「2027年のビジネス年賀状には、どんな文章を書けばよい?」
「取引先や上司に、そのまま使える丁寧な文例が欲しい」
「未年らしい言葉を入れたいけれど、ビジネスでは不自然にならない?」
2027年の年賀状を準備するとき、迷いやすいのが相手に合った文面の選び方です。
ビジネス年賀状では、単に新年を祝うだけでなく、旧年中の感謝と今後のお付き合いへのお願いを伝えることが大切です。
2027年は令和9年、干支は「丁未(ひのとひつじ)」、十二支は「未(ひつじ)」です。
未年のモチーフを取り入れることもできますが、取引先や上司への年賀状では、干支を無理に文章へ入れる必要はありません。
この記事では、2027年に使えるビジネス年賀状の完成文例40選を、取引先・新規取引先・協力会社・営業担当・顧客・上司・役員などの相手別に紹介します。
さらに、未年らしい言葉を自然に取り入れた文例や、2027年の年号の書き方、賀詞のマナー、送付前のチェックポイントも解説します。
- 2027年(令和9年・丁未)のビジネス年賀状で押さえたい基本
- 2027年|取引先への基本的な年賀状文例5選
- 2027年|長年の取引先・重要取引先への年賀状文例5選
- 2027年|新規取引先・初めて年賀状を送る相手への文例5選
- 2027年|営業担当者から取引先へ送る年賀状文例5選
- 2027年|協力会社・業務委託先・仕入先向けの年賀状文例5選
- 2027年|顧客・店舗・サービス利用者向け年賀状文例5選
- 2027年|上司・役員・顧問向けのビジネス年賀状文例5選
- 2027年|未年らしい表現を取り入れた年賀状文例5選
- 2027年の年賀状に干支を入れるときのポイント
- 2027年のビジネス年賀状で避けたいNG表現
- 2027年の年賀状を送る前のチェックリスト
- 2027年ビジネス年賀状のよくある質問
- まとめ|2027年のビジネス年賀状は丁未の年号と相手別の感謝を大切にする
- 関連記事|ビジネス年賀状の書き方と相手別文例
2027年(令和9年・丁未)のビジネス年賀状で押さえたい基本
2027年向けの年賀状では、年号や干支を正しく記載することが大切です。
ただし、ビジネス年賀状では年ごとの特徴よりも、相手に合った感謝と敬意を優先しましょう。
2027年の干支と年号
| 項目 | 2027年の情報 |
|---|---|
| 西暦 | 2027年 |
| 和暦 | 令和9年 |
| 十二支 | 未(ひつじ) |
| 十干十二支 | 丁未(ひのとひつじ) |
| 年賀状の年号例 | 令和九年 元旦 |
| 横書きの年号例 | 2027年 元旦 |
2027年の干支は「丁未」です。
「未」は十二支を表す文字で、動物では羊に当たります。
ビジネス年賀状に干支のイラストを入れる場合は、落ち着いたデザインにすると、取引先や役職者にも使いやすくなります。
取引先や上司には丁寧な賀詞を使う
ビジネス年賀状では、次のような賀詞が使いやすいでしょう。
- 謹賀新年
- 恭賀新年
- 謹んで新年のお慶びを申し上げます
- 謹んで初春のお慶びを申し上げます
一方、「賀正」「迎春」などの二文字賀詞や「寿」などの一文字賀詞は、略式と受け取られる場合があります。
上司や重要取引先への年賀状では、四文字賀詞や丁寧な文章形式を選ぶと無難です。
なお、年賀状のデザインにすでに賀詞が印刷されている場合は、本文で別の賀詞を重ねる必要はありません。
基本は「賀詞・感謝・新年のお願い」
ビジネス年賀状の基本的な流れは、次のとおりです。
- 新年を祝う賀詞
- 2026年にお世話になったことへの感謝
- 2027年もお付き合いをお願いする言葉
- 必要に応じて相手の健康や発展を願う結び
例えば、次の形です。
謹賀新年
旧年中は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。
貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
2027年の年賀状だからといって、特別な言葉を必ず入れる必要はありません。
ここからは、相手や目的に合わせた完成文例を紹介します。
2027年|取引先への基本的な年賀状文例5選
一般的な取引先への年賀状では、旧年中の感謝と、今後の関係継続を中心にまとめます。
取引先との関係に合わせて、丁寧さを調整してください。
文例1:最も使いやすい取引先向けの基本文
謹賀新年
旧年中は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も皆さまのご期待にお応えできるよう、一層努力してまいります。
変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。
貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
令和九年 元旦
文例2:丁寧で落ち着いた取引先向け文
恭賀新年
旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
本年も誠実な対応を心掛け、貴社のお役に立てるよう努めてまいります。
引き続き変わらぬご厚誼を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
2027年 元旦
文例3:今後の関係継続を重視する文
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は大変お世話になり、心より感謝申し上げます。
本年もこれまで築いてまいりました信頼関係を大切にし、よりよいお取引につなげてまいりたいと存じます。
