼
    3. 例文6:迅速な対応へのお礼
  10. 報告メールで使う例文
    1. 例文7:業務完了を取引先へ報告する
    2. 例文8:上司へ進捗を報告する
    3. 例文9:外出先から完了を報告する
  11. 手続き・受付完了メールで使う例文
    1. 例文10:手続き完了を知らせる
    2. 例文11:注文受付を知らせる
    3. 例文12:予約確定を知らせる
  12. 案内・お知らせメールで使う例文
    1. 例文13:営業時間変更を案内する
    2. 例文14:臨時休業を案内する
    3. 例文15:システム復旧を案内する
  13. 災害・体調不良などの気遣いメールで使う例文
    1. 例文16:災害のお見舞い
    2. 例文17:体調不良の相手を気遣う
    3. 例文18:お見舞いの気持ちだけを伝える
  14. 上司に使う場合の例文
    1. 例文19:業務完了を報告する
    2. 例文20:資料を提出する
    3. 例文21:予定を共有する
  15. 顧客に使う場合の例文
    1. 例文22:商品発送を知らせる
    2. 例文23:返金完了を知らせる
    3. 例文24:問い合わせ受付を知らせる
  16. 「ご返信には及びません」の言い換え表現
    1. ご返信いただく必要はございません
    2. ご返信はお気遣いなく
    3. お返事についてはお気遣いなさらないでください
    4. ご確認のみで結構です
    5. ご一読いただけましたら幸いです
    6. 特に問題がなければご返信は不要です
  17. 「ご返信には及びません」の柔らかい言い方
  18. 「ご返信には及びません」の不自然な使い方
    1. 質問をした後に使う
    2. 回答期限を設けながら使う
    3. 承認を必要とする内容で使う
    4. 単独で強く言い切る
  19. 「ご返信には及びません」と書かれたら返信しなくてよい?
    1. 返信しなくてよい場合
    2. 返信した方がよい場合
  20. 「ご返信には及びません」を使う際のポイント
    1. 本当に返信が不要か確認する
    2. 返信不要の理由を添える
    3. 問題がある場合の対応を示す
    4. 問い合わせ先を案内する
    5. 上司には条件を付ける
    6. 自動送信では返信できないことも説明する
  21. 避けたいNG表現
    1. NG例1:「返信不要」とだけ書く
    2. NG例2:「返事はいりません」
    3. NG例3:「回答しなくて結構です」
    4. NG例4:「返信不要ですが回答してください」
    5. NG例5:重要な依頼で返信不要とする
  22. よくある質問
    1. Q1.「ご返信には及びません」は正しい日本語ですか?
    2. Q2.取引先に使っても失礼ではありませんか?
    3. Q3.上司に使ってもよいですか?
    4. Q4.「ご返事には及びません」でもよいですか?
    5. Q5.「ご返信は不要です」とどちらが丁寧ですか?
    6. Q6.メールの件名に入れてもよいですか?
    7. Q7.返信が後日必要な場合にも使えますか?
    8. Q8.「ご返信には及びません」と書いても返信が来たらどうしますか?
    9. Q9.お礼メールに使えますか?
    10. Q10.謝罪メールに使ってもよいですか?
  23. まとめ
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「ご返信には及びません」の意味

「ご返信には及びません」とは、

このメールに返信する必要はありません。

という意味を丁寧に表した言葉です。

「及びません」には、「そこまでする必要はない」「その必要はない」という意味があります。

そのため、「ご返信には及びません」は、相手に返信をしないよう命じる表現ではなく、返信の負担をかけないための気遣いとして使われます。

言葉を分けて考える

「ご返信には及びません」は、次のように分けられます。

・ご返信:相手がメールを返すこと
・には:対象を示す言葉
・及びません:そこまでする必要はない

全体では、

ご返信いただくほどのことではありません。

ご返信いただく必要はございません。

という意味になります。

読み方

「及びません」は、「およびません」と読みます。

ご返信にはおよびません

が正しい読み方です。

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「ご返信には及びません」は敬語として正しい?

