「上司への年賀状には、どんな文章を書けばよい?」
「職場の同僚に送る年賀状は、少しくだけた表現でも大丈夫?」
「部下や後輩に、新年の励ましを伝えたい」
職場の人に送る年賀状は、取引先や顧客に送る年賀状とは少し異なります。
直属の上司には日頃の指導への感謝を、先輩には仕事での助言へのお礼を、同僚には協力への感謝を伝えると自然です。
後輩や部下には、新しい一年への期待や励ましを添えることもできます。
社内向け年賀状で大切なのは、相手との関係に合った言葉遣いで、前年の感謝と新年の挨拶を伝えることです。
ただし、職場によっては社員間の年賀状を控える方針があったり、年賀状の交換を行わない慣習があったりします。
まずは勤務先の方針と、相手との関係を確認しましょう。
この記事では、上司・役員・元上司・先輩・同僚・同期・後輩・部下・異動した元同僚などに使える完成文例60選を紹介します。
短い添え書きではなく、賀詞から結びまでを備えた年賀状本文として使いやすい形にまとめています。
社内向け年賀状の基本マナーと書き方
社内向けの年賀状では、全員に同じ文章を送るよりも、相手との関係に合わせて感謝や抱負を調整すると自然です。
まずは、基本的な考え方を押さえましょう。
上司・役員には指導への感謝を中心にする
上司や役員への年賀状では、丁寧な賀詞を使い、前年の指導や支援に対する感謝を伝えます。
例えば、
「旧年中は温かいご指導を賜り、誠にありがとうございました。」
「本年も一層努力してまいりますので、引き続きご指導のほどよろしくお願い申し上げます。」
といった文章です。
目上の相手には「謹賀新年」「恭賀新年」などの四文字賀詞や、丁寧な文章形式の賀詞を選ぶと無難です。
先輩には助言や支えへの感謝を伝える
先輩への年賀状では、役職にかかわらず、日頃の助言やサポートに感謝を伝えると自然です。
「昨年はさまざまな場面でご相談に乗っていただき、ありがとうございました。」
「本年も多くのことを学びながら、仕事に取り組んでまいります。」
などの表現が使えます。
同僚・同期には自然な言葉遣いを選ぶ
同僚や同期への年賀状は、相手との距離感に合わせて文章を調整できます。
普段から親しく話している相手であれば、堅すぎない言葉遣いでも構いません。
ただし、年賀状は相手の家族などが目にする可能性もあるため、職場内だけで通じる冗談や個人的な話題には配慮しましょう。
後輩・部下には感謝や励ましを添える
後輩や部下への年賀状では、前年の努力や協力への感謝を伝えると温かい印象になります。
一方的な評価や指示にならないよう、前向きな表現を心掛けましょう。
「昨年はさまざまな場面で力を貸してくれて、ありがとうございました。」
「今年も互いに協力しながら、充実した一年にしていきましょう。」
などが使えます。
社内で年賀状を送る前に会社の方針を確認する
社員同士の年賀状は、必ず交換しなければならないものではありません。
個人情報保護や社員への負担に配慮し、社内での年賀状交換を控えるよう案内している職場もあります。
また、相手が年賀状のやり取りを希望していない場合は、その意思を尊重しましょう。
会社の方針を確認せず、社内名簿や人事情報にある自宅住所を個人的な年賀状の送付に利用することは避けてください。
直属の上司への年賀状文例10選
直属の上司には、日々の指導や相談への感謝を中心に伝えましょう。
新年の目標や仕事への意欲を添えると、上司との関係に合った年賀状になります。
文例1:直属の上司への基本文
謹賀新年
旧年中は温かいご指導をいただき、誠にありがとうございました。
本年も一つひとつの業務に真摯に取り組み、より一層成長できるよう努めてまいります。
引き続きご指導のほど、よろしくお願いいたします。
文例2:指導への感謝を丁寧に伝える
恭賀新年
旧年中は数々のご助言とご指導を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年もご期待にお応えできるよう、日々努力してまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
文例3:新年の抱負を伝える
謹賀新年
昨年は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
本年はこれまでの経験を生かし、より主体的に仕事へ取り組んでまいりたいと存じます。
引き続きご指導のほど、よろしくお願いいたします。
文例4:新入社員から上司へ
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は入社以来、丁寧なご指導をいただき、誠にありがとうございました。
本年も一日も早く職場に貢献できるよう、学びを重ねてまいります。
引き続きご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
文例5:相談に乗ってもらった上司へ
謹賀新年
旧年中は仕事の進め方について親身にご相談に乗っていただき、ありがとうございました。
いただいた助言を大切にし、本年もよりよい成果につなげてまいりたいと存じます。
引き続きよろしくお願いいたします。
文例6:チームで成果を出した上司へ
恭賀新年
旧年中は多くの場面で温かいご指導とお力添えをいただき、誠にありがとうございました。
本年もチームの一員として役割を果たし、目標達成に貢献できるよう努めてまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
文例7:異動して新しくお世話になった上司へ
謹賀新年