今後とも末永いお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
文例4:貴社の発展を願う文
謹賀新年
旧年中は多大なるご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
2027年が貴社にとりまして、さらなる飛躍と発展の一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
本年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
文例5:少し短めの取引先向け文
謹賀新年
旧年中は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございました。
本年もよりよいサービスの提供に努めてまいります。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
令和九年 元旦
より多くの取引先向け文例は、取引先に送る年賀状文例80選でも紹介しています。
2027年|長年の取引先・重要取引先への年賀状文例5選
長く取引している企業や重要な取引先には、これまでの関係への感謝を丁寧に伝えましょう。
形式的な言葉だけでなく、今後も信頼関係を大切にする姿勢を示すと自然です。
文例6:長年のご厚情への感謝を伝える文
恭賀新年
長年にわたり格別のご厚情を賜り、深く感謝申し上げます。
本年も貴社とのお付き合いを大切にし、信頼にお応えできるよう一層精進してまいります。
変わらぬご高配を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
文例7:重要取引先へ格式を重視して送る文
謹んで初春のお慶びを申し上げます。
旧年中は格別のご厚誼を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も貴社のご期待にお応えすべく、誠心誠意業務に取り組んでまいります。
貴社の一層のご隆盛と、皆さまのご健勝を心よりお祈り申し上げます。
文例8:長期的な協力関係を大切にする文
謹賀新年
旧年中も多大なるお力添えをいただき、誠にありがとうございました。
本年も相互の信頼を大切にしながら、よりよい協力関係を築いてまいりたいと存じます。
引き続き変わらぬご厚誼のほど、よろしくお願い申し上げます。
文例9:経営者同士の年賀状に使う文
恭賀新年
旧年中は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございました。
本年も貴社とのご縁を大切にし、双方にとって実りあるお付き合いを続けてまいりたいと存じます。
貴社のますますのご発展と、皆さまのご多幸を心よりお祈り申し上げます。
文例10:重要な支援への感謝を込める文
謹賀新年
旧年中はさまざまな場面で温かいご支援を賜り、深く感謝申し上げます。
皆さまのお力添えを励みに、本年もより一層の努力を重ねてまいります。
2027年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
2027年|新規取引先・初めて年賀状を送る相手への文例5選
新規取引先には、長年の付き合いを前提とした言葉を使わないことが大切です。
2026年に取引が始まった相手なら、そのご縁への感謝を中心に伝えましょう。
文例11:2026年に取引を開始した相手へ
謹賀新年
旧年中は新たにお取引の機会をいただき、誠にありがとうございました。
本年もご期待にお応えできるよう、誠実な対応に努めてまいります。
今後とも末永いお付き合いを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
文例12:初めて年賀状を送る取引先へ
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
新しい年を迎え、貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
本年も一つひとつのご縁を大切にし、信頼いただけるお取引に努めてまいります。
何卒よろしくお願い申し上げます。
文例13:商談を始めたばかりの相手へ
謹賀新年
旧年中は貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
本年も貴社のお役に立てるご提案ができるよう、努力してまいります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
まだ取引が成立していない相手にも使いやすい文例です。
文例14:新たな協業先への年賀状
恭賀新年
旧年中は新たな協業の機会をいただき、心より御礼申し上げます。
本年も互いの強みを生かし、実りある取り組みを重ねてまいりたいと存じます。
引き続きご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
実際に協業が始まっている相手に使用してください。
文例15:新しい担当者として挨拶する文
謹賀新年
旧年中は温かくお迎えいただき、誠にありがとうございました。
本年も担当者として、一つひとつのご依頼に丁寧に対応してまいります。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
前年に担当を引き継いだ場合などに適した文章です。
2027年|営業担当者から取引先へ送る年賀状文例5選
営業担当者からの年賀状では、日頃の感謝に加えて、2027年も相手を支える姿勢を伝えると自然です。