「ご返信には及びません」は、ビジネスメールで使用できる丁寧な表現です。

「返信」に尊敬・美化の接頭語である「ご」を付け、「必要ありません」を「及びません」と柔らかく表現しています。

取引先や顧客にも使える

取引先や顧客に対しても使用できます。

使用例

本メールはご案内のみとなりますので、ご返信には及びません。

お礼の気持ちをお伝えしたくご連絡したものですので、ご返信には及びません。

内容に問題がなければ、ご返信には及びません。

上司や目上の人にも使える

上司や目上の人にも使えますが、前後の文章に配慮が必要です。

「返事をしなくてよい」とこちらが指示しているように見えないよう、条件や理由を添えましょう。

自然な例

特に問題がなければ、ご返信には及びません。

ご確認いただくだけで結構ですので、ご返信には及びません。

やや強く見える例

ご返信には及びません。

上司へのメールでは、単独で書くよりも柔らかい表現と組み合わせる方が自然です。

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「ご返信には及びません」は失礼ではない?

適切な場面で使えば、失礼な表現ではありません。

むしろ、相手に返信の手間をかけないための配慮として使えます。

ただし、文章の最後に突然、

ご返信には及びません。

とだけ書くと、相手との関係によっては、事務的または冷たい印象になる可能性があります。

理由を添えると丁寧

返信が不要な理由を添えると、柔らかく伝わります。

情報共有のためのご連絡ですので、ご返信には及びません。

お礼をお伝えしたくお送りしたものですので、ご返信には及びません。

ご多用のことと存じますので、本メールへのご返信には及びません。

相手への気遣いを添える

より柔らかくしたい場合は、相手への配慮を先に書きます。

お忙しいところ恐れ入りますので、本メールへのご返信には及びません。

ご多用の折と存じますので、ご返信についてはお気遣いなさらないでください。

「返信不要です」との違い

「ご返信には及びません」と「返信不要です」は、どちらも返信が必要ないことを表します。

ただし、受ける印象に違いがあります。

表現印象適した相手
ご返信には及びません丁寧で改まった印象取引先、顧客、上司
ご返信いただく必要はございません意味が明確で丁寧取引先、顧客
返信不要です簡潔で事務的社内、親しい相手
返信は不要ですやや直接的社内通知
ご返信はお気遣いなく柔らかい取引先、知人
お返事は不要ですやや会話的個人的な連絡