旧年中は異動後の慣れない業務について、丁寧にご指導いただき、誠にありがとうございました。
本年は一層理解を深め、安心して仕事をお任せいただけるよう努力してまいります。
引き続きよろしくお願いいたします。
文例8:昇進を機に決意を伝える
謹んで初春のお慶びを申し上げます。
旧年中は格別のご指導とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年は新たな役割への責任を自覚し、これまで以上に業務に励んでまいります。
引き続きご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
文例9:改善や成長への意欲を伝える
謹賀新年
昨年はさまざまな場面でご助言をいただき、誠にありがとうございました。
本年は課題の改善に積極的に取り組み、着実に成長できる一年にしてまいります。
今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。
文例10:健康への気遣いを添える
恭賀新年
旧年中は大変お世話になり、心より感謝申し上げます。
本年も精一杯努力してまいりますので、引き続きご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
ますますのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
部長・役員・元上司への年賀状文例10選
役職者や元上司への年賀状では、適度な格式と感謝を大切にしましょう。
普段直接会う機会が少ない相手には、簡潔で丁寧な文章が向いています。
文例11:部長への基本文
謹賀新年
旧年中は格別のご指導を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も職務に精励し、部署の発展に貢献できるよう努めてまいります。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
文例12:本部長への改まった年賀状
恭賀新年
旧年中は温かいご指導とご配慮を賜り、誠にありがとうございました。
本年も一層の努力を重ね、ご期待にお応えできるよう精進してまいります。
ますますのご健勝を心よりお祈り申し上げます。
文例13:社長への年賀状
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は格別のご指導を賜り、深く感謝申し上げます。
本年も会社の発展に少しでも貢献できるよう、責任を持って業務に取り組んでまいります。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
文例14:役員への感謝を伝える
謹賀新年
旧年中は貴重なご助言を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も広い視野を持って業務に取り組み、よりよい成果を目指してまいります。
ご指導のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
文例15:別部署の役職者へ
恭賀新年
旧年中は部署を越えたご協力と温かいご配慮をいただき、誠にありがとうございました。
本年も円滑な連携を心掛け、業務に取り組んでまいります。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
文例16:以前の直属の上司へ
謹賀新年
旧年中も温かいお心遣いをいただき、誠にありがとうございました。
以前にいただいたご指導を大切にし、本年も一層努力してまいります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
文例17:退職した元上司へ
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
在職中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
これまでの温かいご指導に改めて感謝申し上げます。
本年が健やかで充実した一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
文例18:定年退職した元上司へ
恭賀新年
旧年中もご丁寧なお心遣いをいただき、ありがとうございました。
長年にわたり賜りましたご指導に、深く感謝しております。
本年もお健やかに、実り多い日々をお過ごしになりますようお祈り申し上げます。
文例19:顧問・相談役へ
謹賀新年
旧年中は貴重なご助言とお力添えを賜り、誠にありがとうございました。
本年もいただいたお言葉を大切にし、業務に精励してまいります。
引き続きご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
文例20:長年お世話になった役職者へ
謹んで初春のお慶びを申し上げます。
長年にわたり温かいご指導とご厚情を賜り、深く感謝申し上げます。
本年も学びを忘れず、一層精進してまいりたいと存じます。
ますますのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
職場の先輩への年賀状文例10選
先輩への年賀状では、普段のサポートや助言への感謝を伝えると自然です。
親しい関係なら少し柔らかい文章も使えますが、敬語を保つと幅広い相手に対応できます。
文例21:先輩への基本文
謹賀新年
昨年はさまざまな場面でご指導いただき、ありがとうございました。
本年も多くのことを学びながら、仕事に取り組んでまいります。