ただし、年賀状を営業提案書のような内容にしないよう配慮しましょう。
文例16:営業担当者の基本文
謹賀新年
旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
本年も貴社のお役に立てるよう、丁寧かつ迅速な対応を心掛けてまいります。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
文例17:提案力を高めたい営業担当者の文
恭賀新年
旧年中は格別のご高配を賜り、心より御礼申し上げます。
本年も貴社のご要望に寄り添い、よりよいご提案ができるよう研鑽を重ねてまいります。
変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
文例18:サポートを重視する営業担当者の文
謹賀新年
昨年は多大なるご支援とご協力をいただき、誠にありがとうございました。
本年も安心してお任せいただけるよう、きめ細かな対応に努めてまいります。
引き続きご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
文例19:継続中の案件がある取引先への文
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中はさまざまなお力添えをいただき、誠にありがとうございました。
本年も進行中のお取り組みを大切にし、引き続き円滑に進められるよう尽力してまいります。
何卒よろしくお願い申し上げます。
案件内容を詳しく書くときは、年賀状が第三者の目に触れる可能性にも注意しましょう。
文例20:担当者として信頼関係を深める文
謹賀新年
旧年中は温かいご支援をいただき、ありがとうございました。
2027年も一つひとつのご縁を大切にし、信頼いただける担当者を目指してまいります。
本年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
営業担当者が印刷済み年賀状に添える短文は、営業向け年賀状の一言文例で紹介しています。
2027年|協力会社・業務委託先・仕入先向けの年賀状文例5選
協力会社や業務委託先などには、前年の協力への感謝を中心に伝えましょう。
一方的に支援を求めるのではなく、互いに良好な関係を築いていきたいという気持ちを示すと自然です。
文例21:協力会社への基本文
謹賀新年
旧年中は弊社業務に多大なるご協力を賜り、誠にありがとうございました。
本年も皆さまとの連携を大切にし、よりよい成果につなげてまいりたいと存じます。
引き続きご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
文例22:外注先・制作会社へ送る文
恭賀新年
旧年中は数々のお力添えをいただき、厚く御礼申し上げます。
皆さまの専門性とご協力に、心より感謝しております。
本年も互いに力を合わせ、よい仕事を積み重ねてまいりたいと存じます。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
文例23:仕入先・販売代理店へ送る文
謹賀新年
旧年中は格別のご支援を賜り、誠にありがとうございました。
本年も円滑なお取引を大切にし、より一層の信頼関係を築いてまいりたいと存じます。
貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
文例24:共同プロジェクトの関係者へ送る文
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中はプロジェクトの推進に多大なるご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
本年も引き続き知恵と力を合わせ、よい成果を生み出せるよう努めてまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
文例25:長年協力を受けている企業への文
恭賀新年
長年にわたり温かいご支援とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。
本年もこれまでの信頼関係を大切にし、共に成長できる一年にしてまいりたいと存じます。
変わらぬご厚誼を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2027年|顧客・店舗・サービス利用者向け年賀状文例5選
一般のお客様に送る年賀状では、取引先向けの堅い表現よりも、日頃の利用への感謝を中心にすると自然です。
店舗やサービスの特徴に合わせて調整しましょう。
文例26:顧客全般に使える基本文
謹賀新年
旧年中は弊社をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
本年も皆さまのご期待にお応えできるよう、サービスの向上に努めてまいります。
引き続き変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
文例27:小売店・飲食店のお客様へ
あけましておめでとうございます。
昨年は当店をご利用いただき、誠にありがとうございました。
2027年も皆さまに喜んでいただけるお店づくりに努めてまいります。
皆さまにとって笑顔あふれる一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
文例28:美容室・サロンのお客様へ
謹賀新年
旧年中は当サロンをご愛顧いただき、心より感謝申し上げます。