取引先や顧客への個別メールでは、「ご返信には及びません」や「ご返信いただく必要はございません」が無難です。

「ご返信には及びません」と「お急ぎの返信は不要です」の違い

この2つは、意味が異なります。

ご返信には及びません

今後も相手からの返信を求めない場合に使います。

本メールはご報告のみとなりますので、ご返信には及びません。

お急ぎのご返信は不要です

今すぐの返信は必要ないものの、後日回答してほしい場合に使います。

お急ぎのご返信は不要ですので、〇月〇日までにご回答いただけますと幸いです。

返信が後日必要なのに「ご返信には及びません」と書くと、相手は回答しなくてよいと受け取ります。

「ご返信には及びません」が使える場面

相手からの返事がなくても用件が完了するメールで使います。

資料・書類を送付する場合

確認だけしてもらい、問題がある場合のみ連絡してほしい場合に適しています。

資料を添付いたしました。内容に問題がなければ、ご返信には及びません。

情報共有だけを行う場合

相手の回答や承認が必要ない情報共有で使います。

情報共有のためお送りしておりますので、本メールへのご返信には及びません。

手続き完了を報告する場合

手続きが完了し、相手側の追加作業が必要ない場合に使えます。

ご依頼いただいた手続きが完了しました。ご返信には及びません。

お礼だけを伝える場合

お礼に対して相手がさらに返信する負担を減らせます。

お礼をお伝えしたくご連絡したものですので、ご返信には及びません。

日程や予約が確定した場合

相手がすでに日程へ同意しており、変更がなければ返信不要と伝えられます。

日程に変更がなければ、ご返信には及びません。

一斉案内を送る場合

営業時間変更、休業、サービス変更などの案内にも使えます。

本メールはご案内のみとなりますので、ご返信には及びません。

「ご返信には及びません」を使わない方がよい場面

相手の回答、承認、判断、行動が必要なメールには使えません。

日程調整が必要な場合

不自然な例

ご都合のよい日をお知らせください。ご返信には及びません。

回答を求めながら返信不要としており、内容が矛盾しています。

改善例

恐れ入りますが、〇月〇日までにご都合のよい日程をお知らせください。

契約内容の承認が必要な場合

契約や見積もりへの承認が必要なら、明確に返信を依頼します。

内容をご確認いただき、問題がなければ承認の旨をご返信ください。

注文や予約の変更確認

変更後の内容について相手の同意が必要なら、返信不要とは書きません。

添付ファイルの受領確認が必要な場合

相手が確実に受け取ったことを確認する必要がある場合は、

恐れ入りますが、受領の旨をご返信いただけますでしょうか。

と依頼します。

重要な報告や事故対応

重大な問題について相手の判断や指示が必要な場合は、返信不要にしてはいけません。

資料送付で使うメール例文

例文1:依頼された資料を送る

件名:〇〇資料送付のご連絡

株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様

平素より大変お世話になっております。

先日ご依頼いただきました〇〇の資料を添付いたします。

お手数ですが、ご確認くださいますようお願い申し上げます。

内容に問題がなければ、本メールへのご返信には及びません。

ご不明な点や修正のご希望がございましたら、お知らせください。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

