「お勧め」「お薦め」「おすすめ」の違い|どの漢字を使う?意味と使い分け

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お薦め お勧め 違い 日本語・表記

「おすすめの商品です」

「この本をお薦めします」

「早めの予約をお勧めします」

文章を書いていて、

「お勧め」と「お薦め」は何が違う?

と迷ったことはないでしょうか。

さらに、「おすすめ」とひらがなで書く文章もよく見かけるため、

お勧めとお薦めはどっちが正しい?
おすすめを漢字で書くとどうなる?
ビジネス文書では「お勧め」と「お薦め」のどちらを使う?
「お奨め」という表記も正しい?

と迷いやすい言葉です。

先に結論をまとめると、次のように考えると分かりやすくなります。

表記基本的な意味
お勧め相手に行動・選択などを促す早めの予約をお勧めします
お薦め人や物などをよいものとして推薦する私のお薦めの一冊です
おすすめ漢字を限定せず幅広い場面で使えるおすすめ商品をご紹介します
お奨め「すすめる」の表記として見かけるが、一般文では積極的に使う必要はない

「勧める」と「薦める」には本来意味の違いがあります。

漢字ペディアでも、「薦める」は人や物事の優れた点を挙げて採用を促すこと、「勧める」は相手が何かをするよう誘いかけることと整理されています。(参考サイト:漢字ペディア)

ただし、名詞的に使う「おすすめ商品」「今日のおすすめ」のような表現では、その境界を厳密に考えなくてもよいケースが多くあります。

迷った場合は、「おすすめ」とひらがなにするのも自然な選択です。

この記事では、「お勧め」「お薦め」「おすすめ」の違いと正しい使い分けを、ビジネス文書や商品紹介で使える例文とともに詳しく解説します。

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  1. この記事でわかること
  2. 「お勧め」「お薦め」「おすすめ」の違い
    1. 「お勧め」は行動を促す意味
    2. 「お薦め」は人・物などを推薦する意味
    3. 「おすすめ」は幅広く使える
  3. 「勧める」と「薦める」の違いを簡単に覚える方法
    1. 行動なら「勧める」
    2. 具体的な人・物なら「薦める」
  4. 「お勧め」と「お薦め」はどっちを使えばいい?
    1. 行動を促すなら「お勧め」
    2. 商品・人・作品などを推薦するなら「お薦め」
  5. 「おすすめ」を漢字で書くと?
    1. 行動の場合
    2. 商品の場合
  6. 迷ったら「おすすめ」とひらがなで書いてもいい?
  7. ビジネス文書では「お勧め」「お薦め」「おすすめ」のどれ?
    1. 「お勧め」が自然な例
    2. 「お薦め」が自然な例
    3. 「おすすめ」でも自然な例
  8. 「おすすめする」は漢字でどう書く?
    1. 行動を促す
    2. 商品を推薦する
  9. 商品をすすめる場合は「お勧め」「お薦め」どっち?
  10. 「お薦めの商品」「お勧めの商品」はどちらが自然?
  11. 「お薦めします」と「お勧めします」の違い
    1. お薦めします
    2. お勧めします
  12. 「お奨め」は正しい?
  13. 「オススメ」「おススメ」は正しい?
    1. Web広告やキャッチコピー
    2. ビジネス文書
  14. 「推奨」と「おすすめ」の違い
    1. おすすめ
    2. 推奨
  15. 「おすすめ」のビジネスでの言い換え
    1. 推奨します
    2. ご検討ください
    3. 適しています
    4. 最適です
    5. ご利用いただけます
    6. ご提案します
  16. 「お勧め」「お薦め」の使い分け例文
    1. 例1:予約
    2. 例2:本
    3. 例3:健康診断
    4. 例4:商品
    5. 例5:交通手段
    6. 例6:担当者
    7. 例7:プラン
  17. 間違いやすい「すすめる」の漢字
    1. 進める
    2. 勧める
    3. 薦める
    4. 奨める
  18. 「おすすめ」は漢字とひらがなのどちらが読みやすい?
    1. 漢字が分かりやすい場合
    2. ひらがなが読みやすい場合
  19. 表記を統一することも大切
  20. よくある質問
    1. Q1.「お勧め」と「お薦め」の違いは何ですか?
    2. Q2.「おすすめ」を漢字で書くと?
    3. Q3.「お勧め」と「お薦め」はどっちが正しい?
    4. Q4.商品なら「お薦め」ですか?
    5. Q5.「お勧め」はビジネス文書で使えますか?
    6. Q6.「おすすめ」はひらがなでも正しい?
    7. Q7.「お奨め」は使ってもいい?
    8. Q8.「オススメ」は間違いですか?
    9. Q9.「推奨」と「おすすめ」の違いは?
    10. Q10.「お勧めします」と「お薦めします」の違いは?
  21. まとめ|「お勧め」「お薦め」は意味で使い分け、迷ったら「おすすめ」でもOK
  22. 関連記事

