「上司への年賀状をやめたいけれど、失礼だと思われないだろうか」
「毎年年賀状をいただく部長や役員には、どう伝えればよい?」
「退職後も年賀状を交換している元上司に、角が立たない形で年賀状じまいをしたい」
上司への年賀状じまいは、同僚や友人よりも言葉遣いに気を配りたい場面です。
特に、日頃から指導を受けている直属の上司や、長年お世話になった元上司には、年賀状をやめることで関係が悪くならないか心配になることもあるでしょう。
結論からいえば、上司への年賀状じまいは、必ずしも失礼ではありません。大切なのは、これまでの感謝を伝え、年賀状のやり取りだけを終了することが分かるようにすることです。
ただし、会社の慣習や上司との関係によっては、あえて改まった通知をしない方が自然な場合もあります。
この記事では、直属の上司・部長や役員・元上司などに使える年賀状じまいの文例20選を紹介します。
最後の年賀状、メール、寒中見舞いでの伝え方や、通知する時期、避けたい表現についても解説するので、相手との関係に合った文章を選んでください。
上司への年賀状じまいは失礼?判断する3つのポイント
上司への年賀状じまいが失礼にあたるかどうかは、年賀状をやめるという行為だけでは決まりません。
まずは、現在の関係や会社の慣習を確認しましょう。
1. 会社の年賀状ルールや慣習を確認する
会社によっては、社内での年賀状の交換を控える方針がある場合もあれば、個人間で続けている場合もあります。
会社として年賀状の送付を終了しているなら、基本的にはその方針に従います。
一方、個人間の年賀状について特別なルールがない場合は、相手との関係を踏まえて判断しましょう。
なお、企業が取引先に送る年賀状と、従業員が個人的に上司へ送る年賀状は別のものです。
会社全体の年賀状廃止を理由に、個人間のやり取りまで終了したと説明しないよう注意が必要です。
2. 上司との普段の関係を考える
毎日のように職場で顔を合わせる直属の上司なら、年賀状をやめても日常の挨拶や業務上の交流は続きます。
一方、異動や退職によって接点が減った上司にとっては、年賀状が年に一度の交流になっている場合があります。
そのため、相手によっては最後の年賀状で丁寧に知らせる方が自然です。
相手との距離が近いほど簡単に、交流が少ないほど丁寧にという考え方は一つの目安になります。
ただし、最終的には相手との実際の関係に合わせましょう。
3. 年賀状の終了と今後の関係を区別する
上司への年賀状じまいで特に大切なのは、年賀状をやめても、感謝や敬意は変わらないと伝えることです。
例えば、次のような文章が使えます。
「これまでの温かいお心遣いに深く感謝申し上げます。今後は年賀状によるご挨拶を控えさせていただきますが、引き続きご指導のほど、よろしくお願いいたします。」
年賀状じまいをする理由よりも、相手への感謝が伝わる文章を意識しましょう。
上司への年賀状じまいの基本的な書き方
上司への年賀状じまいは、次の3つの要素を順番に入れると、丁寧で自然な文章になります。
1. 日頃の指導や年賀状への感謝を述べる
最初に、日頃の指導や、これまでの年賀状に対する感謝を伝えます。
使いやすい表現は次のとおりです。
- いつも温かいご指導をいただき、誠にありがとうございます。
- これまで毎年ご丁寧な年賀状をいただき、心より感謝申し上げます。
- 長年にわたりお心遣いを賜り、厚く御礼申し上げます。
まだ年賀状を交換したことがない相手には、「毎年年賀状をいただき」という表現を使わないようにしましょう。
2. 年賀状を終了する意思を柔らかく伝える
次に、年賀状による挨拶を終了することを伝えます。
例えば、
「私事で恐縮ではございますが、今後は年賀状によるご挨拶を控えさせていただきたく存じます。」
という表現が使えます。
個人的な年賀状じまいなら、「私事で恐縮ですが」と添えることで、個人の判断であることが伝わります。
また、今回の年賀状を最後にする場合は、
「今回をもちまして、年賀状によるご挨拶を終了させていただきます。」
と書くと明確です。
3. 今後も変わらない関係を願う言葉で結ぶ
最後には、今後も変わらない関係を願う言葉を添えます。
現役の上司であれば、
「引き続きご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。」
元上司であれば、
「今後とも変わらぬご厚誼を賜れましたら幸いです。」
などが自然です。
退職して久しい相手に対し、現在も仕事上の指導を受けているかのような表現を使う必要はありません。
直属の上司への年賀状じまい文例4選
直属の上司には、日頃の指導への感謝と、今後も変わらず仕事に取り組む姿勢を伝えましょう。
普段の関係によって、丁寧さを調整してください。
文例1:直属の上司へ最も使いやすい基本文
これまで毎年ご丁寧な年賀状をいただき、誠にありがとうございました。
私事で恐縮ではございますが、今後は年賀状によるご挨拶を控えさせていただきたく存じます。
日頃のご指導に心より感謝申し上げます。
引き続きご指導のほど、よろしくお願いいたします。
上司への個人的な年賀状じまいとして、幅広く使いやすい基本形です。
文例2:直属の上司へ短く丁寧に伝える文
これまでの温かいお心遣いに、心より感謝申し上げます。