例文2:会議資料を共有する

件名:〇月〇日会議資料の共有

参加者各位

お疲れさまです。

〇月〇日に開催する会議の資料を共有します。

事前にお目通しいただけますと幸いです。

内容に問題がなければ、ご返信には及びません。

修正や追加事項がある場合のみ、〇月〇日までにお知らせください。

例文3:参考資料を送る

件名:〇〇に関する参考資料の送付

株式会社〇〇
〇〇様

平素より大変お世話になっております。

先日のお打ち合わせで話題に上がりました〇〇について、参考資料をお送りします。

今後のご検討にお役立ていただけましたら幸いです。

情報共有のためにお送りしておりますので、ご返信には及びません。

お礼メールで使う例文

例文4:打ち合わせのお礼

件名:本日のお打ち合わせのお礼

株式会社〇〇
〇〇様

平素より大変お世話になっております。

本日はご多用のなか、お打ち合わせのお時間をいただき、誠にありがとうございました。

〇〇について詳しくご説明いただき、今後の進め方を明確にすることができました。

次回までに、弊社にて〇〇を確認いたします。

お礼をお伝えしたくご連絡したものですので、本メールへのご返信には及びません。

引き続きよろしくお願い申し上げます。

例文5:資料送付へのお礼

件名:資料ご送付のお礼

株式会社〇〇
〇〇様

平素より大変お世話になっております。

早速、〇〇の資料をお送りいただき、誠にありがとうございました。

確かに受領いたしました。

社内で確認し、質問がございましたら改めてご連絡いたします。

受領とお礼のご連絡のみとなりますので、ご返信には及びません。

例文6:迅速な対応へのお礼

件名:迅速なご対応へのお礼

株式会社〇〇
〇〇様

平素より大変お世話になっております。

このたびは、〇〇について迅速にご対応いただき、誠にありがとうございました。

おかげさまで、予定どおり手続きを進めることができました。

ご多用のなかご対応いただきましたことに、心より感謝申し上げます。

本メールへのご返信には及びません。

報告メールで使う例文

例文7:業務完了を取引先へ報告する

件名:〇〇作業完了のご報告

株式会社〇〇
〇〇様

平素より大変お世話になっております。

ご依頼いただいておりました〇〇の作業が完了しましたので、ご報告いたします。

現在は通常どおりご利用いただける状態です。

特に問題がなければ、ご返信には及びません。

不具合やご不明な点がございましたら、お知らせください。

例文8:上司へ進捗を報告する

件名:〇〇案件の進捗について

〇〇部長

お疲れさまです。〇〇です。

〇〇案件について、現在予定どおり進行しております。

本日までに〇〇が完了し、明日から〇〇へ着手する予定です。

現時点で大きな問題はございません。

情報共有のためのご報告ですので、特に問題がなければご返信には及びません。

変更が発生した場合は、改めてご報告します。

例文9:外出先から完了を報告する

件名:〇〇訪問終了のご報告

〇〇課長

お疲れさまです。〇〇です。

株式会社〇〇への訪問が終了しましたので、ご報告します。

先方との確認事項は下記のとおりです。

・〇〇
・〇〇
・次回対応:〇月〇日

詳細は帰社後に共有します。

取り急ぎのご報告となりますので、現時点でのご返信には及びません。

手続き・受付完了メールで使う例文

例文10:手続き完了を知らせる

件名:〇〇手続き完了のご連絡

〇〇様

平素より弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

ご依頼いただいておりました〇〇の手続きが完了しました。

〇月〇日より、変更後の内容が反映されます。

本メールは手続き完了のご案内となりますので、ご返信には及びません。

ご不明な点がございましたら、弊社サポート窓口までお問い合わせください。

例文11:注文受付を知らせる

件名:ご注文受付完了のお知らせ

〇〇様

このたびは弊社商品をご注文いただき、誠にありがとうございます。

下記の内容でご注文を受け付けました。

【注文番号】〇〇
【商品名】〇〇
【発送予定日】〇月〇日

本メールは受付完了のご案内となりますので、ご返信には及びません。

内容に誤りがある場合は、〇〇窓口までご連絡ください。

例文12:予約確定を知らせる