この記事でわかること

  • 「お勧め」と「お薦め」の違い
  • 「おすすめ」を漢字で書くとどうなるか
  • 「勧める」と「薦める」の使い分け
  • 「お勧め」「お薦め」はどっちを使えばいいか
  • ひらがなの「おすすめ」を使ってもよいか
  • ビジネス文書での適切な表記
  • 「お奨め」の意味と注意点
  • 「オススメ」「おススメ」との違い
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「お勧め」「お薦め」「おすすめ」の違い

最も重要なのは、元になっている動詞の違いです。

「お勧め」は行動を促す意味

「勧める」は、相手に何らかの行動をするよう促したり、誘ったりするときに使います。

たとえば、

早めのご予約をお勧めします。

この機会に会員登録されることをお勧めします。

定期的なバックアップをお勧めします。

などです。

相手に、

「それをした方がよいですよ」

と行動を促しています。

「お薦め」は人・物などを推薦する意味

「薦める」は、人や物事のよい点を取り上げて、採用・選択などを促す意味です。(参考サイト:漢字ペディア)

たとえば、

初心者にお薦めの一冊です。

私がお薦めする商品はこちらです。

部長候補として田中さんを薦めました。

などです。

こちらは、

「これ・この人がよいですよ」

と具体的な対象を推薦するニュアンスがあります。

「おすすめ」は幅広く使える

一方、

おすすめ商品
おすすめメニュー
おすすめの本
おすすめプラン

のような表現では、ひらがなの「おすすめ」が非常によく使われます。

「勧」と「薦」のどちらのニュアンスなのかを厳密に区別する必要がない場合にも使いやすい表記です。

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「勧める」と「薦める」の違いを簡単に覚える方法

迷ったときは、

行動をすすめる → 勧める

人・物を推薦する → 薦める

と覚えると分かりやすいです。

行動なら「勧める」

受診を勧める。

「病院へ行く」という行動を促しています。

読書を勧める。

「本を読む」という行動を勧めています。

早めの申し込みを勧める。

「申し込む」という行動を促しています。

具体的な人・物なら「薦める」

この本を薦める。

具体的な本を推薦しています。

この商品を薦める。

商品そのものを推薦しています。

候補者として山田さんを薦める。

人を推薦しています。

漢字ペディアでも、

  • 「俳句を勧める」
  • 「良書を薦める」

のように区別されています。(参考サイト:漢字ペディア)

「お勧め」と「お薦め」はどっちを使えばいい?

結論として、文章の意味によって選びます。

行動を促すなら「お勧め」

事前のお申し込みをお勧めします。

定期的なパスワード変更をお勧めします。

電車でのご来場をお勧めいたします。

商品・人・作品などを推薦するなら「お薦め」

初心者にお薦めの商品です。

編集部お薦めの一冊です。

担当者がお薦めするプランです。

ただし実際には、

おすすめ商品

のようにひらがな表記にすれば、漢字の選択を意識せず自然に書けます。

「おすすめ」を漢字で書くと?

「おすすめ」を漢字にすると、文脈によって、

お勧め

または、

お薦め

と書けます。

一律に、

おすすめ=お勧め

あるいは、

おすすめ=お薦め

と決まっているわけではありません。

行動の場合

早めのご予約をおすすめします。

漢字にするなら、

早めのご予約をお勧めします。

が意味に合います。

商品の場合

この商品をおすすめします。

漢字で意味を区別するなら、

この商品をお薦めします。

と考えられます。

迷ったら「おすすめ」とひらがなで書いてもいい?

問題ありません。

むしろ、

おすすめ商品
おすすめメニュー
おすすめプラン
今月のおすすめ

などでは、ひらがなの方が読みやすい場合もあります。

旧記事では、

フォーマルな文章では「おすすめ」は誤り

という趣旨の説明をしていましたが、そのように一律に判断する必要はありません。

漢字にすることで意味が明確になる場合は漢字を使い、漢字を使う必要性が低い場合はひらがなにする、という考え方で十分です。

ビジネス文書では「お勧め」「お薦め」「おすすめ」のどれ?