引き続きよろしくお願いいたします。
文例22:仕事を教えてくれた先輩へ
あけましておめでとうございます。
昨年は業務の進め方を丁寧に教えていただき、ありがとうございました。
教わったことを生かして、今年はさらに成長できるよう頑張ります。
本年もよろしくお願いいたします。
文例23:相談に乗ってくれた先輩へ
謹賀新年
旧年中は仕事の悩みや相談に親身に向き合っていただき、誠にありがとうございました。
本年もいただいた助言を大切にし、前向きに取り組んでまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
文例24:同じチームの先輩へ
あけましておめでとうございます。
昨年はチームの業務でたくさん助けていただき、ありがとうございました。
今年も一緒によりよい成果を目指せるよう頑張りたいと思います。
引き続きよろしくお願いします。
文例25:尊敬している先輩へ
謹賀新年
昨年は仕事への向き合い方や考え方など、多くのことを学ばせていただきました。
本年も一つひとつ経験を重ね、成長していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
文例26:異動した先輩へ
謹賀新年
昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。
ご異動後も教えていただいたことを大切にし、日々の業務に取り組んでおります。
本年もますますのご活躍をお祈り申し上げます。
文例27:他部署の先輩へ
あけましておめでとうございます。
昨年は部署を越えてご協力いただき、ありがとうございました。
今年も必要なときに連携しながら、よい仕事ができればと思います。
本年もよろしくお願いいたします。
文例28:研修でお世話になった先輩へ
謹賀新年
旧年中は研修の機会に丁寧なご指導をいただき、誠にありがとうございました。
教えていただいたことを今後の業務に生かしてまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
文例29:親しい先輩へ
あけましておめでとうございます。
昨年は仕事でも日頃の会話でも大変お世話になりました。
今年もいろいろと相談させていただくことがあると思いますが、どうぞよろしくお願いします。
充実した一年になりますように。
文例30:先輩の活躍を願う
謹賀新年
昨年は温かいお心遣いをいただき、ありがとうございました。
本年も学ばせていただいたことを大切にし、仕事に励んでまいります。
ますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
同僚・同期への年賀状文例10選
同僚や同期への年賀状では、仕事での協力や支えへの感謝を自然に伝えましょう。
相手との距離感に合わせて、丁寧な文章から親しみやすい文章まで使い分けられます。
文例31:同僚への基本文
あけましておめでとうございます。
昨年はさまざまな業務で協力してくれて、ありがとうございました。
今年も互いに力を合わせ、充実した一年にしていきましょう。
本年もよろしくお願いします。
文例32:親しい同僚へ
あけましておめでとう!
昨年は仕事でたくさん助けてもらって、本当にありがとう。
今年も一緒に楽しく、前向きに頑張っていこう。
どうぞよろしくね。
文例33:同じチームの同僚へ
謹賀新年
旧年中はチームの業務にご協力いただき、ありがとうございました。
本年も情報共有を大切にしながら、よりよい成果を目指していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
文例34:同期入社の仲間へ
あけましておめでとうございます。
昨年も仕事の話や相談など、さまざまな場面で支えてくれてありがとう。
今年も互いに刺激を受けながら、成長できる一年にしていきたいです。
本年もよろしくお願いします。
文例35:難しい仕事を一緒に乗り越えた同僚へ
あけましておめでとうございます。
昨年は大変な時期もありましたが、一緒に乗り越えることができて心強かったです。
今年も協力しながら、よい仕事を積み重ねていきましょう。
本年もよろしくお願いします。
文例36:他部署の同僚へ
謹賀新年
昨年は部署を越えた業務にご協力いただき、ありがとうございました。
今年も円滑に連携し、互いに力を発揮できる一年にしていきたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
文例37:助けてもらった同僚へ
あけましておめでとうございます。
昨年は困ったときにいつも力を貸してくれて、本当にありがとうございました。
今年は私も少しでも力になれるよう頑張ります。
本年もどうぞよろしくお願いします。
文例38:久しぶりに連絡する同期へ
あけましておめでとうございます。
しばらくお会いできていませんが、お元気でしょうか。
昨年もそれぞれ忙しい一年だったと思います。
今年はまた近況を話せる機会があるとうれしいです。
よい一年になりますように。
文例39:新しく同じ部署になった同僚へ
謹賀新年
昨年は新しいチームで温かく迎えていただき、ありがとうございました。
今年も協力しながら、よりよい仕事ができるよう努めてまいります。
引き続きよろしくお願いいたします。
文例40:互いの健康を気遣う同僚へ
あけましておめでとうございます。
昨年は大変お世話になり、ありがとうございました。
今年も体調に気をつけながら、お互いに充実した一年を過ごしていきましょう。
本年もよろしくお願いします。