件名:ご予約確定のお知らせ

〇〇様

このたびは〇〇をご予約いただき、誠にありがとうございます。

ご予約内容は下記のとおりです。

【日時】〇月〇日〇時
【人数】〇名
【内容】〇〇

内容に問題がなければ、ご返信には及びません。

変更またはキャンセルをご希望の場合は、〇月〇日までにご連絡ください。

案内・お知らせメールで使う例文

例文13:営業時間変更を案内する

件名:営業時間変更のお知らせ

お客様各位

平素より〇〇店をご利用いただき、誠にありがとうございます。

〇月〇日より、営業時間を下記のとおり変更いたします。

【変更前】〇時から〇時まで
【変更後】〇時から〇時まで

本メールはご案内のみとなりますので、ご返信には及びません。

ご不明な点は、店舗までお問い合わせください。

例文14:臨時休業を案内する

件名:臨時休業のお知らせ

お客様各位

平素より弊社サービスをご利用いただき、誠にありがとうございます。

誠に勝手ながら、〇月〇日は臨時休業とさせていただきます。

休業中にいただいたお問い合わせは、翌営業日以降に順次対応いたします。

本メールへのご返信には及びません。

ご不便をおかけしますが、ご理解のほどお願い申し上げます。

例文15:システム復旧を案内する

件名:システム障害復旧のお知らせ

お客様各位

〇月〇日〇時頃より発生しておりましたシステム障害は、〇時に復旧いたしました。

現在は通常どおりサービスをご利用いただけます。

長時間にわたりご不便をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。

本メールは復旧のご案内となりますので、ご返信には及びません。

引き続き不具合がございましたら、サポート窓口へお問い合わせください。

→「システム・設備・通信障害の復旧お知らせ文例30選

災害・体調不良などの気遣いメールで使う例文

相手が災害対応や療養中の場合は、「ご返信には及びません」と伝えることで、返信の負担を減らせます。

例文16:災害のお見舞い

件名:このたびの災害へのお見舞い

株式会社〇〇
〇〇様

このたびの災害を受け、〇〇様ならびに貴社の皆様のご無事を案じております。

現在ご対応に追われていることと存じますので、本メールへのご返信には及びません。

どうか安全を最優先になさってください。

一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

→「災害時に「返信不要」と伝えるメール例文25選

例文17:体調不良の相手を気遣う

件名:ご体調について

〇〇様

ご体調を崩されたと伺い、案じております。

先日お送りした〇〇については、現時点でご確認いただく必要はございません。

本メールへのご返信にも及びませんので、どうかご無理をなさらず、療養を最優先になさってください。

一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。

例文18:お見舞いの気持ちだけを伝える

件名:心よりお見舞い申し上げます

〇〇様

このたびは大変な状況にあると伺い、心よりお見舞い申し上げます。

お見舞いの気持ちをお伝えしたく、ご連絡いたしました。

本メールへのご返信には及びません。

どうかご無理をなさらず、お身体を大切になさってください。

上司に使う場合の例文

上司へのメールでは、「返信しなくてよい」と断定するより、条件を付けて柔らかく伝えます。

例文19:業務完了を報告する

件名:〇〇対応完了のご報告

〇〇部長

お疲れさまです。〇〇です。

ご指示いただいておりました〇〇への対応が完了しました。

対応内容は下記のとおりです。

・〇〇
・〇〇
・〇〇

特に問題がなければ、ご返信には及びません。

取り急ぎ、完了のご報告まで申し上げます。

例文20:資料を提出する

件名:〇〇資料の提出

〇〇課長

お疲れさまです。

ご依頼いただいておりました〇〇の資料を添付します。

お時間のある際にご確認いただけますと幸いです。

修正点がございましたらお知らせください。

特に問題がなければ、ご返信には及びません。

例文21:予定を共有する

件名:〇月〇日の予定について

〇〇部長

お疲れさまです。〇〇です。

〇月〇日の外出予定について共有します。