ビジネス文書でも、基本的な意味の違いは同じです。

「お勧め」が自然な例

安全上の理由から、公共交通機関でのご来場をお勧めしております。

セキュリティ強化のため、定期的なパスワード変更をお勧めいたします。

混雑が予想されるため、事前予約をお勧めします。

相手に行動を促しています。

「お薦め」が自然な例

初めてご利用になるお客様には、スタンダードプランをお薦めしております。

今回の用途には、こちらの製品をお薦めいたします。

担当者お薦めの商品をご紹介します。

具体的な商品・サービスなどを推薦しています。

「おすすめ」でも自然な例

Webサイトや商品紹介なら、

初心者におすすめのプラン

今月のおすすめ商品

法人のお客様におすすめのサービス

のように書いても自然です。

大切なのは、漢字を無理に使うことではなく、文章全体の読みやすさと表記を統一することです。

「おすすめする」は漢字でどう書く?

これも意味によって変わります。

行動を促す

早期の受診をおすすめする。

早期の受診を勧める

商品を推薦する

この本をおすすめする。

この本を薦める

ただし、

この本をおすすめします。

とひらがなで書いても不自然ではありません。

商品をすすめる場合は「お勧め」「お薦め」どっち?

ここは特に迷いやすいところです。

商品そのものを推薦するという意味を明確にするなら、

この商品をお薦めします。

とできます。

一方、商品を選択・購入する行動を相手に勧めるニュアンスなら、

この商品のご購入をお勧めします。

と考えることもできます。

比較すると分かりやすくなります。

商品そのもの

この製品をお薦めします。

購入という行動

この製品のご購入をお勧めします。

ただし、一般的な商品紹介ページなら、

この商品がおすすめです。

で十分自然です。

「お薦めの商品」「お勧めの商品」はどちらが自然?

どちらも実際に見かける表現ですが、意味を厳密に考えるなら、

「お薦めの商品」

の方が「推薦する商品」という意味に直結します。

ただし、

おすすめの商品

とひらがなで書く方法もあります。

Web記事やECサイトなどでは、この形が読みやすいでしょう。

「お薦めします」と「お勧めします」の違い

お薦めします

具体的な対象を推薦します。

初めての方にはこちらのコースをお薦めします。

お勧めします

相手に行動・選択を促します。

事前に資料をご確認いただくことをお勧めします。

同じ「おすすめします」でも、目的語を見ると判断しやすくなります。

「お奨め」は正しい?

「奨」にも「すすめる」「励ます」という意味があります。

漢字ペディアでは「奨める」を、よい物事を盛んに行うよう励ます・奨励する意味として掲載しています。(参考サイト:漢字ペディア)

ただし、「奨」の「すすめる」という読みは、一般的な常用漢字表上の読みとして扱われる形ではありません。

そのため通常のビジネス文書や一般文章では、

お奨め

を積極的に選ぶ必要はありません。

意味に応じて、

お勧め
お薦め
おすすめ

から選べば十分です。

「オススメ」「おススメ」は正しい?