本年もお客様一人ひとりに寄り添い、心地よい時間をお届けできるよう努めてまいります。
2027年もどうぞよろしくお願いいたします。
文例29:会員・継続利用者への年賀状
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は〇〇サービスをご利用いただき、誠にありがとうございました。
本年も皆さまに安心してご利用いただける環境づくりと、サービスの充実に努めてまいります。
引き続きよろしくお願い申し上げます。
実際に利用されているサービス名を入れて使用してください。
文例30:長年のお客様への感謝を込める文
謹賀新年
長年にわたり格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。
本年も皆さまとのご縁を大切にし、変わらぬ誠意をもってサービスをお届けしてまいります。
皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
顧客情報を使って年賀状を発送する場合は、送付先の確認や自社の個人情報管理ルールにも注意しましょう。
2027年|上司・役員・顧問向けのビジネス年賀状文例5選
上司や役員への年賀状では、取引先向けの「ご愛顧」「お引き立て」よりも、日頃の指導への感謝と仕事への抱負を中心に伝えます。
相手との関係や職場の慣習に合わせて選びましょう。
文例31:直属の上司へ送る基本文
謹賀新年
旧年中は温かいご指導をいただき、誠にありがとうございました。
本年も日々の業務に真摯に取り組み、少しでも成長できるよう努力してまいります。
引き続きご指導のほど、よろしくお願いいたします。
文例32:部長・本部長など役職者へ
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は格別のご指導とご配慮を賜り、厚く御礼申し上げます。
本年も一層業務に精励し、ご期待にお応えできるよう努めてまいります。
引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
文例33:社長・役員へ改まった文章を送る
恭賀新年
旧年中は多大なるご指導を賜り、誠にありがとうございました。
本年も会社の発展に貢献できるよう、責任を持って業務に取り組んでまいります。
今後ともご指導を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
文例34:元上司・顧問への年賀状
謹賀新年
旧年中も温かいお心遣いを賜り、厚く御礼申し上げます。
これまでにいただいたご指導を大切にし、本年も一層精進してまいりたいと存じます。
ますますのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
文例35:上司へ2027年の抱負を伝える
謹んで初春のお慶びを申し上げます。
旧年中は多くの学びの機会をいただき、誠にありがとうございました。
2027年はこれまでの経験を生かし、より高い目標に向けて努力してまいります。
本年も変わらぬご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
上司に添える短い手書き文を探している場合は、上司への年賀状の一言文例も参考にしてください。
2027年|未年らしい表現を取り入れた年賀状文例5選
2027年の十二支は未です。
未年の年賀状では、羊のイラストを用いたり、「穏やか」「実り」「つながり」といった前向きな言葉を添えたりする方法があります。
ただし、これらの言葉を使うことが未年の正式な作法というわけではありません。
ビジネスでは語呂合わせや干支の説明を無理に入れず、自然な文章にまとめましょう。
文例36:穏やかな一年を願う取引先向け文
謹賀新年
旧年中は格別のご高配を賜り、誠にありがとうございました。
未年を迎え、皆さまにとりまして穏やかで実り多き一年となりますことを、心よりお祈り申し上げます。
本年も変わらぬご厚誼のほど、よろしくお願い申し上げます。
文例37:人とのつながりを大切にする文
恭賀新年
旧年中は多大なるお力添えをいただき、厚く御礼申し上げます。
2027年も皆さまとのつながりを大切にし、信頼を積み重ねてまいりたいと存じます。
貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。
文例38:未年の協調をイメージした文
謹賀新年
旧年中は温かいご支援を賜り、誠にありがとうございました。
2027年も互いの力を合わせ、着実に成果を積み重ねる一年にしてまいりたいと存じます。
本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
羊の群れをイメージしたデザインにも合わせやすい文章です。
文例39:新たな成長を願う文
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、心より御礼申し上げます。
丁未の新年を迎え、貴社にとりまして新たな成長と実りに恵まれる一年となりますよう、お祈り申し上げます。
本年も変わらぬご厚誼を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
文例40:未年のイラストに合わせる柔らかい文
謹賀新年
旧年中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
2027年の未年が、皆さまにとりまして穏やかな喜びと多くの実りに満ちた一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
