支払期日を過ぎても入金が確認できず、メールにも返信がない場合は、電話で状況を確認することがあります。
支払い催促の電話では、最初から未払いを責めるのではなく、請求書が届いているか、すでに振込手続きが行われていないか、社内処理がどの段階にあるかを順番に確認します。
この記事では、支払い催促の電話例文を15パターン紹介します。
支払期日直後、催促メールへの返信がない場合、担当者不在、入金予定日の確認、約束した日を過ぎた場合など、状況に合わせてご使用ください。
この記事でわかること
未入金を電話で確認するときは、電話の目的、対象となる請求、現在確認できている事実、相手に回答してほしい内容を簡潔に伝えます。
この記事では、電話の第一声から担当者への取り次ぎ、入金予定日の聞き方、電話後に送る確認メールまで、実際の会話の流れに沿ってまとめています。
- 支払い催促電話の基本的な言い方
- 支払期日の翌日に確認する電話
- 催促メールに返信がない場合の電話
- 経理担当者へ取り次いでもらう言い方
- 担当者不在時の伝言例
- 請求書が届いているか確認する会話
- 具体的な入金予定日を聞く方法
- 約束した入金日を過ぎた場合の再確認
- 分割払いを相談された場合の対応
- 電話後に送る確認メール
今すぐ使える支払い催促の電話例文3選
急いで電話したい場合は、以下の3例から状況に近い会話を選んでください。
請求書番号、金額、支払期日、担当者名を書き換えれば使用できます。
電話では、長い説明を一度に話すよりも、相手の回答を聞きながら一つずつ確認するほうが伝わりやすくなります。
支払期日後にやんわり確認する基本例文
支払期日を数日過ぎた段階で、初めて電話確認する場合の会話です。
自社:いつもお世話になっております。株式会社△△の△△と申します。経理ご担当の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか。
取引先:はい、私です。
自社:ありがとうございます。〇月〇日がお支払期日となっておりました請求書番号〇〇〇〇について、現時点で弊社にて入金確認が取れていないため、念のためお電話いたしました。
自社:すでにお振込手続きをいただいておりましたら、行き違いとなり申し訳ございません。現在のお手続き状況をご確認いただけますでしょうか。
メールに返信がない場合の電話例文
先にメールを送っている場合は、送信日を伝えて確認します。
自社:いつもお世話になっております。株式会社△△の△△です。
自社:〇月〇日に、〇月分のご請求について入金状況確認のメールをお送りしておりますが、ご確認いただけましたでしょうか。
取引先:まだ確認できていません。
自社:承知いたしました。請求書番号〇〇〇〇、金額〇〇〇〇円のご請求で、支払期日は〇月〇日となっております。
自社:恐れ入りますが、現在のお手続き状況と、ご入金いただける予定日をご確認いただけますでしょうか。
具体的な入金予定日を確認する電話例文
相手から「近いうちに振り込む」と回答された場合は、具体的な日付を確認します。
取引先:今週中には振り込む予定です。
自社:ありがとうございます。弊社で入金予定日を登録する必要があるため、可能でしたら具体的なお日にちを伺ってもよろしいでしょうか。
取引先:金曜日に手続きします。
自社:承知いたしました。〇月〇日金曜日にお振込予定ということで確認いたします。日程に変更がございましたら、事前にご一報いただけますと幸いです。
支払い催促の電話例文15選
支払い催促の電話は、未入金の期間、これまでの連絡回数、取引先からの回答内容によって、言い方を変える必要があります。
ここでは、初回確認から再催促、長期未入金、分割払いの相談まで、15の状況に分けて会話例を紹介します。
例文1|支払期日の翌日に確認する
期日の翌日は、金融機関の反映に時間がかかっている可能性へ配慮します。
自社:いつもお世話になっております。株式会社△△の△△です。
自社:昨日〇月〇日がお支払期日となっておりました〇月分のご請求について、念のため確認のお電話をいたしました。