【訪問先】株式会社〇〇
【時間】〇時から〇時
【帰社予定】〇時

予定変更がない限り、上記のとおり行動します。

共有のみとなりますので、ご返信には及びません。

顧客に使う場合の例文

顧客向けでは、返信不要と伝えながらも、問題がある場合の問い合わせ先を案内しましょう。

例文22:商品発送を知らせる

件名:商品発送完了のお知らせ

〇〇様

ご注文いただきました商品を、本日発送いたしました。

【注文番号】〇〇
【配送会社】〇〇
【お問い合わせ番号】〇〇

本メールは発送完了のご案内となりますので、ご返信には及びません。

配送に関するご不明な点は、〇〇窓口までお問い合わせください。

例文23:返金完了を知らせる

件名:返金手続き完了のお知らせ

〇〇様

ご依頼いただいておりました返金手続きが完了しましたので、ご案内いたします。

【返金金額】〇〇円
【処理日】〇月〇日
【返金方法】〇〇

本メールは手続き完了のご案内となりますので、ご返信には及びません。

返金の反映時期については、ご利用の金融機関またはカード会社へご確認ください。

例文24:問い合わせ受付を知らせる

件名:お問い合わせを受け付けました

〇〇様

このたびは弊社へお問い合わせいただき、誠にありがとうございます。

下記の内容でお問い合わせを受け付けました。

担当者が確認し、〇営業日以内を目安に改めてご連絡いたします。

本メールは受付確認のための自動送信ですので、ご返信には及びません。

追加情報がある場合は、受付番号〇〇を記載のうえ、問い合わせフォームからお送りください。

「ご返信には及びません」の言い換え表現

相手やメールの内容に合わせて、別の表現へ言い換えられます。

ご返信いただく必要はございません

意味が明確で、取引先や顧客にも使いやすい表現です。

本メールはご案内のみとなりますので、ご返信いただく必要はございません。

ご返信はお気遣いなく

柔らかく、相手への気遣いが伝わる表現です。

受領とお礼のご連絡のみとなりますので、ご返信はお気遣いなくお願いいたします。

お返事についてはお気遣いなさらないでください

「ご返信には及びません」よりも柔らかく伝えたい場合に使えます。

お礼の気持ちをお伝えしたくお送りしたものですので、お返事についてはどうぞお気遣いなさらないでください。

ご確認のみで結構です

情報共有や資料送付に適しています。

内容に問題がなければ、ご確認のみで結構です。

ご一読いただけましたら幸いです

案内文やお知らせに向いています。

情報共有のため、ご一読いただけましたら幸いです。

特に問題がなければご返信は不要です

返信が必要な条件を明確にできます。

内容に相違がある場合のみお知らせください。特に問題がなければ、ご返信は不要です。

「ご返信には及びません」の柔らかい言い方

相手との関係が近い場合や、温かい印象にしたい場合は、次のように言い換えられます。

・どうぞご返信はお気遣いなく
・お返事はお気になさらないでください
・ご確認いただくだけで結構です
・お手すきの際にご覧いただければ幸いです
・お礼のみとなりますので、お返事は不要です
・ご返信については、どうぞお気遣いなさらないでください

取引先へのメールでは、

ご返信はお気遣いなくお願いいたします。

のように、丁寧語を補うと自然です。

「ご返信には及びません」の不自然な使い方

文法的には正しくても、内容と矛盾していると不自然になります。

質問をした後に使う

不自然

来週のご都合はいかがでしょうか。ご返信には及びません。

改善

恐れ入りますが、〇月〇日までにご都合をお知らせいただけますでしょうか。

回答期限を設けながら使う

不自然

ご返信には及びません。〇月〇日までに回答してください。

改善

お急ぎのご返信は不要です。恐れ入りますが、〇月〇日までにご回答ください。

承認を必要とする内容で使う

不自然

契約書をご確認ください。ご返信には及びません。

相手の承認が必要なら、返信を依頼します。

改善

契約書をご確認いただき、問題がなければ承認の旨をご返信ください。

単独で強く言い切る

やや冷たい表現

ご返信には及びません。

柔らかい表現

ご多用のことと存じますので、本メールへのご返信には及びません。

「ご返信には及びません」と書かれたら返信しなくてよい?

