「年賀状じまいを伝えたいけれど、角が立たない方法がいい」
「喪中の相手にも失礼なくお知らせしたい」
そんな場合に最も適切なのが 寒中見舞い(1/8〜2/3) です。
寒中見舞いは、
- 相手が喪中でもOK
- 年賀状の受け取り後でも遅くならない
- 文面が柔らかく、相手に配慮した印象になる
という利点があり、ビジネスでも広く使われています。
年賀状じまい全体のマナーはこちら:
→ 年賀状じまいの正しいマナー|取引先・社外へ失礼なく伝える方法
寒中見舞いで年賀状じまいを伝えるのは“最も丁寧”
ビジネス文書として寒中見舞いはとても優秀です。
メリット
- 喪中の取引先にも送れる
- 新年の賀詞を避けられる(礼儀にかなう)
- 年賀状をもらってからでも自然
- 柔らかく丁寧な印象になる
送る時期
1月8日〜2月3日(立春前日まで)
時期の詳しい解説はこちら
→ 年賀状じまいの時期|企業・ビジネスとして適切な時期はいつ?
寒中見舞いで伝える文章の構成(ビジネス版)
以下の3ステップで書くと、必ず礼儀正しく仕上がります。
① 寒中見舞いの挨拶
「寒中お見舞い申し上げます。」から始める。
② 年賀状じまいを伝える
理由は短くてOK。
- 業務効率化
- ペーパーレス
- 企業方針の統一
などがよく使われる。
③ 今後の関係継続の言葉で締める
例:「今後とも変わらぬご厚誼をお願い申し上げます。」
ビジネス寒中見舞い 文例20選
取引先向け(基本・フォーマル)
文例①
寒中お見舞い申し上げます。
誠に勝手ながら、今後は年賀状によるご挨拶を控えさせていただくこととなりました。
これまでのご厚情に深く感謝申し上げますとともに、
変わらぬお付き合いのほどお願い申し上げます。
文例②(企業方針に基づく)
寒中お見舞い申し上げます。
弊社ではペーパーレス化および業務効率化の一環として、
年賀状でのご挨拶を控えさせていただく運びとなりました。
何卒ご了承のほどお願い申し上げます。
文例③(柔らかく)
寒中お見舞い申し上げます。
この度は勝手ながら、年賀状のご挨拶を控えさせていただくことといたしました。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
上司向け(丁寧・控えめ)
文例④
寒中お見舞い申し上げます。
これまでご丁寧な年賀状を頂戴し、誠にありがとうございました。
誠に恐縮ではございますが、本年より年賀状は控えさせていただきます。
今後ともご指導のほど宜しくお願い申し上げます。
文例⑤(簡潔)
寒中お見舞い申し上げます。
勝手ながら、本年より年賀状でのご挨拶を控えさせていただくことにいたしました。
今後ともご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
社内(同僚・他部署)向け
文例⑥
寒中お見舞い申し上げます。
勝手ながら、本年より年賀状は控えさせていただくことにいたしました。
今後ともよろしくお願いいたします。
文例⑦(柔らかめ)
寒中お見舞い申し上げます。
私事ながら、本年より年賀状のご挨拶は失礼させていただくことにいたしました。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
顧客・ユーザー向け(店舗・サービス業)
文例⑧
寒中お見舞い申し上げます。
日頃より当店をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
勝手ながら、年賀状でのご挨拶は本年をもちまして控えさせていただきます。
今後とも変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます。
文例⑨
寒中お見舞い申し上げます。
誠に勝手ながら、年賀状の送付を終了させていただきました。
今後ともご愛顧賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
遅れて年賀状を受け取った場合(お詫びを添える)
文例⑩
寒中お見舞い申し上げます。
この度はご丁寧な年賀状を頂戴し、誠にありがとうございました。
勝手ながら、今後は年賀状を控えさせていただくことにいたしました。
何卒ご了承いただけましたら幸いです。
文例⑪
寒中お見舞い申し上げます。
年始のお心遣いを賜り、誠にありがとうございます。
恐縮ではございますが、本年より年賀状のご挨拶は控えさせていただきます。
喪中の取引先へ(最も無難)
文例⑫
寒中お見舞い申し上げます。
この度はご服喪中と伺い、謹んでお悔やみ申し上げます。
勝手ながら、弊社では年賀状のご挨拶を控えさせていただいております。
今後とも変わらぬご厚情をお願い申し上げます。
喪中との違いはこちら
→ 年賀状じまいと喪中の違い|ビジネスでの適切な使い分け
理由をやんわり伝えたい場合
文例⑬(業務効率化を理由に)
寒中お見舞い申し上げます。
業務効率化の一環として、本年より年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。
文例⑭(ペーパーレス化)
寒中お見舞い申し上げます。
弊社ではペーパーレス化の取り組みに伴い、年賀状の送付を終了いたしました。
メールで送る寒中見舞い(ビジネスメール用)
文例⑮(最も一般的)
寒中お見舞い申し上げます。
この度はご丁寧なご挨拶をいただき、誠にありがとうございました。
勝手ながら、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。
文例⑯(より丁寧)
寒中お見舞い申し上げます。
日頃より格別のご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。
勝手ながら弊社では、年賀状のご挨拶を控えさせていただく運びとなりました。
社外パートナー向け(協力会社など)
文例⑰
寒中お見舞い申し上げます。
平素より多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございます。
勝手ながら、年賀状でのご挨拶は本年より控えさせていただきます。
シンプルに伝えたい場合
文例⑱(短文)
寒中お見舞い申し上げます。
勝手ながら、本年より年賀状を控えさせていただきます。
文例⑲(超短文)
寒中お見舞い申し上げます。
年賀状は本年をもちまして終了させていただきます。
最後に一言添えるタイプ
文例⑳
寒中お見舞い申し上げます。
勝手ながら、本年より年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。
皆様のご健勝とご発展を心よりお祈り申し上げます。
寒中見舞いで使ってはいけないNG表現(ビジネス)
❌ NG① 新年の賀詞(あけましておめでとう etc.)
寒中見舞いに賀詞は厳禁。
❌ NG② 相手の判断を否定する言い回し
「最近は廃止する企業が多いですね」
→ マウントに聞こえる。
❌ NG③ 年賀状文化を否定する表現
「効率が悪いため廃止します」など。
❌ NG④ 理由を説明しすぎる
ビジネスでは“簡潔”が基本。
まとめ
寒中見舞いでの年賀状じまいは、喪中にも対応でき、最も丁寧で角の立たない方法 です。
- 1/8〜2/3に送る
- 文例は「寒中見舞い → 控える旨 → 関係継続」
- 理由は短く
- 賀詞は使わない
丁寧な寒中見舞いは、相手との関係をより良好に保つ効果があります。

