年末が近づくと、企業は「休業期間」「仕事納め」「営業開始日」などの案内をメールで送る必要があります。
しかし、
- どこまで書けば丁寧?
- 取引先向けと社内向けの違いは?
- 営業開始日・休業期間はどの順で書く?
- 例文が必要!すぐ使いたい!
といった声が多いのも事実です。
この記事では、用途別(取引先・顧客・社内)にすぐ使える年末営業日案内メールテンプレ20選 をまとめました。
そのままコピペして使える「文章フルセット」になっています。
年末営業日案内メールの基本構成
年末の営業日案内メールは、以下のように構成すると整った印象になります。
✔ ① 挨拶(年末の気候・お礼など)
✔ ② 休業期間
✔ ③ 年内最終営業日
✔ ④ 年明け営業開始日
✔ ⑤ 注意事項(緊急連絡・対応範囲)
✔ ⑥ 結び(感謝・来年への言葉)
必ず書くべき項目
- 休業期間
- 最終営業日
- 営業再開日
- 緊急連絡先(ある場合)
不足すると問い合わせが増え、かえって業務が煩雑になります。
取引先向け 年末営業日案内テンプレ
(1)丁寧・正式版(社外向け)
平素より格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。
弊社では、下記の期間を年末年始の休業とさせていただきます。
【休業期間】
2025年12月28日(土)〜2026年1月5日(日)
【年内最終営業日】
2025年12月27日(金)
【年明けの営業開始日】
2026年1月6日(月)
休業期間中に頂戴したお問い合わせにつきましては、
1月6日以降に順次対応させていただきます。
本年中のご厚情に深く感謝申し上げますとともに、
来年も変わらぬご支援のほどお願い申し上げます。
(2)簡潔版(実務で最も使われる)
平素よりお世話になっております。
年末年始の休業期間につきまして、下記の通りご案内申し上げます。
休業期間:12月28日(土)〜1月5日(日)
最終営業日:12月27日(金)
営業開始日:1月6日(月)
何卒よろしくお願い申し上げます。
顧客向けテンプレ
(1)個人顧客向け(カスタマーサポート)
日頃より当サービスをご利用いただきありがとうございます。
誠に勝手ながら、下記期間を年末年始休業とさせていただきます。
休業期間:12月28日(土)〜1月5日(日)
期間中のお問い合わせにつきましては、
1月6日(月)より順次対応いたします。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。
(2)ECサイト・ネットショップ向け
いつもご利用いただき誠にありがとうございます。
年末年始の発送スケジュールについてご案内いたします。
■ 最終発送日:12月27日(金)
■ 休業期間:12月28日(土)〜1月5日(日)
■ 発送再開:1月6日(月)
休業期間中のご注文・お問い合わせは
1月6日以降、順次対応いたします。
何卒宜しくお願い申し上げます。
社内向けテンプレ
(1)全社通知版
総務部より、年末年始休業のお知らせです。
【休業期間】
12月28日(土)〜1月5日(日)
【最終営業日】
12月27日(金)
期間中は代表電話の受付も停止いたします。
休業明けは1月6日(月)より通常営業となります。
各自、ご確認をお願いいたします。
(2)部署別通知(営業部)
営業部より、年末年始の営業スケジュールをご案内いたします。
最終営業日:12月27日(金)
休業期間:12月28日(土)〜1月5日(日)
営業再開日:1月6日(月)
お客様対応が必要な案件については、
事前に担当者間で情報共有をお願いいたします。
営業開始日の案内例
休業期間中に頂戴したお問い合わせは、
1月6日(月)より順次対応いたします。
年明けの営業開始は1月6日(月)となります。
年末営業日案内における注意点
✔ 一斉送信は「BCC」を必ず使用
✔ 誤解を防ぐため日付の曜日も入れる
✔ 電話受付の有無を明記
✔ 「よいお年を」は文末に自然に入れる
関連記事
- 年末のビジネス挨拶・メール文例総まとめ
- 年末のご挨拶メール文例40選
- 年末年始休業のお知らせ
- 仕事納めメール文例
- 年始の挨拶メール記事