後輩・部下への年賀状文例10選
後輩や部下への年賀状では、前年の努力や協力に対する感謝を伝えましょう。
過度な評価や業務上の指示ではなく、相手を尊重する温かい文章が適しています。
文例41:後輩への基本文
あけましておめでとうございます。
昨年はさまざまな業務に協力してくれて、ありがとうございました。
今年も互いに助け合いながら、充実した一年にしていきましょう。
本年もよろしくお願いします。
文例42:仕事を覚えている後輩へ
あけましておめでとうございます。
昨年は新しい仕事にも積極的に取り組んでくれて、ありがとう。
今年も少しずつ経験を重ねながら、一緒に頑張っていきましょう。
どうぞよろしくお願いします。
文例43:成長を感じた後輩へ
謹賀新年
昨年は多くの業務に真摯に取り組んでくれて、ありがとうございました。
日々の努力に感謝しています。
本年も互いに学び合いながら、よい仕事をしていきましょう。
文例44:直属の部下へ
あけましておめでとうございます。
昨年はチームの目標に向けて力を尽くしてくれて、ありがとうございました。
今年も皆で協力し、働きやすく成果を出せるチームにしていきたいと思います。
本年もよろしくお願いします。
文例45:新入社員の部下へ
あけましておめでとうございます。
昨年は慣れない環境の中で、一生懸命取り組んでくれてありがとう。
今年も分からないことは相談しながら、一つひとつ経験を積んでいきましょう。
本年もよろしくお願いします。
文例46:リーダーを任せている部下へ
謹賀新年
昨年はチームのまとめ役として多くの場面で力を尽くしていただき、ありがとうございました。
本年も互いに相談しながら、よりよいチームづくりに取り組んでいきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
文例47:異動する後輩へ
あけましておめでとうございます。
昨年は一緒に仕事ができて、とても心強かったです。
新しい部署でも、これまでの経験を生かして活躍されることを願っています。
また一緒に仕事ができる機会を楽しみにしています。
文例48:相談に乗っていた後輩へ
あけましておめでとうございます。
昨年は仕事についていろいろと話し合う機会がありましたね。
今年も困ったことがあれば、遠慮なく相談してください。
互いにとって実りある一年にしていきましょう。
文例49:新しい挑戦をする部下へ
謹賀新年
昨年は前向きに仕事へ取り組んでいただき、ありがとうございました。
本年も新しい挑戦を支えながら、共によい成果を目指していきたいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
文例50:健康への気遣いを添える
あけましておめでとうございます。
昨年は日々の業務にご協力いただき、ありがとうございました。
今年も無理を重ねすぎず、互いに声を掛け合いながら仕事を進めていきましょう。
健康で充実した一年になりますように。
異動・転勤・退職した職場関係者への年賀状文例10選
以前の職場でお世話になった相手や、異動・退職によって普段会う機会が減った人への年賀状では、過去の交流への感謝を中心にします。
現在も仕事上の関係があるのか、個人的な交流が続いているのかによって、文章を調整しましょう。
文例51:別の部署へ異動した元同僚へ
あけましておめでとうございます。
昨年は一緒に仕事をする機会があり、大変お世話になりました。
部署は変わりましたが、また連携できる機会があればうれしいです。
本年もどうぞよろしくお願いします。
文例52:転勤した同僚へ
謹賀新年
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
新しい勤務地でのご活躍を心よりお祈りしております。
またお会いできる機会を楽しみにしています。
文例53:退職した同僚へ
あけましておめでとうございます。
在職中はさまざまな場面で助けていただき、ありがとうございました。
新しい環境でも充実した日々を過ごされていることと思います。
本年が素晴らしい一年となりますように。
文例54:以前の職場の先輩へ
謹賀新年
以前の職場では大変お世話になり、誠にありがとうございました。
教えていただいたことは、今の仕事でも大きな支えとなっております。
本年もますますのご健勝とご活躍をお祈り申し上げます。
文例55:かつての直属の上司へ
恭賀新年
在職中は温かいご指導を賜り、誠にありがとうございました。
これまでの経験を大切にし、現在の仕事にも一層励んでまいります。
本年も変わらぬご厚誼を賜れましたら幸いです。
文例56:転職した同期へ
あけましておめでとうございます。
昨年はそれぞれ新しい挑戦もあった一年でしたね。
離れた職場になりましたが、これからも近況を話し合えるとうれしいです。
充実した一年になりますように。
文例57:独立した元同僚へ
謹賀新年
旧年中は大変お世話になり、ありがとうございました。
新たな道でのご挑戦が実り多きものとなりますよう、心よりお祈りしております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
文例58:定年退職した先輩へ
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
在職中は長年にわたり温かいご指導をいただき、誠にありがとうございました。
本年もお健やかに、充実した日々をお過ごしになりますようお祈り申し上げます。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