自社:現時点では弊社口座への反映を確認できておりませんが、すでにお手続きいただいておりますでしょうか。
取引先:昨日手続きしました。
自社:ありがとうございます。金融機関の処理中の可能性がございますので、弊社でも引き続き確認いたします。差し支えなければ、振込名義を伺ってもよろしいでしょうか。
例文2|支払期日から数日後に確認する
期日から数日経過している場合は、未手続きなら入金予定日を回答してもらいます。
自社:〇月〇日がお支払期日となっていた請求書番号〇〇〇〇について、現在まで入金を確認できておりません。
自社:すでにお手続き済みの場合は申し訳ございません。現在の状況をご確認いただけますでしょうか。
取引先:まだ手続きできていません。
自社:承知いたしました。恐れ入りますが、現時点でのお振込予定日をお知らせいただけますでしょうか。
例文3|催促メールを送った後に電話する
メールの送信日と件名を伝えると、相手が探しやすくなります。
自社:〇月〇日に「〇月分ご請求のお支払状況について」という件名でメールをお送りしております。
自社:現時点でご返信を確認できていないため、お電話いたしました。
自社:お手元でメールをご確認いただくことは可能でしょうか。
取引先:確認します。
自社:ありがとうございます。請求書番号〇〇〇〇、金額〇〇〇〇円の件となります。確認結果を本日中にメールでご返信いただけますと幸いです。
電話前に送る文面は、支払期日を過ぎた取引先への催促メール例文15選|やんわり・丁寧も参考にしてください。
例文4|経理担当者へ取り次いでもらう
代表電話へかけた場合は、請求や未入金の詳細を受付担当者へ話しすぎないようにします。
自社:いつもお世話になっております。株式会社△△の△△と申します。
自社:お支払いに関する確認でお電話いたしました。経理ご担当の〇〇様へお取り次ぎいただけますでしょうか。
受付:どのようなご用件でしょうか。
自社:〇月分の請求書に関する確認でございます。詳細は経理ご担当者様へ直接お伝えできればと存じます。
例文5|経理担当者の名前が分からない場合
担当者名が不明な場合は、請求書処理を担当している部署へつないでもらいます。
自社:〇月分の請求書のお支払状況について確認したく、お電話いたしました。
自社:請求書や振込手続きをご担当されている方へお取り次ぎいただけますでしょうか。
受付:経理部へおつなぎします。
自社:ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
例文6|担当者が不在の場合
不在の場合は、折り返し希望日時と伝えてほしい内容を簡潔に残します。
受付:〇〇は本日不在です。
自社:承知いたしました。株式会社△△の△△より、〇月分の請求書に関する確認で電話があった旨をお伝えいただけますでしょうか。
自社:恐れ入りますが、明日午前中までに、電話またはメールでご連絡いただけますと幸いです。
自社:電話番号は〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇です。よろしくお願いいたします。
例文7|請求書が届いているか確認する
未入金の原因として、請求書の未着や社内共有漏れが疑われる場合の会話です。
自社:〇月〇日にメールでお送りした請求書番号〇〇〇〇は、お手元に届いておりますでしょうか。
取引先:確認できていません。
自社:承知いたしました。送付先は〇〇@〇〇で相違ございませんでしょうか。
取引先:合っています。
自社:ありがとうございます。それでは、本日中に再送いたします。受領後、お支払予定日もあわせてご確認いただけますと幸いです。
未着や再送のメール文面は、請求書が届いているか確認するメール例文10選|未着・再送の文面をご覧ください。
例文8|振込済みと言われたが確認できない
振込済みとの回答があった場合は、照合に必要な情報を確認します。
取引先:すでに振り込んでいます。
自社:お手続きいただき、ありがとうございます。