今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただきますが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
年末の挨拶メールなどに添える場合に使いやすい文章です。
文例3:日頃から親しく接している上司への文
いつも温かくご指導いただき、ありがとうございます。
今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただこうと思っております。
これまでのお心遣いに感謝しております。
職場ではこれからもどうぞよろしくお願いいたします。
比較的話しやすい上司に向けた、柔らかい表現です。
文例4:異動前の上司へ送る文
これまで多くのご指導を賜り、誠にありがとうございました。
異動後も変わらぬお心遣いをいただき、心より感謝しております。
私事で恐縮ですが、今後は年賀状によるご挨拶を控えさせていただきたく存じます。
今後とも変わらぬご厚誼を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
部署が離れた上司や、異動後も年賀状を交換している相手に適しています。
部長・役員など役職者への年賀状じまい文例4選
部長や役員など、より改まった言葉遣いが求められる相手には、丁寧で簡潔な文章を選びましょう。
ただし、過度に格式張った文章にする必要はありません。
文例5:部長への丁寧な年賀状じまい
平素より格別のご指導を賜り、厚く御礼申し上げます。
これまで年賀状を通じて温かいお心遣いをいただき、誠にありがとうございました。
誠に勝手ながら、今後は年賀状によるご挨拶を控えさせていただきたく存じます。
引き続きご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
文例6:役員・経営幹部への改まった文
日頃より多大なるご指導とお心遣いを賜り、深く感謝申し上げます。
私事で恐縮ではございますが、年始のご挨拶方法を見直し、今後は年賀状によるご挨拶を控えさせていただくことといたしました。
これまでのご厚情に心より御礼申し上げます。
今後とも変わらぬご指導を賜りますよう、お願い申し上げます。
文例7:社長への個人的な年賀状じまい
平素より温かいご指導とご配慮を賜り、誠にありがとうございます。
これまで毎年ご丁寧な年賀状をいただき、心より感謝しております。
誠に恐縮ではございますが、今後は個人的な年賀状によるご挨拶を控えさせていただきたく存じます。
今後とも一層業務に励んでまいりますので、引き続きご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
会社を代表する立場の相手には、職場の慣習や関係性を踏まえ、通知の必要性も含めて判断しましょう。
文例8:以前の所属部署の部長への文
在籍中は多大なるご指導をいただき、誠にありがとうございました。
部署を離れた後も温かいお心遣いを賜り、深く感謝申し上げます。
私事で恐縮ですが、今後は年賀状によるご挨拶を控えさせていただくことといたしました。
今後とも変わらぬご厚誼を賜れましたら幸いです。
元上司・退職後の上司への年賀状じまい文例4選
元上司や退職後の上司とは、現在の職場で接点がない場合もあります。
年賀状が貴重な交流手段になっていることもあるため、これまでの感謝を丁寧に伝えましょう。
文例9:退職後も交流が続く元上司への文
在職中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
退職後も変わらず年賀状をいただき、心より感謝申し上げます。
誠に勝手ながら、今後は年賀状によるご挨拶を控えさせていただきたく存じます。
これまでのご厚情に深く感謝申し上げますとともに、今後とも変わらぬご厚誼を賜れましたら幸いです。
文例10:長年年賀状だけで交流している元上司への文
長年にわたり年始のご挨拶を交わしていただき、誠にありがとうございました。
毎年いただく温かいお言葉を、ありがたく拝見しておりました。
私事で恐縮ですが、今回をもちまして年賀状によるご挨拶を終了させていただくことといたしました。
これまでのお心遣いに、心より御礼申し上げます。
今後ともお健やかにお過ごしくださいますよう、お祈り申し上げます。
今回送る年賀状を最後にする場合に適した文例です。
文例11:定年退職した元上司への文
在職中は温かいご指導をいただき、誠にありがとうございました。
ご退職後も変わらぬお心遣いを賜り、深く感謝しております。
誠に勝手ながら、今後は年賀状によるご挨拶を控えさせていただきたく存じます。
これまでのご厚情に御礼申し上げますとともに、ますますのご健勝をお祈り申し上げます。
文例12:元上司との交流を今後も続けたい場合
これまで長年にわたり温かい年賀状をいただき、誠にありがとうございました。
私事で恐縮ですが、今後は年賀状によるご挨拶を控えさせていただこうと考えております。
年賀状でのご挨拶は終了いたしますが、これからも折に触れて近況をご報告できれば幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