文例59:長く会っていない元同僚へ
あけましておめでとうございます。
ご無沙汰しておりますが、お元気でしょうか。
以前一緒に仕事をした日々を懐かしく思い出しています。
新しい一年が健やかで実り多き年となりますよう、お祈りしております。
文例60:今後も交流を続けたい元同僚へ
あけましておめでとうございます。
以前は大変お世話になり、ありがとうございました。
職場は変わりましたが、これからも変わらずお付き合いできればうれしいです。
またお会いできる日を楽しみにしています。
社内向け年賀状で間違えやすい表現と注意点
職場の相手に年賀状を送る場合、敬語だけでなく相手との関係や会社の慣習にも注意が必要です。
文例を選ぶ際は、次の点を確認しましょう。
上司に「ご愛顧」「お引き立て」を使わない
「ご愛顧」「お引き立て」は、顧客や取引先からの支持・利用などに対する感謝で使われることが多い表現です。
直属の上司への年賀状では、
「旧年中は温かいご指導をいただき、誠にありがとうございました。」
などが自然です。
上司に略式の賀詞を使う場合は注意する
「迎春」「賀正」などの二文字賀詞は、目上の相手には略式と受け取られることがあります。
直属の上司や役員には「謹賀新年」「恭賀新年」などを選ぶと無難です。
一方、親しい同僚や後輩には、普段の関係に合わせて「あけましておめでとうございます」と書いてもよいでしょう。
部下への文章が評価・命令だけにならないようにする
避けたい例
「今年はさらに成果を出すよう期待しています。」
文章の内容によっては、年賀状が業務上の指示のように感じられる場合があります。
改善例
「昨年はチームの業務にご協力いただき、ありがとうございました。今年も互いに力を合わせ、充実した一年にしていきましょう。」
感謝と協力を中心にすると、年賀状らしい温かさが伝わります。
個人的な事情や職場の秘密を書きすぎない
年賀状は、自宅で家族が目にする可能性があります。
人事異動の未発表情報、業績の詳細、職場内のトラブル、他人の個人的な事情などは書かないようにしましょう。
仕事に関連する話題でも、第三者が見て差し支えない内容にまとめることが大切です。
年賀状の交換を相手に強要しない
年賀状の交換は、職場で必ず行わなければならないものではありません。
上司から部下へ送る場合も、返信を求めたり、交換しないことを評価に結び付けたりしないよう配慮しましょう。
社内で年賀状を送らない方針がある場合は、そのルールを優先してください。
社内向け年賀状の宛名と送付時期
年賀状の文章が完成したら、宛先や発送時期も確認しましょう。
社内の年賀状で特に注意したいのは、自宅住所の取り扱いです。
上司や同僚の自宅住所は適切に確認する
会社の社員名簿や人事システムに登録されている住所を、年賀状のために無断で利用することは避けましょう。
自宅へ年賀状を送る場合は、相手本人が年賀状の交換を希望しているか、住所をその目的に利用してよいかを確認することが大切です。
会社の個人情報保護方針や社内ルールにも従いましょう。
宛名は役職・氏名・敬称を確認する
職場の上司や先輩へ年賀状を送る場合、個人宛てには氏名に「様」を付けるのが基本です。
記載例
〇〇部
部長
山田太郎 様
「部長様」のように役職名へ直接「様」を付ける表現は、通常避けます。
詳しくは、年賀状の宛名書き|会社名・役職・敬称の正しい書き方で確認してください。
元日に届くよう余裕を持って準備する
年賀状は、できるだけ元日に届くように準備するのが一般的です。