自社:弊社で照合いたしますので、差し支えなければ、お振込日、金額、振込名義を伺ってもよろしいでしょうか。
取引先:〇月〇日、100,000円、ヤマダタロウ名義です。
自社:ありがとうございます。確認のうえ、入金を特定できましたら改めてメールでご連絡いたします。
名義が異なる場合は、振込名義が違うときの確認メール例文10選|入金を特定できない場合も参考にしてください。
例文9|「今週中に振り込む」と言われた場合
曖昧な予定を、具体的な日付へ置き換えて確認します。
取引先:今週中には振り込みます。
自社:ありがとうございます。
自社:弊社で入金予定を管理するため、具体的なお日にちを伺ってもよろしいでしょうか。
取引先:〇月〇日に手続きします。
自社:承知いたしました。〇月〇日のお振込予定として確認いたします。予定が変更になる場合は、事前にご連絡いただけますと幸いです。
電話後の返信文は、「今週中に振り込みます」への返信例文15選|入金予定日の確認も参考にしてください。
例文10|約束した入金日を過ぎた場合
以前の回答日を示し、変更後の確実な予定日を尋ねます。
自社:先日のお電話では、〇月〇日にお振り込みいただける予定と伺っておりました。
自社:現時点で入金確認が取れていないため、再度確認のお電話をいたしました。
取引先:処理が遅れています。
自社:承知いたしました。恐れ入りますが、今回は確実にお手続き可能な日付をご回答いただけますでしょうか。
自社:あわせて、変更理由をメールでご連絡いただけますと幸いです。
例文11|何度も入金予定日が変更されている
予定変更が続いている場合は、事実を冷静に示し、具体的な回答期限を設けます。
自社:これまで〇月〇日、〇月〇日と入金予定日をご回答いただいておりますが、いずれも現在まで確認できておりません。
自社:弊社でも社内報告が必要となるため、恐れ入りますが、本日中に確実なお支払日をご回答いただけますでしょうか。
自社:本日中の回答が難しい場合は、経理責任者様または管理部門の方へもご確認をお願いいたします。
例文12|分割払いを相談された場合
電話口で即答せず、金額と日程を確認して社内で検討します。
取引先:全額を一度に支払うのが難しいため、分割にできませんか。
自社:ご事情をお知らせいただき、ありがとうございます。
自社:社内で確認するため、初回のお支払日と金額、2回目以降の日程、最終支払予定日を伺ってもよろしいでしょうか。
取引先:初回は〇月〇日に50,000円を予定しています。
自社:承知いたしました。残額を含む支払計画をメールでお送りください。確認のうえ、弊社から改めて回答いたします。
例文13|支払いが難しいと言われた場合
理由と現実的な支払予定を確認し、その場で感情的に反応しないようにします。
取引先:今月中の支払いが難しい状況です。
自社:ご連絡いただき、ありがとうございます。
自社:弊社で対応を検討するため、現在の状況と、現時点で可能なお支払日をご共有いただけますでしょうか。
自社:恐れ入りますが、本日中にメールでもご事情と支払計画をお送りください。
自社:内容を確認したうえで、社内から改めてご回答いたします。
例文14|長期未入金を強めに確認する
複数回の連絡に対応がなく、長期間未入金の場合の会話です。
社内で決めた方針の範囲内で伝えます。
自社:請求書番号〇〇〇〇について、当初のお支払期日から1か月以上経過しております。
自社:これまでメールと電話で複数回確認しておりますが、具体的なお支払日をご回答いただけておりません。
自社:恐れ入りますが、〇月〇日までにお振り込みいただくか、同日までに確定した支払計画をご提示ください。
自社:ご対応が難しい場合は、弊社でも今後の取引条件を含めて社内で検討することとなります。
長期未入金のメール文面は、長期未入金の督促メール例文10選|強めでも失礼にならない文面をご覧ください。
例文15|入金確認後にお礼を伝える電話
重要な取引や長期未入金の解消後など、電話で受領を伝える場合の会話です。
自社:いつもお世話になっております。株式会社△△の△△です。