未年のデザインを使う場合でも、取引先や上司に送る際は、相手との関係に合った丁寧な文章を選びましょう。
2027年の年賀状に干支を入れるときのポイント
2027年の年賀状に干支を取り入れる方法は、文章・イラスト・年号の3つに分けて考えると分かりやすくなります。
「未」「丁未」を使う場合
「未年」「丁未の新年」といった言葉は、2027年らしさを出す表現として使えます。
ただし、取引先や上司への年賀状で必須ではありません。
自然な表現例
「2027年が皆さまにとりまして、実り多き一年となりますようお祈り申し上げます。」
「丁未の新年を迎え、貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます。」
干支を使わず、年号だけを入れても問題ありません。
羊のイラストを使う場合
羊のイラストは、2027年らしい年賀状デザインとして使えます。
ビジネス向けには、次の点を意識しましょう。
- 取引先には落ち着いた和風・シンプルなデザインを選ぶ
- 親しい同僚や顧客には柔らかいイラストを使う
- 賀詞や本文が読みにくくならないようにする
- 会社のロゴや差出人情報が埋もれないようにする
特に重要取引先へ送る場合は、イラストのかわいらしさよりも、文章の読みやすさと丁寧さを優先するとよいでしょう。
「令和九年 元旦」と「2027年 元旦」の違い
年賀状の年号には、和暦と西暦のどちらも使用できます。
和暦の例
令和九年 元旦
西暦の例
2027年 元旦
なお、「元旦」は1月1日の朝を指す表現です。
元日に届くことを想定した年賀状で使うのが一般的ですが、到着が大幅に遅れる場合は、実際の送付状況に合わせて表記を見直してもよいでしょう。
また、「2027年1月1日 元旦」のように日付と元旦を重ねるより、「2027年 元旦」などにまとめるとすっきりします。
2027年のビジネス年賀状で避けたいNG表現
文例をそのまま使う場合でも、相手や送付状況に合っているかを確認しましょう。
特に、賀詞の使い方や相手との関係に一致しない言葉には注意が必要です。
目上の相手に略式の賀詞を使う
注意したい例
「迎春」
「賀正」
これらの賀詞が必ず失礼になるわけではありませんが、上司や重要取引先には略式と受け取られる可能性があります。
改善例
「謹賀新年」
「謹んで新年のお慶びを申し上げます。」
より丁寧な表現を選ぶと無難です。
新規取引先に長年の付き合いを前提とした表現を使う
注意したい例
「長年にわたりお引き立ていただき、誠にありがとうございます。」
取引開始から間もない相手には、実際の関係と一致しません。
改善例
「旧年中は新たにお取引の機会をいただき、誠にありがとうございました。」
相手との関係に合った感謝を伝えましょう。
上司に顧客向けの言葉を使う
注意したい例
「本年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。」
一般のお客様や取引先に使う表現を、そのまま上司に使用すると不自然になる場合があります。
改善例
「本年もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。」
上司には指導への感謝と仕事への抱負を伝えましょう。
自社の宣伝ばかりを書く
年賀状に商品やサービスの紹介を載せること自体が問題とは限りません。
ただし、長い宣伝文や一方的な売り込みが中心になると、新年の挨拶としての印象が弱くなります。
年賀状では旧年中の感謝と新年の挨拶を優先し、具体的な営業提案は別の連絡機会に分ける方法もあります。
2026年の年号や干支を残す
前年の年賀状データを使い回す場合は、特に注意が必要です。
2026年は丙午・午年でしたが、2027年は丁未・未年です。
次の項目を必ず確認しましょう。
- 2026年の表記が残っていないか
- 令和八年のままになっていないか
- 午年・馬のイラストを誤って使用していないか
- 文章に前年の具体的な出来事が残っていないか
印刷前に、賀詞・本文・年号・干支をまとめて確認することが大切です。
2027年の年賀状を送る前のチェックリスト
文例を選んだ後は、宛先や発送時期も確認しましょう。
文面・年号のチェック
- 2027年・令和9年の表記になっている
- 干支が丁未・未年になっている