年賀状以外の方法で交流を続けたい場合に使える文章です。
最後の年賀状・メール・寒中見舞いで伝える文例4選
上司への年賀状じまいは、文章の内容だけでなく、どの方法で伝えるかも大切です。
それぞれの媒体に合った文面を紹介します。
文例13:今回送る最後の年賀状に添える文
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は温かいご指導を賜り、誠にありがとうございました。
私事で恐縮ではございますが、今回をもちまして年賀状によるご挨拶を終了させていただきたく存じます。
これまでのお心遣いに深く感謝申し上げます。
本年も変わらぬご指導のほど、よろしくお願いいたします。
今回の年賀状を最後にし、次回の年始から送付しない場合に使います。
文例14:上司に事前メールで伝える文
件名:年始のご挨拶について
〇〇部長
いつも大変お世話になっております。
日頃より温かいご指導をいただき、誠にありがとうございます。
私事で恐縮ですが、年始のご挨拶方法を見直し、次回の年始より個人的な年賀状の送付を控えさせていただこうと考えております。
これまでのお心遣いに心より感謝申し上げます。
今後とも変わらぬご指導のほど、よろしくお願いいたします。
〇〇
通常の業務メールとは区別し、必要に応じて上司との関係に合った件名を選びましょう。
文例15:元上司に個人的なメールで伝える文
件名:年始のご挨拶について
〇〇様
ご無沙汰しております。〇〇です。
在職中は大変お世話になり、誠にありがとうございました。
退職後も温かい年賀状をいただき、心より感謝しております。
私事で恐縮ですが、今後は年賀状によるご挨拶を控えさせていただきたく存じます。
これからも変わらずお付き合いいただけましたら幸いです。
どうぞお元気でお過ごしください。
〇〇
文例16:寒中見舞いで伝える文
寒中お見舞い申し上げます。
寒さ厳しき折、いかがお過ごしでしょうか。
在職中より長年にわたり温かいお心遣いをいただき、誠にありがとうございます。
私事で恐縮ではございますが、今後は年賀状によるご挨拶を控えさせていただきたく存じます。
これまでのご厚情に心より感謝申し上げます。
時節柄、どうぞご自愛ください。
寒中見舞いは、一般的に松の内が明けてから立春の前までに送ります。松の内の期間には地域差があるため、相手の地域の慣習にも配慮しましょう。
詳しくは寒中見舞いで年賀状じまいを伝える方法と文例をご覧ください。
状況別|上司への年賀状じまい文例4選
上司との関係や年賀状をやめる事情によっては、基本文例を少し調整すると自然です。
理由は必要以上に詳しく書かず、実際の状況に合った表現を選びましょう。
文例17:理由を書かずに伝えたい場合
これまで毎年温かい年賀状をいただき、誠にありがとうございました。
誠に勝手ながら、今後は年賀状によるご挨拶を控えさせていただきたく存じます。
日頃のご厚情に深く感謝申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
年賀状じまいの理由は、必ず説明しなければならないわけではありません。
文例18:挨拶方法の見直しを理由にする場合
日頃よりご指導を賜り、誠にありがとうございます。
私事で恐縮ですが、年始のご挨拶方法を見直し、今後は年賀状によるご挨拶を控えさせていただくことといたしました。
これまでのお心遣いに心より感謝申し上げます。
引き続きご指導のほど、よろしくお願いいたします。
実際に自分の挨拶方法を見直した場合に適しています。
文例19:年賀状作成の負担を減らしたい場合
これまで毎年ご丁寧な年賀状をいただき、誠にありがとうございました。