自社:先ほど、〇月〇日付のご入金〇〇〇〇円を確認いたしましたので、ご連絡いたしました。
自社:お手続きいただき、ありがとうございます。本件は弊社にて入金処理を完了しております。
取引先:確認ありがとうございます。
自社:こちらこそご対応いただき、ありがとうございました。引き続きよろしくお願いいたします。
メールで受領連絡を送る場合は、入金確認後のお礼メール例文15選|取引先への丁寧な受領連絡も参考にしてください。
支払い催促電話の基本的な流れ
支払い催促の電話では、いきなり「まだ振り込まれていません」と伝えるのではなく、相手が状況を確認しやすい順番で話します。
基本的には、あいさつ、担当者確認、請求の特定、入金状況の説明、相手の回答、今後の予定確認という流れです。
1.会社名と自分の名前を名乗る
代表電話へかける場合は、会社名、部署名、氏名を明確に伝えます。
いつもお世話になっております。株式会社△△、経理部の△△と申します。
2.経理または請求担当者へつないでもらう
受付担当者には、必要以上に未入金の詳細を話しません。
〇月分の請求書に関する確認でお電話いたしました。経理ご担当者様へお取り次ぎいただけますでしょうか。
3.対象となる請求を特定する
請求書番号、請求金額、支払期日を伝えます。
- 請求書番号
- 請求書発行日
- 請求金額
- 支払期日
- 対象月・案件名
4.入金を確認できていない事実を伝える
「支払っていない」と断定せず、自社側で確認できていないと伝えます。
現時点で弊社にて入金確認が取れていないため、念のため状況を確認させていただきたく、お電話いたしました。
5.入金予定日を具体的に確認する
「近日中」「今週中」という回答ではなく、可能な範囲で日付まで確認します。
弊社で入金予定日を登録するため、具体的なお振込予定日を伺ってもよろしいでしょうか。
6.合意した内容を復唱する
最後に、日付、金額、相手が行う対応を復唱します。
それでは、〇月〇日に〇〇〇〇円をお振り込みいただく予定として確認いたします。
電話をかける前に準備する情報
電話中に請求内容を探すと、相手を待たせたり、誤った金額や日付を伝えたりする可能性があります。
以下の情報を手元に用意してから電話しましょう。
- 取引先名と担当者名
- 請求書番号
- 請求金額
- 支払期日
- 請求書の送付日と送付方法
- 現在までの入金履歴
- 過去に送った催促メールの日付
- 取引先から回答された入金予定日
- 振込名義として登録されている名称
- 自社が求める回答期限
支払い催促電話で使える丁寧な言い方
支払い催促では、相手を問い詰める表現ではなく、確認や依頼の形で伝えます。
以下の言い方を、未入金の期間や取引先との関係に合わせて使い分けてください。
- 念のためお支払状況を確認させていただきたく
- 現時点で弊社にて入金確認が取れておりません
- すでにお手続き済みでしたら、行き違いとなり申し訳ございません
- 現在のお手続き状況をご確認いただけますでしょうか
- 具体的なお振込予定日を伺ってもよろしいでしょうか
- 弊社での入金予定管理のため、日付をご共有ください
- 確実にお手続き可能な日付をご回答いただけますでしょうか
- 予定に変更がある場合は、事前にご連絡ください
- 確認結果をメールでもお送りいただけますと幸いです
- 電話で確認した内容を、念のため復唱いたします
支払い催促電話で避けたいNG表現
未入金が続いている場合でも、感情的な言葉や相手の信用を否定する表現は避けます。
電話は記録が残りにくいため、強い表現を使う前に、事実と社内方針を整理しておくことも重要です。
「まだ払っていませんよね」
相手が未払いであると決めつけています。すでに振込済みで、名義違いや金融機関の反映待ちである可能性もあります。
「現時点で弊社にて入金を確認できていないため、状況を確認させてください」と伝えます。
「いつ払うんですか」
問い詰める印象があります。
「現時点でのお振込予定日を伺ってもよろしいでしょうか」と尋ねましょう。
「今日中に必ず払ってください」