広告・SNS・ブログなどでは、

オススメ
おススメ

という表記も見かけます。

意味は「おすすめ」と同じです。

ただし、一般的な文章では、

おすすめ

と書く方が自然で落ち着いた印象になります。

Web広告やキャッチコピー

スタッフ一押し!オススメ商品

強調表現として使われる場合があります。

ビジネス文書

おすすめの商品をご案内します。

の方が文章になじみます。

「推奨」と「おすすめ」の違い

「推奨」も似た意味の言葉です。

おすすめ

柔らかく、日常的です。

初心者におすすめのプランです。

推奨

より客観的・公式な印象があります。

推奨環境をご確認ください。

当社では定期的なパスワード変更を推奨しています。

システム仕様、規程、説明書などでは「推奨」がよくなじみます。

「おすすめ」のビジネスでの言い換え

文章によっては「おすすめ」を別の表現に変えることもできます。

推奨します

定期的な点検を推奨します。

ご検討ください

こちらのプランもご検討ください。

適しています

初めて利用される方に適しています。

最適です

少人数での利用に最適です。

ご利用いただけます

初心者の方にも安心してご利用いただけます。

ご提案します

ご予算に合わせてこちらのプランをご提案します。

「おすすめ」を繰り返すより、文章の目的に合わせて変えると自然です。

「お勧め」「お薦め」の使い分け例文

例1:予約

混雑が予想されますので、早めのご予約をお勧めします。

「予約する」という行動です。

例2:本

ビジネス文章を学びたい方にお薦めの一冊です。

本そのものを推薦しています。

例3:健康診断

年に一度の健康診断をお勧めします。

受診という行動を促しています。

例4:商品

初心者にはこちらの商品をお薦めします。

商品を推薦しています。

例5:交通手段

当日は公共交通機関のご利用をお勧めします。

利用という行動です。

例6:担当者

次期プロジェクトリーダーとして山田さんを薦めます。

人を推薦しています。

例7:プラン

初めての方にはスタンダードプランがおすすめです。

漢字を使わなくても自然です。

間違いやすい「すすめる」の漢字

「すすめる」には、ほかにも「進める」があります。

進める

物事を前へ進行させる。

会議を進める。

計画を進める。

勧める

行動するよう誘う。

入会を勧める。

薦める

人・物を推薦する。

この本を薦める。

奨める

奨励する、励まして促す意味がありますが、通常の一般文章では無理に使う必要はありません。(参考サイト:漢字ペディア)

「おすすめ」は漢字とひらがなのどちらが読みやすい?

これは文章の種類によります。

漢字が分かりやすい場合

意味の違いを明確にしたい文章。

医師から適度な運動を勧められました。

先生からこの本を薦められました。

この2文では、漢字によって意味の違いが伝わります。

ひらがなが読みやすい場合

商品紹介や見出しなど。

春におすすめの商品

初心者におすすめのサービス

編集部おすすめの一冊

漢字を使わなくても意味が明確なので、ひらがながなじみます。

表記を統一することも大切

同じWebページ内で、

お薦め商品
お勧め商品
おすすめ商品
オススメ商品

が混在すると、読者には表記揺れとして見えます。

意味を意図的に区別している場合を除き、同じ用途では表記を統一した方が読みやすくなります。

たとえば商品紹介サイトなら、

おすすめ商品

に統一する方法があります。

一方、言葉の意味を重視する文章なら、

行動=勧める
商品・人=薦める

と区別してもよいでしょう。

よくある質問

Q1.「お勧め」と「お薦め」の違いは何ですか?

「お勧め」は相手に行動などを促す意味、「お薦め」は人・物などをよいものとして推薦する意味で使い分けられます。

Q2.「おすすめ」を漢字で書くと?

文脈によって「お勧め」または「お薦め」と書けます。

Q3.「お勧め」と「お薦め」はどっちが正しい?

どちらも使えます。

何を「すすめる」のかによって選びます。

Q4.商品なら「お薦め」ですか?

商品そのものを推薦する意味なら「お薦め」が分かりやすいです。

ただし「おすすめ商品」とひらがなで書いても自然です。

Q5.「お勧め」はビジネス文書で使えますか?

使えます。

たとえば、

事前のご予約をお勧めいたします。

のように、行動を促す場合に自然です。

Q6.「おすすめ」はひらがなでも正しい?

ひらがな表記も使えます。

商品紹介、Webサイト、一般的な文章などで幅広く使われています。

Q7.「お奨め」は使ってもいい?

「奨」にも「すすめる」という意味はありますが、通常の一般文・ビジネス文書では「お勧め」「お薦め」「おすすめ」から選べば十分です。

Q8.「オススメ」は間違いですか?

意味としては通じます。

広告・SNSなどで強調表現として使われますが、一般文章では「おすすめ」の方がなじみやすいでしょう。

Q9.「推奨」と「おすすめ」の違いは?

「おすすめ」は柔らかい表現、「推奨」はより客観的・公式な印象があります。

Q10.「お勧めします」と「お薦めします」の違いは?

「予約をお勧めします」のように行動を促す場合は「勧」、「この本をお薦めします」のように対象を推薦する場合は「薦」が意味に合います。

まとめ|「お勧め」「お薦め」は意味で使い分け、迷ったら「おすすめ」でもOK

「お勧め」「お薦め」「おすすめ」は、すべて「おすすめ」と読めますが、元になる漢字の意味には違いがあります。

お勧め

→ 相手に行動・選択を促す

早めの予約をお勧めします。

お薦め

→ 人・商品・本などをよいものとして推薦する

初心者にお薦めの一冊です。

おすすめ

→ 漢字を限定せず幅広い文章で使える

初心者におすすめの商品です。

特に、

行動 → 勧める

人・物 → 薦める

と覚えると判断しやすくなります。

ただし、「おすすめ商品」「今日のおすすめ」のような言葉では、漢字を厳密に区別せず、ひらがなで「おすすめ」と書く方法もあります。

無理に漢字を使うことよりも、意味が正確に伝わり、文章全体が読みやすくなる表記を選ぶことが大切です。

関連記事

日本語の漢字・表記・使い分けに迷ったときは、こちらの記事も参考にしてください。

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