私事で恐縮ですが、年末年始の私的な挨拶状の作成を見直すことにし、今後は年賀状によるご挨拶を控えさせていただきたく存じます。
これまでの温かいお心遣いに心より感謝申し上げます。
今後とも変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
作成の負担を理由にする場合でも、相手への感謝を中心にまとめると自然です。
文例20:上司が先に年賀状じまいを伝えてきた場合
ご丁寧にお知らせいただき、誠にありがとうございます。
年賀状によるご挨拶終了の件、承知いたしました。
これまでの温かいお心遣いに心より感謝申し上げます。
今後ともご指導のほど、よろしくお願いいたします。
相手から年賀状じまいの通知を受け取った場合の返信文です。
すべての通知に返信が必要というわけではありませんが、個別に連絡を受けた場合は短くお礼を伝える方法があります。
詳しくは年賀状じまいを受け取ったら?返信の必要性とビジネスマナーも参考にしてください。
上司への年賀状じまいはいつ伝える?時期別の考え方
年賀状じまいを伝える時期に、一律の正式な期限はありません。
上司との関係や、どの方法で伝えるかに応じて判断しましょう。
秋から年末前に伝える場合
次回から年賀状を送らないことが決まっている場合は、相手が年賀状の準備を始める前に知らせる方法があります。
ただし、個人間の年賀状じまいでは、企業の一斉通知のように必ず早期案内する必要はありません。
日頃から顔を合わせる直属の上司なら、年末の挨拶など自然な機会に伝えることも考えられます。
年末の挨拶と合わせて伝える場合
年末の挨拶に年賀状じまいの一文を添える方法もあります。
ただし、すでに相手が年賀状を準備している可能性もあります。
送付終了の意思を伝えるだけにとどめ、相手に年賀状の発送中止を強く求めないようにしましょう。
今回の年賀状を最後にする場合
今回送る年賀状を最後にし、翌年以降は送らない方法です。
この場合は、
「今回をもちまして年賀状によるご挨拶を終了させていただきます。」
と書くと、終了するタイミングが明確になります。
年賀状をまだ送っていない段階で「今回をもちまして」と書くと分かりにくい場合があるため、文脈に注意しましょう。
年始を過ぎてから伝える場合
年内に知らせられなかった場合は、メールや寒中見舞いで伝える方法があります。
ただし、寒中見舞いがすべての上司にとって最も丁寧な方法というわけではありません。
普段の連絡方法や相手との関係を踏まえて選びましょう。
上司への年賀状じまいで避けたいNG表現と注意点
年賀状じまいでは、言葉遣いだけでなく、上司への伝え方にも配慮が必要です。
年賀状の習慣を否定しない
避けたい表現
「年賀状は時代遅れなので、もう送りません。」
上司が年賀状を大切にしている場合もあります。
自分が年賀状をやめることと、相手の習慣を否定することは別です。
改善例
「年始のご挨拶方法を見直し、今後は年賀状によるご挨拶を控えさせていただきます。」
命令調や一方的な言い方にしない
避けたい表現
「来年から送らないので、そちらも送らないでください。」
相手の行動まで制限するような表現は避けましょう。
改善例
「今後は年賀状によるご挨拶を控えさせていただきます。これまでのお心遣いに深く感謝申し上げます。」
相手にも送付を控えてほしい場合は、関係に応じて「どうぞお気遣いなさいませんようお願い申し上げます」と添える方法があります。
個人的な事情を詳しく説明しすぎない
年賀状をやめる理由として、家計や家庭の事情などを詳しく説明する必要はありません。
特に上司への挨拶では、理由よりも感謝と今後の関係を丁寧に伝えることが重要です。
事情を説明する場合も、事実に合った簡潔な表現を選びましょう。