社内で正式に決定した期限でない限り、突然の短い期限を一方的に設定するのは避けます。
必要な期限がある場合は、その理由と具体的な日付を伝えて相談してください。
「前にも遅れましたよね」
過去を責める表現で、会話が感情的になりやすくなります。
「以前ご回答いただいた〇月〇日を過ぎております」と、日付を事実として示します。
受付担当者へ未入金の詳細を話す
支払い状況は、必要な担当者以外へ不用意に共有しないようにします。
受付には「請求書に関する確認」とだけ伝え、詳細は経理担当者へ話しましょう。
電話後に送る確認メール例文
電話で確認した入金予定日や支払計画は、メールでも記録に残します。
電話の日時、担当者名、合意した日付と金額を記載し、認識に相違があれば返信してもらいましょう。
入金予定日を確認した後のメール
電話で具体的な振込日を確認できた場合の文面です。
件名:本日のお電話内容とお振込予定日の確認
〇〇様
本日はお電話にてご対応いただき、ありがとうございました。
下記の内容で承っております。
請求書番号:〇〇〇〇
ご請求金額:〇〇〇〇円
お振込予定日:〇月〇日認識に相違がございましたら、本日中にお知らせください。
日程に変更が生じる場合は、事前にご一報いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
確認結果を後日回答すると言われた場合
いつまでに回答してもらうかをメールで残します。
件名:本日のお電話内容とご回答期限の確認
〇〇様
本日はお電話にてご対応いただき、ありがとうございます。
〇月分のご請求について、経理ご担当者様へ確認のうえ、〇月〇日までに現在のお手続き状況と入金予定日をご回答いただけるとのこと、承知いたしました。
ご回答は本メールへの返信にてお送りいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
分割払いの相談を受けた後のメール
支払計画を文書で提出してもらう場合の文面です。
件名:本日のお電話内容とお支払計画のご確認
〇〇様
本日はお電話にて、お支払いについてご相談いただきありがとうございました。
社内で検討するため、以下の内容を本メールへの返信にてご共有ください。
・初回のお支払日と金額
・2回目以降のお支払日と金額
・最終支払予定日
・分割払いを希望される理由内容を確認のうえ、弊社から改めてご回答いたします。
何卒よろしくお願いいたします。
電話がつながらない場合の対応
担当者が不在だったり、何度かけてもつながらなかったりする場合は、電話だけを繰り返さず、メールも併用します。
電話した日時をメールに記載し、折り返しまたはメール返信の期限を示しましょう。
不在後に送るメール例文
電話をした事実と確認してほしい内容を伝えます。
件名:お電話差し上げた件/お支払状況のご確認
〇〇様
いつもお世話になっております。
本日〇月〇日〇時ごろ、〇月分のご請求に関する確認のためお電話いたしましたが、ご不在でしたのでメールにてご連絡いたします。
請求書番号〇〇〇〇について、現在まで弊社にて入金確認が取れておりません。
恐れ入りますが、〇月〇日までに現在のお手続き状況と入金予定日をご回答いただけますでしょうか。
すでにお手続き済みの場合は、振込日と振込名義をお知らせください。
何卒よろしくお願いいたします。
返信がない場合の再連絡は、2回目の入金催促メール例文10選|返信がない場合の再連絡も参考にしてください。
支払い催促の電話に関するよくある質問
支払い催促では、いつ電話するか、何時ごろがよいか、何回まで電話してよいかなど判断に迷います。
ここでは、未入金確認の電話でよくある疑問に回答します。自社の債権管理ルールや取引先との契約がある場合は、その内容を優先してください。
支払期日の翌日に電話してもよいですか?
高額な請求や早急な確認が必要な場合は、翌営業日に電話しても構いません。
ただし、金融機関の反映時間を考慮し、未払いと断定せず、振込手続きの有無を確認します。
電話とメールはどちらを先にすべきですか?