基本的には、返信しなくても失礼にはなりません。

相手は、返信の負担をかけないために「ご返信には及びません」と書いています。

返信しなくてよい場合

・情報共有だけのメール
・資料送付の連絡
・手続き完了の報告
・注文や予約の自動通知
・簡単なお礼
・一斉案内
・発送完了の通知

返信した方がよい場合

次の場合は、返信不要と書かれていても連絡します。

・内容に誤りがある
・添付ファイルが開けない
・日程や数量を変更したい
・重要な確認事項がある
・事故や問題が判明した
・相手が誤解している

返信例

ご返信には及ばないとのことでしたが、添付資料を確認できなかったため、ご連絡いたしました。恐れ入りますが、再度お送りいただけますでしょうか。

「ご返信には及びません」を使う際のポイント

本当に返信が不要か確認する

相手の返事がなければ業務が進まない場合は使用しません。

返信不要の理由を添える

「情報共有のため」「お礼のみのため」など、理由を示すと自然です。

問題がある場合の対応を示す

相違がある場合のみお知らせください。

と添えると、返信が必要な条件が分かります。

問い合わせ先を案内する

一斉案内や自動送信メールでは、必要に応じて別の問い合わせ窓口を示します。

上司には条件を付ける

特に問題がなければ。

ご確認いただくだけで結構ですので。

と添えると、指示するような印象を避けられます。

自動送信では返信できないことも説明する

本メールは送信専用アドレスから送信しております。ご返信いただいても回答できません。

と案内します。

避けたいNG表現

NG例1:「返信不要」とだけ書く

NG

返信不要。

改善

情報共有のためにお送りしておりますので、本メールへのご返信には及びません。

NG例2:「返事はいりません」

NG

返事はいりません。

取引先には直接的すぎる可能性があります。

改善

お返事については、どうぞお気遣いなさらないでください。

NG例3:「回答しなくて結構です」

NG

回答しなくて結構です。

上から目線に感じられる場合があります。

改善

現時点でご回答いただく必要はございません。

NG例4:「返信不要ですが回答してください」

NG

返信不要ですが、参加の可否をご連絡ください。

改善

お急ぎのご返信は不要です。〇月〇日までに参加の可否をお知らせください。

NG例5:重要な依頼で返信不要とする

相手の承認や判断が必要な場合に返信不要と書くと、業務上の行き違いが起こります。

よくある質問

Q1.「ご返信には及びません」は正しい日本語ですか?

正しい表現です。

「返信する必要はありません」を丁寧に伝える言葉として、ビジネスメールで使用できます。

Q2.取引先に使っても失礼ではありませんか?

失礼ではありません。

ただし、理由や気遣いを添えると、より柔らかな印象になります。

ご多用のことと存じますので、本メールへのご返信には及びません。

と書けます。

Q3.上司に使ってもよいですか?

使用できます。

特に問題がなければ、ご返信には及びません。

のように条件を付けると自然です。

Q4.「ご返事には及びません」でもよいですか?

意味は伝わりますが、メールへの返答を指す場合は「ご返信には及びません」の方が明確です。

「お返事には及びません」という表現も使えます。

Q5.「ご返信は不要です」とどちらが丁寧ですか?

「ご返信には及びません」の方が、やや改まった丁寧な印象です。

「ご返信は不要です」は意味が明確ですが、少し事務的に感じられることがあります。

Q6.メールの件名に入れてもよいですか?

社内通知や自動送信メールでは、

【返信不要】〇〇のお知らせ

と書く場合があります。

取引先への個別メールでは、本文中に書く方が自然です。

Q7.返信が後日必要な場合にも使えますか?

使いません。

後日返信が必要なら、

お急ぎのご返信は不要です。

お手すきの際にご回答ください。

と書きます。

Q8.「ご返信には及びません」と書いても返信が来たらどうしますか?

返信をもらったことへのお礼を伝え、必要な内容に回答します。

相手が返信したことを指摘する必要はありません。

Q9.お礼メールに使えますか?

使えます。

お礼をお伝えしたくご連絡したものですので、ご返信には及びません。

と書くと、相手の返信負担を減らせます。

Q10.謝罪メールに使ってもよいですか?

謝罪だけを伝え、相手の回答が必要ない場合は使えます。

ただし、相手の了承、返金先、日程などを確認する必要がある場合は返信を依頼してください。

まとめ

「ご返信には及びません」は、「このメールへ返信する必要はありません」という意味を丁寧に伝える表現です。

取引先、顧客、上司などにも使えますが、返信が本当に不要な場面で使用することが重要です。

特に、次のポイントを押さえましょう。

・相手からの回答がなくても完了するメールで使う
・返信不要とする理由を添える
・取引先や顧客にも使用できる
・上司には「特に問題がなければ」と添える
・後日回答が必要なら「お急ぎの返信は不要」とする
・質問や回答依頼と同時に使わない
・問題がある場合の連絡方法を示す
・単独で書かず、気遣いの文章と組み合わせる

使いやすい基本表現は、次のとおりです。

本メールは情報共有のためにお送りしておりますので、ご返信には及びません。

内容に問題がなければ、本メールへのご返信には及びません。

お礼をお伝えしたくご連絡したものですので、ご返信には及びません。

相手との関係やメールの目的に合わせて、「ご返信はお気遣いなく」「ご確認のみで結構です」などの表現と使い分けましょう。

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