会社の方針と個人の判断を混同しない
会社として年賀状を廃止していないのに、個人の判断で「会社方針により廃止します」と伝えることは避けましょう。
個人的な年賀状じまいであれば、
「私事で恐縮ですが」
「個人的な年始のご挨拶方法を見直し」
などの表現が適しています。
連絡手段を一律に決めつけない
LINEやチャットなどが必ず失礼になるわけではありません。
日頃からその方法で私的な連絡を取っている上司であれば、自然な場合もあります。
一方、普段は業務上のメールだけでやり取りしている役職者や元上司には、メールや年賀状など、より丁寧な方法が適していることもあります。
連絡手段そのものよりも、相手との関係に合っているかが重要です。
上司への年賀状じまいに関するよくある質問
Q. 上司への年賀状じまいは失礼ですか?
必ずしも失礼ではありません。
ただし、会社の慣習や上司との関係によって受け止め方が異なるため、これまでの感謝を伝えるなどの配慮が大切です。
Q. 上司には年賀状じまいを必ず通知する必要がありますか?
必ず通知しなければならないという一律のルールはありません。
普段から頻繁に顔を合わせる上司なら、年賀状のやり取りを自然に終了する場合もあります。
長年年賀状を交換してきた元上司などには、一言知らせる方が丁寧なこともあります。
Q. 上司への年賀状じまいはメールでもよいですか?
メールで伝えることが必ず失礼になるわけではありません。
普段の連絡方法や相手との関係に合わせて判断しましょう。
Q. 上司への年賀状じまいに理由は必要ですか?
理由を必ず書く必要はありません。
詳しい事情を説明せず、感謝と年賀状を終了する意思を伝えるだけでも十分な場合があります。
Q. 上司への年賀状じまいで「私事で恐縮ですが」は使えますか?
使えます。
個人的な判断で年賀状を終了する場合に、会社の方針と区別しながら柔らかく伝えられる表現です。
Q. 退職後の元上司にも年賀状じまいを伝えるべきですか?
一律の決まりはありません。
ただし、年賀状だけで長年交流している相手には、突然送付を終了するよりも、感謝と終了の意思を丁寧に伝える方が自然な場合があります。
Q. 上司から年賀状じまいの通知を受け取ったら返信が必要ですか?
必ずしも返信は必要ありません。
個別に丁寧な案内を受け取った場合は、短く受領のお礼を伝えることもできます。
相手が返信不要としている場合は、その意向を尊重しましょう。
Q. 年賀状じまいを伝えた後に上司から年賀状が届いたら?
必ず年賀状で返す必要はありません。
通知が行き違った可能性もあるため、必要に応じてメールなどでお礼を伝えるとよいでしょう。
詳しくは年賀状じまい後に年賀状が届いた場合の対応と文例をご覧ください。
まとめ|上司への年賀状じまいは感謝と今後の関係を大切にする
上司への年賀状じまいは、年賀状をやめること自体が必ずしも失礼になるわけではありません。
重要なのは、相手との関係に合わせて丁寧に伝えることです。
特に、次の5点を意識しましょう。
- 会社の慣習を確認する:個人間の年賀状と会社方針を区別する
- これまでの感謝を伝える:年賀状や日頃の指導へのお礼を述べる
- 終了することを明確にする:今回が最後なのか、次回から送らないのかを伝える
- 相手に合った方法を選ぶ:年賀状・メール・寒中見舞いなどを使い分ける
- 今後の関係を大切にする:年賀状をやめても敬意や感謝は変わらないと伝える
直属の上司には日頃のご指導への感謝を、役職者には礼節を重視した文章を、元上司には長年のお付き合いへの感謝を中心に伝えると自然です。
今回紹介した20文例を参考に、相手との関係に合った表現を選んでください。