- 賀詞が相手との関係に合っている
- 賀詞と本文で新年の挨拶を重複させていない
- 2026年にお世話になった内容と文章が一致している
- 相手に合わない表現や機密情報を含んでいない
宛名・送付先のチェック
- 会社名・部署名・氏名に誤りがない
- 役職や担当部署の変更を確認した
- 「御中」と「様」の使い分けを確認した
- 年賀状の受領を辞退している相手を除外した
- 喪中など配慮が必要な事情を確認した
印刷・発送のチェック
- 2027年用のデザインであることを確認した
- 差出人の会社名・部署名・連絡先を確認した
- 元日配達に向けた投函スケジュールを確認した
- 印刷後の試し刷りで文字切れや誤植を確認した
- 社内の発送担当者・承認者による確認を終えた
2027年用年賀はがきの販売情報や年賀郵便の受付期間は、日本郵便の最新案内を確認してください。
2027年ビジネス年賀状のよくある質問
Q. 2027年の干支は何ですか?
2027年の十二支は未(ひつじ)、十干十二支は丁未(ひのとひつじ)です。
和暦では令和9年に当たります。
Q. 2027年の年賀状に「丁未」を必ず入れる必要がありますか?
必要ありません。
丁未は年号や干支を表す言葉ですが、ビジネス年賀状では旧年中の感謝や新年のお付き合いへのお願いが重要です。
通常の賀詞と本文だけでも、丁寧な年賀状を作成できます。
Q. 取引先には「謹賀新年」と「迎春」のどちらがよいですか?
取引先や上司には、丁寧な四文字賀詞である「謹賀新年」の方が無難です。
「迎春」は二文字賀詞なので、相手によっては略式と受け取られる場合があります。
Q. 2027年の年賀状に「令和九年 元旦」と書いてよいですか?
一般的な年賀状の年号表記として使用できます。
横書きであれば「2027年 元旦」と書く方法もあります。
Q. 2027年の年賀状を元日に届けるには、いつまでに出せばよいですか?
年賀郵便の引受開始日や元日配達に向けた投函の目安は、日本郵便の案内で確認しましょう。
会社で大量発送する場合は、印刷や宛名確認の期間も含め、余裕を持って準備することが大切です。
Q. 2027年の年賀状に手書きの一言は必要ですか?
必須ではありません。
ただし、前年の具体的なお世話になったことへの感謝を一言添えると、相手に合わせた気持ちを伝えやすくなります。
詳しい文例は、ビジネス年賀状の一言添え書き文例30選をご覧ください。
Q. 2027年に年賀状を送らない企業へはどう対応すればよいですか?
相手先が年賀状の送付や受領を辞退している場合は、その意向を尊重しましょう。
必要に応じて、年始の業務メールや通常の連絡の中で挨拶する方法があります。
Q. 年賀状の文面は取引先すべてで統一してよいですか?
共通の基本文面を使う方法はあります。
ただし、長年の取引先、新規取引先、協力会社、顧客などでは、関係に合う感謝の言葉が異なります。
重要な相手には、必要に応じて個別の一言を添えるとよいでしょう。
まとめ|2027年のビジネス年賀状は丁未の年号と相手別の感謝を大切にする
2027年は令和9年、丁未・未年です。
未年らしいデザインや言葉を取り入れることもできますが、ビジネス年賀状では相手に敬意と感謝が伝わる文章を優先しましょう。
今回紹介した40文例は、次の8つの用途に分けています。
| 文例グループ | 文例数 |
|---|---|
| 取引先への基本文 | 5 |
| 長年・重要取引先向け | 5 |
| 新規取引先向け | 5 |
| 営業担当者向け | 5 |
| 協力会社・業務委託先向け | 5 |
| 顧客・サービス利用者向け | 5 |
| 上司・役員・顧問向け | 5 |
| 丁未・未年らしい表現 | 5 |
| 合計 | 40 |
年賀状を作る際は、賀詞・旧年中の感謝・本年のお付き合いへのお願いを基本とし、相手との実際の関係に合った文章を選びましょう。
また、2026年の年賀状データを流用する場合は、年号・干支・宛名を忘れず確認してください。
2027年の年賀状が、取引先や上司、顧客との良好な関係を改めて伝える機会となるよう、丁寧に準備を進めましょう。
関連記事|ビジネス年賀状の書き方と相手別文例
年賀状全般の書き方・完成文例
手書きの一言を添えたい場合
賀詞・宛名・送付先の確認
年賀状を送らない場合・年始メール
参考資料