ただし、年賀郵便の引受期間や元日配達に向けた投函の目安は、その年の日本郵便の案内を確認しましょう。
年始の挨拶が遅れた場合は、寒中見舞いやメールなどで挨拶する方法もあります。
年賀状はいつまで?投函時期と遅れた場合の対応も参考にしてください。
社内向け年賀状のよくある質問
Q. 上司に年賀状を送ることは必須ですか?
必須ではありません。
職場の慣習や会社の方針、相手の意向に合わせて判断しましょう。
社員同士の年賀状交換を控える方針がある場合は、そのルールを尊重することが大切です。
Q. 上司への年賀状には何を書けばよいですか?
基本は「丁寧な賀詞・旧年中の指導への感謝・本年の抱負・今後のお願い」です。
仕事での具体的な感謝を一言添えると、相手に合った年賀状になります。
Q. 上司への年賀状に「迎春」を使ってもよいですか?
「迎春」は略式と受け取られる場合があります。
上司や役員など、目上の相手には「謹賀新年」「恭賀新年」などの丁寧な賀詞を選ぶと無難です。
Q. 同僚への年賀状はくだけた文章でもよいですか?
親しい同僚であれば、普段の関係に合った親しみやすい文章でも構いません。
ただし、相手の家族が読む可能性なども考え、職場内だけの冗談や不適切な表現は避けましょう。
Q. 部下への年賀状には何を書けばよいですか?
前年の協力や努力への感謝、新しい一年への励ましなどが適しています。
過度な評価や業務上の命令に聞こえないよう、温かい言葉を選びましょう。
Q. 元上司や退職した同僚へ年賀状を送ってもよいですか?
本人との交流が続いており、年賀状のやり取りを希望している場合は送ることができます。
ただし、退職後の住所などを会社の情報から無断で利用することは避けましょう。
Q. 社内年賀状に手書きの一言を添える必要はありますか?
必須ではありません。
ただし、印刷済みの文章に具体的な感謝を添えると、より相手に合った年賀状になります。
上司への短い一言を探している場合は、上司への年賀状の一言文例も参考にしてください。
Q. 年賀状の代わりに社内チャットで新年の挨拶をしてもよいですか?
社内チャットやメールなどで新年の挨拶をする方法もあります。
日頃の連絡方法や職場の慣習に合わせて判断しましょう。
ただし、全社向けの挨拶と個人的な年賀状交換は目的が異なるため、必要に応じて使い分けます。
Q. 社内で年賀状じまいをした場合、翌年も送るべきですか?
年賀状じまいを済ませている場合は、原則として年賀状の送付を再開する必要はありません。
相手から年賀状が届いた場合は、必要に応じてメールや対面などでお礼を伝える方法があります。
詳しくは、年賀状じまい後に年賀状が届いた場合の対応と文例をご覧ください。
まとめ|社内向け年賀状は相手との関係に合った感謝を伝えよう
社内向けの年賀状では、相手との関係に合った文章を選ぶことが大切です。
上司には指導への感謝、先輩には助言へのお礼、同僚には協力への感謝、後輩や部下には励ましの言葉を中心にすると自然です。
今回紹介した60文例は、次の6つのグループに分けています。
| 相手 | 文例数 |
|---|---|
| 直属の上司 | 10 |
| 部長・役員・元上司 | 10 |
| 職場の先輩 | 10 |
| 同僚・同期 | 10 |
| 後輩・部下 | 10 |
| 異動・転勤・退職した職場関係者 | 10 |
| 合計 | 60 |
ただし、社内で年賀状の交換を控える方針がある場合や、相手が送付を希望していない場合は、その意向を尊重しましょう。
年賀状を送る場合は、賀詞と敬語を整え、相手に合った感謝を伝えることを意識してください。