記録を残すため、基本的にはメールを先に送り、返信がない場合に電話する方法が使いやすいでしょう。
緊急性が高い場合は電話を先に行い、その後に確認メールを送ります。
電話をかける時間帯はいつがよいですか?
相手の始業直後、昼休み、終業間際を避け、通常の業務時間内にかけます。
経理担当者の締め処理が集中する月末などは、相手の都合を確認して折り返し時間を決めてもよいでしょう。
担当者不在時に未入金の内容を伝えてもよいですか?
受付やほかの部署の担当者には、請求書に関する確認であることだけを伝え、金額や未入金の詳細は控えます。
折り返し先、担当者名、希望する連絡期限を残しましょう。
入金予定日を聞いても「分からない」と言われたらどうしますか?
誰に確認すれば分かるのか、いつまでに回答できるのかを尋ねます。
「経理責任者へ確認し、〇月〇日までにご回答ください」と、次の対応と期限を決めましょう。
電話で約束した入金日を過ぎたらどうしますか?
翌営業日以降に電話またはメールで再確認します。前回の電話日時と約束日を示し、変更後の確実な日付を求めます。
約束日の変更が繰り返される場合は、担当者だけで対応せず、上司や経理責任者へ共有してください。
電話を録音してもよいですか?
録音に関する社内ルールや適用される法令、相手への案内方法を確認してください。
録音の有無にかかわらず、合意した内容は電話後にメールで送り、記録に残す方法が実務上分かりやすいでしょう。
何回電話してもよいですか?
同じ日に何度も電話するのではなく、伝言、メール、回答期限の設定を組み合わせます。
連絡が取れない状態が続く場合は、社内の債権管理手順に従い、連絡先や対応方法を見直してください。
まとめ|電話では未払いを責めず具体的な入金日を確認する
支払い催促の電話では、相手が支払っていないと決めつけず、自社で確認できている入金状況と対象請求を伝えます。
未手続きの場合は具体的な入金予定日を確認し、電話後にメールで合意内容を残しましょう。
- 電話前に請求書番号・金額・期日を準備する
- 代表電話では経理担当者へ取り次いでもらう
- 受付には未入金の詳細を話しすぎない
- 入金されていないと断定しない
- 振込済みの場合は日付・金額・名義を確認する
- 未手続きなら具体的な入金予定日を聞く
- 曖昧な回答は日付に置き換える
- 約束日と回答内容を復唱する
- 電話後に確認メールを送る
- 繰り返す遅延は社内へ共有する
電話の前に送る催促メールを探している場合は、入金確認・支払い催促メール例文集|期日前・期限後・返信別テンプレートをご覧ください。
電話後に相手から入金予定日の回答が来た場合は、「今週中に振り込みます」への返信例文15選|入金予定日の確認も参考にしてください。
関連記事
支払い催促、入金確認、請求書、振込予定に関する文例は、以下の記事も参考にしてください。
- 入金確認・支払い催促メール例文集|期日前・期限後・返信別テンプレート
- 支払期日を過ぎた取引先への催促メール例文15選|やんわり・丁寧
- 2回目の入金催促メール例文10選|返信がない場合の再連絡
- 長期未入金の督促メール例文10選|強めでも失礼にならない文面
- 入金が確認できないときのメール例文15選|行き違いに配慮した催促文
- 「今週中に振り込みます」への返信例文15選|入金予定日の確認
- 振込名義が違うときの確認メール例文10選|入金を特定できない場合
- 請求書が届いているか確認するメール例文10選|未着・再送の文面
- 請求書再発行のお願いメール例文15選|紛失・訂正・再送の文面
- 入金確認後のお礼メール例文15選|取引先への丁寧な受領連絡
- 支払いが遅れるときの謝罪メール例文15選|入金予定日の伝え方
- 支払い条件変更のお願いメール例文15選|取引先に失礼なく伝える文面

